プロポーズは人間だけじゃない! 動物たちの面白求愛行動7選
2025/04/08 更新
この記事は2015年にKekoon powered by マイナビウエディング にて配信されたものです
「僕と結婚してください!」
と言って指輪を差し出すのが、人間にとって一番ポピュラーな求愛行動。
しかし、求愛行動は人間だけのものではありません。地球上ではさまざまな動物たちが、子孫を残し繁栄するために、あの手この手で今日も求愛しています。
本人にしてみれば大真面目にやっているけれど、外から見たらちょっと笑っちゃう、興味深い求愛行動を7つ集めてみました。
と言って指輪を差し出すのが、人間にとって一番ポピュラーな求愛行動。
しかし、求愛行動は人間だけのものではありません。地球上ではさまざまな動物たちが、子孫を残し繁栄するために、あの手この手で今日も求愛しています。
本人にしてみれば大真面目にやっているけれど、外から見たらちょっと笑っちゃう、興味深い求愛行動を7つ集めてみました。
オナガセアオマイコドリ

上記の動画が求愛行動の一部なのですが、二羽のオスが深緑のメスに向かって交互にジャンプしています。
メスの「え? なに?」という空気を無視して、オスは交互に飛び続けます。メスを取り合っているようにしか見えないのですが、実はこのオスたち、協力関係にあります。
というのも、このオスたちは“師弟関係”にあるのです。師匠のプロポーズを成功させるために、弟子がダンスに付き合ってあげているんです。パワハラか。
弟子入りできるまでは8年ほどかかり、そこから師匠になるまでには10年もかかるそう。師匠となる人を見つけて求愛行動についていき、ダンスの技を盗む......という浅草演芸のような師弟関係です。
弟子である鳥は、師匠にレベルアップするまでずっとダンスを練習するそうです。健気でかわいすぎる......。
ダンスはいろいろな種類があります。観覧車のようにグルグル回るものや、交互にジャンプするシーソーなどなど...気になったかたはぜひYouTubeなどでチェックしてみてください。
孔雀

飾り羽は個体によってさまざまな模様があり、人間でいうと「指紋」みたいな感じ。
オスは、自分がどれだけ良い羽を持っているのかアピールするのですが、オスの羽がそこまで発達した理由には“寄生虫に冒されていないきれいな羽を持っています"というアピールや”羽がきれいな方がモテる"という遺伝子の結果......などの諸説があり、いずれも昔から研究はされていますが、まだ結論はでていないそうです。
また、メスが何を基準にオスを選んでいるのかということも、未だに改名されていません。「羽についている目玉模様の数じゃない?」 という説もあります。
さらに最近では、“模様じゃなくて、鳴き声じゃないか”という元も子もない意見がでてきたらしく、皆でパニックになっている孔雀業界だそうです。
コウロコフウチョウ

熱帯雨林は薄暗く、真っ黒い体ではなかなか目立ちません。そこで、木の間から射し込む太陽の光に羽を当てることで、反射して目立つことができるのです。羽の内側は光に当てると紫のように見えるので、遠くからでも目立つことができます。
動 画は参考なので確認できませんが、「あ、あそこにオスがいるな」と気づいたメスが近づくと、「やー! やー!」とうるさく鳴き、アピールをするそうです。まず、メスに見つけてもらうのに手間がかかってしまうところもかわいい。確かに、熱帯雨林などに生息し ている鳥たちは、無駄に派手な色が多いイメージですもんね。
そのなかで真っ黒を貫き通すコウロコフウチョウですが、特異な環境の中で工夫を重ねて求愛行動をしていて、とても健気。「女がいない職場で出会いがないよ~。誰か紹介して~」と言ってくるかったるい男性に見習ってほしいです。
アカミミガメ

この記事を書くにあたって、調べていて偶然見つけてしまったのですが、あまりにも、あまりにも……かわいいです。
オスがメスの前に立ちはだかって手をむーっと伸ばし、メスの顔をビンタします。メスが「え?」という反応をしてもお構いなし。ぱちぱちとビンタを繰り返します。完全にDV。でも見た目はかわいい。両手をぬるっとのばしたかと思うと、スローな亀からは想像できないほど高速で手をブルブル。これが、亀にとっては求愛行動なんだとか。
メスはこれでいいの? という疑問だけが残りますが、とりあえずかわいい。やられたい。この求愛行動は“ボビング”と呼ばれて、イグアナなどにも見られるそうです。これを見たいがために、カメを飼いたくなりました。
ちなみに、このアピールをして、メスが動きを止めたらOKということらしいです。そしてメスは、精子を数年に渡って保存することが可能なので、交尾をした来年、再来年と数回に分けて子供が産めるのだとか。す、すごい......。
クロゴケグモ

人間に換算して、オスが60kgだとしたらメスは1,800kg以上になるそうです。いろいろと大変そう。
冷 徹すぎるメスは、いきなりオスからアピールがあるとムカついて殺しちゃうそうです。なので、オスはびくびくしながらもメスの足に触れては離す、触れては離 すという童貞のような行動を繰り返します。その中でメスが何もアクションを起こさなければ、隙をみて交尾へと移ります。
また、このクロゴケグモは交尾のあとメスがオスを食べるというのでちょっと有名ですが、実は食べることはほぼないそうです。そうだよね。かわいいメスがそんなことするはずないですよね。
しかし、交尾の際に挿入した蝕肢はメスに持ってかれちゃいます。クロゴケグモが英語名で、"ブラック・ウィドウ(黒い未亡人)"という最高に厨二っぽいネーミングがつけられているのも、これで納得できました。
また、このクモは強い毒を持っており、生息している地方ではリビングテーブルの下に縄張りを作ったりととても迷惑がられていましたが、最近はクモの毒で、癌やアルツハイマーなどの特効薬を作る研究も進んでいるそうです。
ラッコ

ただのやばいヤツにしか見えませんが、これは交尾の際に体制を維持するためのものなのです。しかし、噛みすぎたあまり傷が治らなく、ご飯が食べられなくなってしまうメスもいるそうです。ほどほどにしてあげてくれ......。
こんな怖い一面を見たら、どんなにほのぼのしていてもかわいいとは思えなくなりそうですけど、求愛をしたあとにOKされたら、即交尾をするわけではなく、一緒に並んで波に揺られるらしいです。なにそれ!? どんだけロマンチックなの!?
鼻を噛むという暴力的な行動がチャラになるくらいの微笑ましさです。
また、ラッコは泳ぎが苦手であまり潜れないので、海の魚を食べられないそうです。鼻を噛まれているときにガツガツ潜っていたのは、火事場の馬鹿力だったんですね......。
カメレオン

このダンスこそが、メスへのアピール。ダンスの内容に特に決まりはないので、完全にフリースタイルで踊り狂います! ピンクのかわいい色は、メスの気を引くために変色しているのだとか。いろいろな努力が垣間見れますね。
YouTubeでは、カメレオンのさまざまな求愛ダンスが見られるのですが、やはりそれぞれ全く違う動きをするので見ていて面白いです。また、カメレオンと言えば、周りのものに合わせて色を変えるというイメージですが、実は大して合わせていないそう。捕食されないために、周りのものに合わせる傾向はありますが、だいたいがそのときどきの気分なんだとか。
喧嘩をする前は派手な色だったのに、負けた途端に真っ青になったり......そのときの気分でコロコロと色を変えるそうです。か、かわいい...!
まとめ
7種類の動物たちの求愛行動を見ていただきましたが、昆虫や鳥や動物......それぞれいろいろなかたちがあるんですね。驚くものばかりでしたが、ちょっとだけ私たちも参考になるようなものがありましたよね! ...あ...りました...よね...?深夜3時ごろに動物の求愛行動を検索していると、ハイテンションになってくるので仕事で疲れたときはおすすめです。まだまだ、面白い動画があると思うので、ぜひチェックしてみてください!
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