クリスマスケーキだけじゃない！　クリスマスにふたりで食べたい、世界の伝統菓子

2021/12/05 更新

クリスマスの定番スイーツといえば、クリスマスケーキやブッシュドノエル、シュトーレン。でも今年のクリスマスは、いつもと違ったケーキやスイーツはいかが？　世界各国の特色あふれる、クリスマス伝統のお菓子をご紹介。

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ヘクセンハウス（ドイツ）

ヘクセンハウスは、欧米でクリスマスの風物詩ともいわれる「お菓子の家」のこと。直訳すると「魔女の家」という意味で、童話「ヘンゼルとグレーテル」の魔女の家を指す言葉だったのだそう。ジンジャーブレッドハウスとも呼ばれます。
固めのジンジャーブレッドや、レープクーヘン（蜂蜜やスパイス、オレンジ・レモンの皮やナッツ類を用いたケーキの一種）を用いて、家の形に仕上げられています。
最近では、おうちで気軽につくることのできるキットも市販されているので、ふたりでお菓子づくりからチャレンジしてみるのも楽しそう！

ヒルトン東京のジンジャーブレッドハウス

『スパイスたっぷりクリスマス焼き菓子』
会場：「ショコラブティック東京」（ヒルトン東京1F）
販売期間：2021年11月12日（金）～2021年12月25日（土）
営業時間：11:30am – 5:00pmの6部制
ご予約：https://tokyo.hiltonjapan.co.jp/plans/restaurants/takeout/christmas-item

クグロフ（フランス）

マリー・アントワネットも愛したといわれるお菓子、クグロフ。フランスのアルザス地方の伝統菓子で、クリスマスをはじめ結婚式など特別な日に食べる、めでたいお菓子。特徴は、王冠のようなその形。クグロフ型と呼ばれる専用の陶器型もあり、一家に一台はあるのだそう。
アーモンドや洋酒に漬け込んだレーズンなどが入った焼き菓子で、食べる前に粉砂糖を振りかけます。アルザス地方産の白ワインによく合うと言われているので、ぜひ用意してマリアージュを楽しんで！

DEMEL（デメル）の2021年冬季限定「林檎のクルミのクグロフ」

商品特長：風味豊かなキャラメルとシナモンの生地に林檎とクルミを加えて焼き上げたクグロフ。爽やかな林檎と香ばしいクルミの食感が楽しめる期間限定の焼き菓子。
※店舗により取扱いのない商品があります
※限定商品の為、在庫がなくなり次第販売を終了
URL：https://www.demel.co.jp/

ミンスパイ（イギリス）

イギリスでクリスマスのお菓子として親しまれている、ミンスパイ。直径数センチほどの小さなパイで、ドライフルーツやナッツがふんだんに混ぜ込まれています。
イギリスには、クリスマスから十二夜（公現節）までの間に12個のパイを食べると、新しい年に幸運が訪れるという言い伝えがあるのだそう。この時期に食卓を飾るのが、ミンスパイ。ホットワインや紅茶と一緒に味わって！

タリーズコーヒーの「スターダストミンスパイ」

タリーズコーヒーとハリー・ポッター魔法ワールド『 Magical Coffee Time 』コラボレーションフードとして、2021年11月26日（金）よりミンスパイも発売。イギリス発祥のミンスパイをアレンジし、シナモン、リンゴ、レーズン、オレンジピール、クランベリーなどが入ったフィリングをパイ生地にのせたミンスパイです。
URL：https://www.tullys.co.jp/

ポルボロン（スペイン）

クリスマスをはじめ、年末年始や結婚式などお祝いごとに食べられる、スペイン・アンダルシア地方の伝統菓子。小麦粉、砂糖やアーモンドプードルでできた生地を焼き上げた、クッキーのような見た目のお菓子です。「ポルボロン」とは、「ホロホロと崩れる粉」という意味なのだそう。口の中に入れるとホロホロとほどける、独特の口どけが魅力です。
口の中でなくなる前に「ポルボロン、ポルボロン、ポルボロン」と3回唱えることができたら、幸せが訪れるという言い伝えも！　ふたりでチャレンジしてみては？

フェムテックブランド「MOON TREATS」の「バニラとストロベリーのポルボロン」

今回発売される「Christmas Sweets BOX」は、ポルボロンを含んだ６個のスイーツの詰め合わせ。アーモンドミルクなどを作る際に廃棄されてしまう「ナッツのおから」を使用し、美味しくてヘルシー、それでいてフードロスにも貢献できるのだそう。
商品名：Christmas Sweets BOX
販売期間：2021年11月29日（月）～2021年12月25日（土）
販売サイト：https://moontreats.jp/products/christmas-box
販売価格：3,300円（税込・送料込）※ポスト便でのお届けとなります。

パネトーネ（イタリア）

パネトーネは、イタリア・ミラノで生まれたクリスマス菓子。パンドーロ（「黄金のパン」の意味を持つ、ヴェローナで生まれたお菓子）とともに、クリスマスの時期に楽しまれます。クリスマス前の4週間（待降節）には、各家庭でパネトーネを焼き、親族や友人に配るという習慣も。
ラム酒に漬け込んだレーズンや、オレンジピール、プラムなどのドライフルーツが練りこまれており、日を重ねるごとに味わいが変化。イタリアでは毎日少しずつカットしながら食べる習慣があり、味の変化も楽しめるのだそう！

ブーランジェリー「シニフィアンシニフィエ」の「唯一無二のパネトーネ 2021」

イタリアの伝統的な製法に、シェフ志賀の独自の考えをプラスしたこだわりの製法で種継ぎから仕込み、焼成まで5日間をかけ、一つ一つ丁寧に焼き上げられたパネトーネ。
唯一無二のパネトーネ 2021
出荷期間：2021年12月11日（火）～2021年12月24日まで　※在庫がなくなり次第終了
お取扱い：オンラインショップのみ
Signifiant Signifie シニフィアンシニフィエ　オンラインショップ：
https://signifiantsignifie.com/

エーブレスキーバ（デンマーク）

まるでたこ焼きのようなまん丸な生地に、ベリージャムや粉砂糖をかけて食べる、デンマークの伝統菓子。1600年代から食べられているという歴史のあるお菓子で、デンマークではクリスマスに家族でエーブレスキーバを片手に、だんらんのひと時を過ごすのだそう。エーブレスキーバと一緒に楽しまれるのが、「gloegg（グルッグ）」というレーズンやナッツが入ったスパイス入りのホットワイン。クリスマスの夜、ホットワインで温まりながら、ふたりでゆったりと味わってみては。

ヴァノーチュカ（チェコ）

チェコのクリスマスに欠かせないのが、ヴァノーチュカという、大きな甘いパン。生地が編み込まれた、見た目も美しいパンです。24日のクリスマスイヴはオブジェとして楽しみ、翌日の25日に食べるのが一般的なのだそう。編み込む生地のそれぞれに、大地、太陽、水、空気、理性、希望、感性、愛、知恵といった意味があり、それらを丁寧に織り込んで形づくられています。レーズンがふんだんに使われた大きなパン。満足度も抜群です！

マイナビウエディング編集部

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