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最初に「ホテル イースト21東京」さんを訪れてまず驚いたのが、スケールの大きさです。会場もラウンジも華やかで、立派な印象でしたね。さらにスタッフのみなさんがとてもやさしくて、常に私たちの意向を汲もうとしてくれたのがうれしかったです。
なかでも一番印象的だったのは、お料理のおいしさですね。打ち合わせに行くたびに中国料理のレストランで食事をしていたのですが、どれを食べてもおいしくて。そこから披露宴のお料理も中国料理でお願いすることにしました。
挙式は夫がお寺の跡取りであるので、そちらで仏前式を行うことが前提でした。私も結婚式に対するこだわりがあまりなくお寺のしきたりなどもあると思い、基本的には夫の実家にお任せする方向でイメージもわかないまま結婚式の準備をスタートさせました。仏前式だと、挙式に友人は呼べないのかな? とも考えていましたが、そんなことは全くなくて。「好きにしていいから」と義母には言ってもらえたので、そこから少しずつイメージを固めていきましたね。
ゲストの方に「来てよかったな」と思ってもらえる、おもてなしに重点を置いた演出をしたいと考えました。プランナーさんに相談をして提案してもらったのが、アクアフロー。グラスに液体を注ぐとカラフルな蛍光色になって発光するという演出です。ケーキの横にシャンパンタワーのような形で配置してもらいました。さらに、ゲストに楽しんでもらうためプロフィール動画やパーティの途中で流すVTRなども用意しました。
私が一番やりたかったのは、友人や家族へのメッセージムービーです。手紙は涙で朗読できなくなってしまうと思ったので、その代案ですね。ゲストみなさんの写真を使って、感謝の気持ちを動画にまとめました。夫が一番こだわったのは、BGMです。彼は男性アイドルが大好きなので(笑)ほぼすべてその曲で固めたいとプランナーさんに相談し、CDを50枚くらい買い揃えていましたね。男性ゲストは気づかなかったようですが、女性ゲストは当日みんな驚いていました。力を入れただけあり、彼はずっとご機嫌でした(笑)。
もともと和のテイストが好きで結婚式をするなら和装でとずっと思っていたので、仏前式で念願がかなってうれしかったです。当日の着物をお借りするため両家の母もいっしょに、彼も含めた4人で試着に行きました。
新郎は黒の紋付羽織袴が一般的かと思うのですが、夫の場合は若草色の袈裟(僧侶が身につける衣装)を着ることになっていて。そこで私が白無垢を着ると花嫁の存在感が薄れてしまうと思い、色打掛を希望しました。素敵だなと思ったものが2着あり、母たちも彼も薄緑のほうをすすめてくれたのですが、裏地がピンク色なのが私にはかわいすぎるように思えて。私の好みで、彼の袈裟と同じくらい鮮やかな赤色を選びました。衣裳担当の方が「ご本人の着たいものが一番ですよ」と、応援してくれたのもうれしかったです(笑)。赤色は京都の四季を表現した柄だったので、京都好きな私にとってさらに気に入るものとなりました。
衣装室の方が本当によい方で、大変お世話になりました。お色直しのドレスも少し変わったテイストを探していて、見つけたのがピンクがかったグレーのドレスです。パッと見はカッコいいけれど、よく見ると胸元にビジューがあり上品なところも気に入りました。ところがその1ヶ月後に小物選びのため再度試着したところ、ホックが閉まらなくなっていて(苦笑)。結婚準備のため急に仕事を辞めたので、気が緩んだのかなと思います。そのとき衣装担当の方に「これじゃ、ダメです」と、歩き方などダイエットのための具体的なアドバイスをもらいました。そこからは、ジム通いと食事制限の毎日です。
そのおかげで、挙式1ヶ月前にまた試着をしたところ、ドレスが入りました。さらに「あとはどこが気になりますか?」と聞いたところ、「背中ですね」と。遠慮なく意見を言ってくれるので、こちらもやる気になりましたね。残りの1ヶ月でジムとエステに通い、当日を完璧な状態で迎えることができました。準備期間の思い出といえば、ダイエットに尽きますね(笑)。しっかりと指導してくれて、写真も綺麗に残せたので感謝しています。
仏前式はすべてがはじめてのことばかりだったので、新鮮でした。とはいえお経を読んでくれた方など顔見知りの方ばかりでしたので、安心感がありましたね。ゲストも挙式はピンと背筋が伸びたようでしたが、披露宴のほうはリラックスして楽しんでもらえたようです。
義母が花文字を習っているのですが、ウエルカムスペースには義母の先生が私たちの名前で作ってくれた花文字の作品を飾りました。縁起のよいものだそうで、お心遣いを大変ありがたく感じました。
あとは、ふたりともサッカー好きでJリーグの同チームファンなので、いつも観戦で着ているユニフォームも飾りました。そのこだわりをとくに込めたのが、ウエディングケーキです。インターネットでサッカー風のケーキを探しパティシエさんに見せたところ、気軽に大丈夫ですよと言ってくれて。「上に人形を置きますか?」と提案してもらえたので、好きなチームのユニフォームを着た男女をお願いすると「いいですよ」と。それぞれの好きな選手の背番号まで入れていただき、入刀するのがもったいないほどの素敵なケーキに仕上げてもらいました。
中国料理は見た目も華やかなものが多いですよね。北京ダックなど、みなさんおいしかった! と言ってくれました。祝い松鶴の飾り盛りの前菜は、ゲストのみなさんこぞって写真を撮っていましたよ。私たちは忙しくあまり食べられなかったので、うらやましかったです(笑)。お料理のおいしさはもちろん動画など演出も盛りだくさんだったので、「楽しかった!」とゲストにはとても喜んでもらえました。色打掛やドレスの評判も上々で、「私も自分の結婚式にはこのドレスが着たい」と言う友人もいました。
最初はどこまで自由にできるのか分からず探りながらスタートした結婚式でしたが、結果的には私たちにとっても想像以上に楽しいものとなりました。スタッフのみなさんがさすがプロという感じで頼りがいがあったので、安心してお任せできたことにも感謝しています。