今すぐ行きたくなる！　ハワイ通に聞く「カップルが楽しめるオススメ＆穴場スポット」

ハワイのコロナ対応はどういう風に進んでいる？

――ハワイでの挙式やパーティ、旅行手配までトータルプロデュースしている「ワタベウエディング」さんは、スタッフが現地に常駐。社員の方も、カップルが楽しめるオススメスポットや、穴場情報にも詳しいとお聞きしました！

石橋さん（以下、石橋）：そうですね、元々リゾートや海外が好きな社員が集まっているのですが、ハワイはやっぱり行けば行くほど魅力的だなと感じます。僕もハワイに行くときは、コンドミニアムを借りて食材を買い込んで、自由に過ごすことが多いんですよ。

――そういうお話を聞くと、 “今すぐ行きたい”気持ちになってしまうのですが（笑）、気になるのが現地の状況です。この取材時点（2022年2月上旬）での、ハワイの対コロナの空気感というか、そういった点はいかがですか？

石橋：もちろん油断できない状況はハワイも同じですから、マスクをしたり、衛生的なことに気をつけたりというのは日本と同じです。ただ、ハワイではワクチン接種を2回受けた人が7割を超えていて、飲食店に入るには「ワクチン接種証明書（※）」の提示が必要になっているので、そういった対応はしっかりしていると思いますし、この状況下でも経済を回していこうという姿勢を感じますね。

※ハワイ州観光局公式ポータルサイト「allhawaii（オールハワイ）」
https://www.allhawaii.jp/htjnews/4870/

パラセイリングはやっぱり人気！　カップル向けの上質ディナーなら……

――しっかり対策している点は安心ですね。では早速、カップルで楽しめるオススメのスポットを教えてください♪

石橋：ハワイはご家族連れでも友人同士でも楽しいのはもちろん、カップルで過ごすのにもいい魅力的なスポットがいっぱいあります。ダイヤモンドヘッドを挟んでホノルルと反対側にある「ラニカイビーチ」で白砂と静かな海を眺めながら過ごすのもいいですし、壮大な山並みや草原が広がる「クアロア・ランチ」で、アクティビティを楽しむのもいいですよね。

▲ラニカイビーチ

▲クアロア・ランチ

あとは「ヒルトンワイキキ ｂｙ ハワイアン・パラセイル」もオススメです。アラモアナセンターからすぐの「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ」から、海の上に向けて出発するパラセイリングなのですが、ワイキキ沿岸とダイヤモンドヘッドの景色をふたりで空から眺めるのは、きっとステキな思い出になりますよ。

▲パラセイリング

――楽しそう！ 昼間はしっかり遊んで、その後はカップルならではの少し上質なディナーにもトライしたいのですが、石橋さんイチ押しのレストランはどこでしょう？

石橋：1962年創業の老舗フレンチレストランで、ハリウッドセレブもお忍びで通う「ミッシェルズ・アット・ザ・コロニーサーフ」です。レストラン予約サイトOpenTableの「2017年米国で最もロマンティックなレストラン100」にハワイで唯一選出されていて、2020年にはハワイの「2020 Hale ‘Aina Award」にて、モストロマンティックレストラン部門のゴールドを受賞しています。ふたりのアニバーサリーにはピッタリなレストランではないでしょうか。

▲ミッシェルズ・アット・ザ・コロニーサーフ外観

▲ミッシェルズ・アット・ザ・コロニーサーフ店内

実はこのレストラン、2020年より弊社の運営となっているので手前味噌になってしまうのですが……とはいえ数々の栄誉・歴史はそのままに、今も“ワイキキで最も絵になるレストラン”といわれていることを知っていただければ、本当にすばらしいレストランということは分かっていただけるのでは。価格設定は少しお高めなのですが、カイマナビーチのサンセットを眺めながらのディナーは絶品ですし、日が暮れてからの、テーブルにキャンドルがゆらめく雰囲気はまさにカップルにオススメです。
たまに、ビーチにハワイモンクアザラシがやってきて、目の前にいたりするらしいですよ（笑）。もちろん野生なので触ったりはできませんが、とってもカワイイらしくて。ちょっと見てみたいですよね。

――サプライズでアザラシが見られたお客さんは、きっと一生忘れられませんね！　そのほか、例えばフラッと立ち寄れるバーなどで石橋さんのお気に入りは？

石橋：「ワイキキ ビジネス プラザ」のバー「スカイ・ワイキキ」です。19階にある広い屋上にスタイリッシュなソファが並んでいて、まさに外国の映画に出てくるルーフトップバー。ハワイの街の夜景を眺めながらゆっくりとお酒を飲めるので、カップルにぜひオススメしたいですね。ややカジュアルめのバーなので初めての方でも安心ですし、明朗会計なのもうれしいポイントです。

ハワイで火鍋？ ハワイ通が教える穴場情報

――次はぜひ、穴場情報のほうをお聞きしたいのですが……！

石橋：穴場情報は、もう完全に僕のシュミで食べ物関連ばかりになります（笑）。
ご存じの方も多いと思うのですが、ハワイって東洋系の移民の方も多く、その分中華料理や韓国料理も多いんですね。僕がハワイで必ず行くのが、台湾火鍋専門店の「Sweet Home Café Waikiki」。面白いのは、好きなスープを選んでお肉も選んだあとは、好きな具材を冷蔵庫にズラッと並んだ中から自分で選ぶんですよ。毎回違う組み合わせになりますが、どれもおいしい！ デザートも変わっていて、ブラックタピオカや青い杏仁豆腐、プリンやアイスなどカラフルな素材がごちゃ混ぜになって出てくるんですが、これもまた美味しくて……またすぐにでも食べに行きたいぐらいです。

▲Sweet Home Café Waikikiの火鍋

▲Sweet Home Café Waikikiのデザート

――ハワイで火鍋とは意外！ 洋食メインのハワイで、こういうお店はありがたいですね。

石橋：そうなんですよ、旅行の半ばで必ず１回挟みたくなります（笑）。あとは「ユッチャン コリアン レストラン」もオススメ。スープがみぞれ状に凍った韓国冷麺で有名なのですが、プルコギや他の料理も、思わず唸ってしまうほどおいしい。やっぱり日本とハワイという土地の違いのせいか、ハワイで食べる火鍋や韓国料理は日本のものと味が違っているので、これもハワイだけで食べられる味だと思いますね。

▲ユッチャン コリアン レストランの料理

ラフに楽しみたいハワイの魅力。まだまだ知らないハワイがいっぱい！

――カップルでお土産を買ったりするのも旅の楽しみですが、石橋さんたちは普段どういうところで買うのですか？

石橋：僕は結構、スーパーマーケットの「TARGET」で買うことが多いですね。元々は、現地でのムービーやフォト撮影などに使う小物を買っていたのですが、見映えのする雑貨が多くて、ちょっとしたお土産にピッタリなんです。また、同じようなディスカウントスーパーの「ROSS」は、洋服や靴、バッグがオススメ。オシャレで使えるものが安く売っているので、Tシャツなどはお土産にいいですし、少ない荷物でハワイに行って、自分たち用に現地の気温に合わせて「ROSS」で買い足すのもいいかもしれません。

――最後に、石橋さんが個人的に思い入れのある場所もぜひ教えていただけますか？

石橋：忘れられないのが、ホノルルのカカアコにある「ハイウェイ イン」です。1947年創業の、レストランというより現地の工場の労働者向けの食堂なんですね。一般的なメニューもあるんですが、オススメはタロイモのスープや、豚肉を葉っぱで包んで蒸したものなどのハワイの伝統料理。意外と伝統料理ってなかなか食べる機会がないので、すごく印象に残っています。

▲ハイウェイ インの外観

▲ハイウェイ インの伝統料理


食事だけをとっても、老舗のフレンチから穴場の中国・韓国料理、欧米風のバー、ハワイの伝統料理までと、幅広いのがハワイ。何度行っても飽きないその魅力を、ぜひカップルで来て、体感してください。

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