パーティの主役は子供たち⁈ 家族の愛情と絆が深まったグリーンウエディング

彰人さん&美咲さん&麻琴ちゃん

披露宴会場名

エヴェリン

挙式日

2019年6月2日(日)

挙式スタイル

教会式(チャペル式) 

招待人数

19名以下

「お嬢様と一緒のファミリーウエディングとうかがいました。さらにお子様ゲストも多かったとか?」

はい。ちょうど娘が1歳の誕生日を迎えるので、結婚式を挙げるならこの日と決めていました。プランナーさんからご提案をいただき、1歳の祝い事である「一升餅セレモニー」や、選んだ道具で将来を占う「選び取り」をやりました。ゲストは親族ばかりだったこともあり、盛り上がりましたね。
また両家の姪っ子がふたりずつ、我が家も含めると5人の女の子が参加していました。子供たちの可愛い姿が見られればみんな喜ぶだろうなと思い、姪っ子たちには大いに活躍してもらいました。乾杯の音頭やウエディングケーキのデコレーション、さらには子供たち自身のお色直しまで! ボーイッシュな格好が似合う娘にはピーターパンの衣装を着せて、他の子供たちにはそれに合うスタイルを事前にお願いしていました。新郎新婦はお色直しナシで、子供たちのお色直しを“お迎え”したので、主役はむしろ子供たちでしたね(笑)。

「結婚式では「こうしたい」というイメージはお持ちだったのですか? また、会場を選んだポイントは?」

もともと結婚式は考えていなかったんですが、娘の誕生日に両家が顔を合わせるなら、この機会に結婚式もと。それに旦那さんがずっと気にしていたのが、母が言った「娘のウエディングドレスが見たい」という言葉でした。その後に母が病に倒れたこともあり、「その願いをかなえてあげたい」と言い続けてくれていて。そんな私たちだったので、どんな相談にも乗ってくれ、いろいろな提案をしてくださるプランナーさんの存在は、とても心強かったです。そうして実現した新郎新婦のプロフィール紹介は、それぞれの両親にお願いしたのですが、私の両親は子供の頃の話をするところから泣いていて……。おかげでアットホームな結婚式になったと思います。
軽井沢は両家や祖母、車椅子を使う母にとってもアクセスがいいので選びました。6月は新緑が美しく、気候もよい時期なので、自然が好きな私たちには最適でしたね。少人数向けの披露宴会場があったことや、フェアで見学に伺った時、どのスタッフさんもていねいに挨拶をしてくださるなど、接客の印象がとてもよかったのも決めた理由です。試食した料理のおいしさも、木々に囲まれたステキなチャペルも、すべてに魅力を感じました。

「挙式はいかがでしたか? 写真を拝見すると、新郎がお嬢様を抱っこされての挙式だったようですね。」

はい。旦那さんと私は交互に抱っこしていて、娘が泣いたらどうしようという不安もありましたが……本番ではまさかの爆睡! 静かなチャペル内に娘のイビキが響き渡り、親族みんなで大笑いでした。私たちもつい笑ってしまって、およそ緊張感とはかけ離れた挙式になりました(笑)。指輪交換では、同じデザインで作った娘用のベビーリングをネックレスに通して、首にかけたのもステキな思い出になりました。
母はこの日に向けてリハビリをがんばってくれていて、出席してもらえただけで胸がいっぱいだったのですが、母と、母の補助をした妹のふたりでべールダウンまでしてくれました。母は喜んでずっと泣いていて、そのことも忘れられません。
また当日は本番の前に、幼なじみが東京から家族で来てくれるというサプライズも。結婚式はほぼ親族のみということで、友人たちにも詳細を伝えていなかったのですが、妹がこっそり連絡をしてくれたそうなんです。それが本当にうれしくて、もしかしたら一番泣いたのはこの時かもと思うくらい泣いてしまいました。

「ご親族のみなさんの愛情が感じられるお式になったのですね。披露宴はいかがでしたか?」

高砂は設けず、ひとつの長テーブルにゲスト全員で座りました。私たちはその真ん中に座り、両サイドの親族たちと談笑できる形に。お酒好きな男性ゲストが多かったので、男性同士でワイワイとおしゃべりをしていたり、娘もゲストに次々と抱っこしてもらうなど、披露宴といっても終始リラックスした時間が過ごせました。おかげで私も、おいしいお料理や、解禁したお酒をゆっくり楽しむことができました。絶品のフォアグラなど、お料理はゲストの評判も上々でしたよ。
先ほどお話ししたように、演出は子供たちを中心にしたものをと考えていたので、娘と、娘より半年早く生まれた姪っ子の、1歳のお祝いをやりました。「一升餅セレモニー」では娘がまったく運べなかった一升餅を姪っ子は余裕で運んでいて、半年間の差を微笑ましく感じたり。私も旦那さんも運動が得意なので、娘が「選び取り」で”スポーツ選手”を意味するボールを取ったときは盛り上がりました。姪っ子は”富豪”を意味する小判を取ったので、そこでも「おお~!」と歓声が上がって(笑)。

「和気あいあいとしたご親族方のお顔が目に浮かぶようです! そうすると、ご準備も大変だったのでしょうか?」

私は育休明けで、仕事も育児もあったので、時間的な意味でいえばそうですね。子供たちへのプチギフトにするキャンディブーケを作ったり、席札のデザインにもこだわったり……。でも会場の装飾などは、「私にまかせてください!」とプランナーさんが言ってくださり、実際、頼りっぱなしでした。軽井沢は自宅から少し離れているため、実際にお会いしたのは3回の打ち合わせと当日だけでしたが、メールでなんでも相談できたので助かりました。
一番悩んだのは、やはり費用に関してでしょうか。でもお料理や装花、ドレスなど、こだわりたい部分に関しては、しっかりランクを上げることにしました(笑)。特に、カワイイ系やエレガント系のドレスが苦手な私にとって、ナチュラルな雰囲気のエンパイアラインで、柔らかな白色のドレスは、心から気に入った1着。緑に囲まれた軽井沢の雰囲気に合わせて、髪には白とグリーンのナチュラルな色合いの花を飾り、自分がイメージしていた通りの装いがかないました。

「ゲストのみなさんの感想はいかがでしたか? 両家の絆も深まったのではないでしょうか?」

宿泊込みの結婚式にしたので、ゲストのみなさんもくつろいで、楽しんでくださいました。義両親は自営業をしていて、旅行をする機会もめったにないと聞いていたので、この結婚式を旅行としてプレゼントしたいなという思いもありました。披露宴が夕方にお開きになった後は、男性陣は館内にお酒を飲みに行き、女性陣と子供たちはスイートルームに集まって、夜遅くまでおしゃべりをして。子供たちはベッドの上で、飾り付けで使った「Happy Birthday」の風船を使って遊んだりと、親族同士も仲良くなれたと思います。ホテル自体も落ち着いた雰囲気でステキでした。お部屋は広々としていて設備も整っているし、大浴場もとてもきれいでした。すべてが充実しているので、ゲストに臆することなく宿泊していただけたと満足しています。
当初は考えてもいなかった結婚式でしたが、今ではこちらの会場で結婚式を挙げられて本当によかったです。とても楽しかったですし、家族同士がきちんとご挨拶できたことで、ひとつの大きな区切りがつけられたと、ホッとした気持ちでいっぱいです。

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