格式ある美空間を満たした、ゲストへの感謝と喜び。由緒ある杜からはじまるふたりのストーリー

Y.T様&H.I様

披露宴会場名

桃林荘

挙式日

2020年11月29日(日)

挙式スタイル

神前式 

招待人数

40名

「明治神宮で執り行われたという神前式は、いかがでしたか?」

緊張はしたのですが実際に「参進」をやってみると、とても感慨深いものがありました。あこがれだった厳かな空間を大切な人たちと歩くのは貴重な経験でしたし、手を取ってくれていた母の横顔を目にすると胸にグッと来るものがあって。みなさんに見守っていただく中で盃を交わすと”いよいよ夫婦になるんだな”と、身が引き締まる思いがしました。巫女さんの舞や和琴の生演奏など、演出も素晴らしかったです。自分たちの大切な挙式ではあったのですがどこか客観的な気持ちもあり、感動しながら一つひとつを拝見していました。
本来は親族のみの参列になるのでしょうが、私たちの場合は人数的にゲストの方にも奉賽殿に入っていただくことができたんですよ。「貴重な体験で、とてもよかった」という声をたくさんいただきました。みなさんと一緒に移動する、一体感も心地よいものでした。控室で私の姿を見た瞬間から、母は泣いていて……。私もつられそうになったのですが、ここで泣いてしまっては進められないと思い必死に冷静さを保ちました。母はこの日、1日中泣いていた記憶があります(笑)。

「感動的な1日だったのですね。どんな結婚式をイメージして、ご準備を進められたのですか?」

白無垢を着たいという希望が一番にあり、自分の嗜好的にも和の雰囲気をイメージしていました。ありがたいことに彼も賛同してくれて。ただ感染症の不安もあり大人数はお呼びできないと思っていたので、家族や親族に感謝を伝えたいというコンセプトがいっそう明確になりました。準備に関してプランナーさんはもちろんですが、司会の方が豊富なご経験を基にたくさんのアドバイスをくださいました。「参進」では母に手を握ってもらうので父や姉にも何かサプライズをしたいとご相談すると、お尋ねした以上のことをお答えくださるのでイメージしやすかったです。
鏡開きでは、お互いの兄姉をサプライズで指名しました。そのタイミングで呼ばれるとは思っていなかったようで、びっくりしていましたね。姉にはさらにお色直し退場時のパートナーとしても指名したので、「サプライズは1回だけだと思っていたのに!」と号泣していました(笑)。お色直し入場ではこちらもサプライズ指名をして、父と一緒に歩きました。照れ屋の父ですがうれしそうな顔を見られたのでよかったです。

「ご家族の絆を感じられる演出が多かったのですね。披露宴会場に選ばれた「桃林荘」はいかがでしたか?」

最初に人数の規模感をお伝えした際にご提案いただいた会場の一つでしたが、他とは違う純日本家屋で。お庭も美しく東京都選定歴史的建造物という背景もうかがい、こんなふうに由緒ある場所で披露宴ができたら素晴らしいなと思いました。当初はばく然とお色直しでドレスを着るつもりだったのですが、せっかくの和室なので色打掛に変更。深緑色の色打掛は、母と姉の強い勧めで選びました(笑)。鏡開きをしたのは和の演出というのもありますが、私たちがお酒好きというのも大きいです(笑)。明治神宮の御神酒をご用意していただけるというので「ぜひ」と、お願いしました。
小規模な会場でしたので、親密な空気感の中で和気あいあいとした披露宴ができました。遠方住まいの私の祖父母が直前に来られなくなってしまったのですが、披露宴中にビデオ通話で話をすることができました。司会の方にご相談した際「せっかくなので会場にいる方々にもお声がけして、みなさんで話しましょう」と、ご提案をくださって。当日は小規模会場ならではのアットホームな雰囲気を、祖父母にも伝えられたと思います。大変喜んでくれ、私の色打掛も「よく似合っている」と褒めてくれました。

「すっきりまとめられた装飾もステキです。ご準備中に悩まれるようなことはありましたか?」

ほぼ悩まず、どれもすぐに決まりました。装花もそうですね。白とグリーンは彼が私によくプレゼントしてくれる花束の色味なんですよ。ウェルカムボードも好評でした。当日スピーチをしてくださった、彼の学生時代の先輩が漫画家をされているんです。その方に、彼が私の実家に挨拶に来てくれた時の写真を基に描いていただきました。
イラストの中には、実家で飼っている2頭のゴールデンレトリバーも。大切な家族なので、イラストですが参加してもらえて大満足です。
悩んだのは、やはりこの時期ならではの対策ですね。アクリル板や受付の透明シート、除菌アイテムなどは会場にご用意があったのですが、私たちのほうで手で持つタイプのフェイスシールドを持ち込みました。こうした状況の中でも来てくださるゲストの不安を、少しでも取り除きたいという思いがあって。みなさん写真撮影時など、積極的に使ってくださりありがたかったです。

「お料理の評判はいかがでしたか? とても美しい器に盛り付けられているようですが?」

披露宴中に全部をいただくことはできませんでしたが、少し口にしただけでもすべて素晴らしかったです。高砂に来てくださるゲストの方々が、みなさん「ご飯がおいしい!」と報告してくださるほどで。多くの方が「完食した!」とおっしゃっていました。
私の姪っ子が2歳、彼の友人のお子さんが6歳なのですが、キッズメニューも充実していました。姪っ子は無言でパクパク食べていたそうです(笑)。彼の友人のお子さんにはもう少し大きな子供向けのコースをご用意してくださったのですが、大人顔負けの立派なメニューで。私たちに「おいしかったよ」と教えてくれました。

「かわいいですね(笑)。当日を振り返られて、改めて思うことはありますか?」

イレギュラーな状況の中で不安もあったので、みなさんに会えた喜びと感謝の思いが一回り大きいものになりました。準備中の不安は、その都度プランナーさんにご相談していましたね。常に親身になって応えてくださったので、大変な中にも安心して進めることができたと思います。どのスタッフさんもとてもプロフェッショナルですべてに行き届いていて、頼りになる方ばかりでした。当日ついてくださった介添さんも何かあるたびスッとフォローしてくださるので、本当にありがたかったです。
挙式後に会場に向かう途中にもうれしいことがありました。移動車としてクラシックカーをご用意いただいたのですが、ナンバープレートが”いい夫婦(1122)”。私たちの婚約日でもあったので、見た瞬間にテンションが上がりました(笑)。

先輩カップル写真

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