覚えておきたい、義両親との上手な付き合い方のコツとは？

これだけは押さえておきたい！　基本的な接し方

パートナーの親とうまく付き合うために大切なのは、まず一般的な礼儀やマナーを踏まえ、丁寧に接すること。さらに、結婚の挨拶のときはもちろん、結婚生活を送る中で、以下のようなポイントに注意しましょう。

パートナーの話はポジティブに

義理の親との会話の中で注意したいのが、パートナーを下げるような発言をしないこと。特に、結婚から間もないころはふたりの関係が良好かどうか心配になる方もいます。そのため、相手の親がパートナーの欠点について触れてきても、ポジティブに答えるように心がけるのがオススメです。

自分の実家と比較する言動は避けよう

結婚の挨拶をするときやパートナーの実家にお邪魔するときなど、自分の家族について話をする機会も多いですよね。家族の習慣や考え方などは家庭によって異なるため、自分の実家のやり方を押し付けたり、比較したりするような言動は避けるようにしましょう。

【関係性別】義理の親との付き合い方とは？

結婚後は、相手の実家でのイベントに参加することも増えてきますし、子どもが生まれるとさらに義理の親との関係性は変わってくると思います。
ここでは、付き合い方のコツを関係性別にご紹介します。

結婚が決まったとき

はじめは緊張して、うまく相手の優しさに甘えることができなかったり、余裕を持って笑顔で接することができなかったりすることもあるのではないでしょうか。

もちろん、最低限の礼儀は守らなくてはいけませんが、マナーにとらわれすぎてしまうと堅苦しく不自然な接し方になってしまい、よそよそしい印象を与えてしまう可能性も。丁寧な姿勢を心がけながらも気さくに接することで、相手と打ち解けやすくなります。

どのような態度や振る舞いが相手にとって心地いいのかは人によって異なります。そのため、挨拶に行く前に、相手の人柄や実家のルールなどをあらかじめパートナーに聞いておくのもひとつの方法ですよ。

結婚したあと

結婚してから心がけたいのは、適度な距離感。ある程度義理の親とのコミュニケーションに慣れてきていても、どうしても気疲れはするものですよね。

だからと言って距離を置きすぎてしまうと関係性も遠のいてしまい、付き合いもうまくいかなくなってしまいます。そうならないために、できる限り相手の実家の行事やイベントには顔を出すようにしましょう。遠い場所に住んでいて参加が難しい場合などは、メールや電話など何かしらの方法で定期的にコミュニケーションをとるようにするのがオススメです。

反対に距離が近すぎると、干渉されやすくなったりお互いに踏み込みすぎてトラブルの原因になったりすることもあります。自分の個人的な話やパートナーとの間のことはほどほどに話すようにしたり、家に行くときは事前に連絡を入れるようにしたりするなど、お互いに心地よい距離感を保つようにするのがオススメです。

子どもが生まれたとき

子どもが生まれると、パートナーの実家へ顔を出す機会も増えるかもしれませんし、相手の親との距離感も変わっていきます。

相手の親から子どもへ贈り物をもらったり面倒を見てもらったりしたときには、きちんと自分から感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。

また、子育てでよくある悩みとして、義理の親から自分の教育方針とは違うアドバイスを受けたり干渉されたりすることで相手に苦手意識を持ってしまうことも挙げられます。自分で解決しにくい場合には、パートナーを介して伝えてもらうことなども検討しましょう。

程よいコミュニケーションで上手なお付き合いを

結婚してから長く付き合うことになる義理の親。結婚して間もないころは、気を遣ってしまって打ち解けるのに時間がかかるかもしれませんが、上手にお付き合いができると頼りになる相談相手になってもらえることも多くあります。

ただし、仲の良い関係を築くに越したことはありませんが、距離を縮めるために頑張りすぎてしまうと自分が疲れてしまい、かえってうまく接することができなくなってしまうこともあります。相手の性格や考え方を尊重しながら、程よい距離感を保っていくことが、お互いにとって心地よいお付き合いができるコツと言えるでしょう。

パートナーはもちろん、義理の親ともうまく付き合いながら、これからの結婚生活を幸せに過ごしていけるといいですね。