パートナーの意外な一面を発見⁉ ふたりで"暮らすように旅をする"ロングステイのすすめ
2025/08/22 更新
旅先でパートナーの意外な一面を見て、改めてドキッ♡とした、なんてことありますよね。旅は非日常。だからこそ見える本質があるものです。ロングステイは非日常感に日常をプラスする、ユニークな体験。新婚生活をイメージしながら楽しみましょう。
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そもそも「ロングステイ」とは?
「ロングステイ」とは日本でつくられた造語で、「暮らすように旅をする」という旅のスタイルのこと。基本的には観光ビザで許容されている滞在期間中に、その土地ならではの暮らし体験をするのが目的です。多くの国では3か月(90日)から半年程度の期間ですが、近年では「ロングステイビザ」や「ノマドビザ」といった、1年から10年など長めの滞在ができるビザを発行している国もあります。
今回ご紹介するのは気軽に1~2週間の滞在で楽しむプチロングステイ。国やエリアによってお楽しみポイントも異なります。
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やっぱりハワイ! 広いラナイで朝ごはん
ラナイでごはんはいかにもローカルっぽい! ファーマーズマーケットでのお買い物も思うまま
ハワイのいいところは、ラナイ(ベランダ)がついている物件が多いこと。テーブルセットが設置してあることも多く、朝ごはんはラナイで、なんてお楽しみがあります。
キチネット。コンロの有無は物件によるが、コーヒーメーカー、電子レンジはあることがほとんど。コンロがあればフライパンや鍋も備え付けてある
ワイキキマーケットやABCマートでも冷凍食品が売られているので、お皿に移せばいい感じ!
BBQ施設があるコンドミニアムなら、ぜひアメリカンなお肉パーティを! スーパーで大きな肉を買う、はふつうの旅行ではできないアクティビティ
また、レジデンツ棟を擁するリッツ・カールトンなどの高級リゾートならキッチンも広々。大きなオーブンや冷蔵庫、ディッシュウォッシャー、洗濯機と乾燥機まで室内にあり、まさに自宅のような過ごし方ができるのがうれしいポイントです。
スイートルームタイプでフルキッチンもついているリッツ・カールトンの室内。洗濯用の洗剤も室内にセットしてあり、すぐにでも暮らし始められそう
ハワイのいいところは、ハワイ産の質のいい食材がたくさんあること。ファーマーズマーケットでフルーツや野菜を買って、切って盛りつけるだけでももうハワイ!
スーパーマーケットの「フードランド」もハワイ発の企業なので、ハワイ産の食材を多く扱っているので、ぜひ立ち寄ってみましょう。
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多民族文化に触れるマレーシア
クアラルンプールの都心部でもかなり広めの物件。1ベッドルームながらもちろんフルキッチンで、電子レンジやオーブン、冷蔵庫も大きい。あこがれの生活
東南アジアのビジネスハブのひとつでもあるため、「サービスアパートメント」と呼ばれるお掃除サービスなどがついたコンドミニアムが多く、ホテルのように1泊からでも利用が可能。短期のロングステイにも向いています。
1ベッドルームタイプでも広い物件もあり、また、必ずスイミングプールがついているのもマレーシアのコンドミニアムの特徴です。
都会の中にあっても緑が多いクアラルンプール。プールがないコンドミニアムはない! とすらいわれているので、のんびりとした時間を過ごせる
マレー系、中華系、インド系、アラブ系の4大民族が言語を含めそれぞれの文化を保ちつつ仲良く暮らしています。互いに話す言語はマレー語が基本のはずですが、特に若い人はマレーシア人同士でも英語で会話しているのもよく見かけます。
スパイスを多用する料理が多いマレーシア。買い物するところからスタートする料理教室もあるので、先生にいろいろ聞いておけば“生活”がぐんと楽に
なにこれ、でかっ⁉ 巨大なジャックフルーツなど、見たことのないフルーツや魚がいっぱい。ちょっとした冒険気分で楽しもう
クアラルンプールの夜景。かつて英国の植民地であったこと、多民族国家で多数の言語が行き交う国であることもあり、英語を話す人がとても多いので、英語の勉強にもなる
一方、中華系の住民が多く独特な食文化のあるペナン島はのんびりした雰囲気で、歴史地区のジョージタウンは世界遺産にも認定されています。
どちらの街も活気があり、ネット環境もいいせいかデジタルノマドの人の姿もちらほら。欧米に比べると滞在費を抑えることができるのもまた、マレーシアの大きな魅力です。

映えスポットが多いジョージタウン。ペナンは観光地のイメージだが、おしゃれなカフェなどが多く、住みやすい街でもある
時差を利用してオーストラリアで充実ノマド体験
港湾都市・シドニーはオーストラリアきっての大都会。トラムが縦横無尽にはりめぐらされ、フェリーなどの交通機関もあり便利。中華街もありアジア系住民が多い
このようなライフスタイルを「デジタルノマド(※「ノマド」とは「遊牧民」という意味です)」といい、パンデミックを機に実践する人が世界的に増えています。
広大な大陸なため、オーストラリアには3つのタイムゾーンがあります。日本から直行便もあり人気の高いシドニーやゴールドコースト、ケアンズやメルボルンでは+1時間(10月から4月のサマータイムには+2時間)。
オーストラリアのほうが1時間(2時間)進んでいて、たとえばオーストラリアで朝7時に起きても日本はまだ6時。つまり朝のんびり起きても始業までたっぷり時間があるのです。
シドニーのマーケットシティでは新鮮な野菜や果物が量り売りで買える。アジアンなような欧米なような、豊富な食材はさすが多文化国家!
早起きしてお気に入りのお店までコーヒーを買いに行く人も多く、どの町にもたくさんのコーヒーショップがあります。
注文を受けてから1人前ずつ挽くというコーヒーショップSensory Lab(メルボルン)。オージーはコーヒーへのこだわりが強い人が多いそうな
毎朝同じショップに買いに行くことで、店員さんやご近所さんと顔見知りになったりして、ローカル感を得られそうです。
クイーンズランド州、サウスウェールズ州にはコーストラインに沿って風光明媚な町が点在。ホテルもいろいろなタイプがあるので、キッチン付きを探してみよう
ゴールドコーストはリタイアした人たちがのんびり過ごす街としても人気があるため、別荘用のコンドミニアムも充実しています。
シンプルな海辺のモーテル。家族向けで、キチネットというにはかなり設備のいいキッチンがついていた。オーストラリアは左側通行なので運転もしやすい
いかがでしたか? 暮らすように旅をするのがロングステイ。
知らない土地、新しいものに囲まれての生活体験は、これから一緒に暮らす相手と一緒ならお互いのライフスタイルやこだわりポイントがちょっと見えてきて将来の参考になるのではないでしょうか。
趣味や興味を追求するもよし、ひたすら異国での日常生活を送ってみるもよし。思い思いのスタイルで楽しみましょう。
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