結婚報告のとき、親や友人に「マッチングアプリで出会った」と言いづらい――正直に伝える? マイルドに伝える? ウソをつく場合の現実的な注意点
2025/12/26 更新
こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。
筆者はLINE公式サービスにて計1万件以上のチャット恋愛相談を受けており、知人のネットワークで対面の相談を受けることも多いため、性別・年齢問わずさまざまな方々から相談を受けています。
そんな筆者の体感ですが、5~10年前はカップルの出会いのきっかけがマッチングアプリだったというケースは少数派だったものの、ここ5年ほどで右肩上がりに増えており、現在はマッチングアプリでの出会いが圧倒的多数派となっています。
その中で、ここ数年とくに増えてる相談の一つが、結婚することになったけれど、出会いがマッチングアプリだと親や周囲に言いづらいというものです。
実際、筆者の体感として、20代・30代からの恋愛・結婚相談の場合、出会いのきっかけがマッチングアプリというケースはすでに多数派です。相談ベースでは、6~7割ほどを占めており、珍しいどころか“王道”になりつつあります。
それでもなお、「言いづらさ」を感じてしまう人が多いのは、なぜなのでしょうか。
筆者はLINE公式サービスにて計1万件以上のチャット恋愛相談を受けており、知人のネットワークで対面の相談を受けることも多いため、性別・年齢問わずさまざまな方々から相談を受けています。
そんな筆者の体感ですが、5~10年前はカップルの出会いのきっかけがマッチングアプリだったというケースは少数派だったものの、ここ5年ほどで右肩上がりに増えており、現在はマッチングアプリでの出会いが圧倒的多数派となっています。
その中で、ここ数年とくに増えてる相談の一つが、結婚することになったけれど、出会いがマッチングアプリだと親や周囲に言いづらいというものです。
実際、筆者の体感として、20代・30代からの恋愛・結婚相談の場合、出会いのきっかけがマッチングアプリというケースはすでに多数派です。相談ベースでは、6~7割ほどを占めており、珍しいどころか“王道”になりつつあります。
それでもなお、「言いづらさ」を感じてしまう人が多いのは、なぜなのでしょうか。
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「マッチングアプリ=不安」という価値観は、誰のもの?
例えば両親や親世代の親戚だと、出会いはマッチングアプリだと伝えると怪訝な顔をされてしまったり、同世代の友人でも、結婚するのが早く、マッチングアプリが流行る前に恋愛から遠ざかっている人は、アプリに警戒心を持っていたりなどあるということです。
そのためマッチングアプリで出会った恋人と結婚することになった場合、“親や友人にどのように報告すればいいか?”と悩んでいるカップルも少なくないでしょう。
ただ、ここで重要なのは、それが「否定」ではなく「不安」から来ていることが多い、という点です。
つまり多くの場合、言いづらさの正体は「後ろめたさ」ではなく、「余計な心配をかけたくない気持ち」なのです。
基本的には、王道な出会い方の一つであるので、「出会いはマッチングアプリです」と臆することなく堂々と伝えればいいと思います。しかし、まだ一定数からは心配や懸念を抱かれたりするかもしれませんので、ここからはうまい報告の方法について解説していきましょう。
正直に伝えるなら「伝え方」が9割
・婚活用アプリ
・結婚相談所に近いアプリ
といった言い換えだけでも、受け取る印象は大きく変わります。
もし、相手から「マッチングアプリとは違うの?」と聞かれたら、実際にどれくらいの人が使っているのかという客観的なデータを添えるのも有効です。
例えば、国内最大級の『ペアーズ』は「累計登録数2500万突破」「ペアーズで交際・結婚した人、延べ90万人以上」と公表しています。報告したときに『ペアーズ』などの大手の公式サイトのデータを見せてあげると、プラスαの安心材料になり、「よくわからないもの」から「多くの人が使っているもの」として、認識を変えてくれます。
そして、こういった情報は本人から直接伝えるのではなく、兄弟・姉妹に協力してもらったり、信頼できる親友に協力してもらったりすると受け入れてもらいやすくなる傾向があります。
例えば、親御さんに報告する際に同席してもらった兄弟・姉妹から、「今はみんなマッチングアプリ使ってるよ。ほら、この『ペアーズ』ってところは『累計登録数2500万突破』って書いてあるでしょ。たくさんの人が使ってるってこと。逆に婚活してる人でアプリ使ってない人のほうが珍しいぐらいだよ」なんて援護射撃的にフォローしてもらうと、親御さんも心配しなくなるかもしれません。
どうしても言いたくない場合、ウソは「最小限」に
「どうしてもマッチングアプリという言葉を出したくない」「関係性を荒立てたくない」という事情もある場合もあるでしょう。
その場合、完全な作り話ではなく、事実を置き換える程度に留めるのが現実的です。
「実は学生時代から友達繋がりで知り合ってて、でもその頃はほとんど喋ったことなかったんだ。それで、ずっと何年も連絡は取ってなかったんだけど、でも去年たまたまインスタで繋がって、そこから連絡取り合ってご飯行くようになったのがきっかけだよ」
こう伝えれば、最初に出会ったのは大昔のため当時の記憶はうろ覚えということにできますし、昔の共通の友達はもう連絡が取れないということにすれば、バレにくいのではないでしょうか。
また、気の置けない友人が協力してくれて、その後も口裏を合わせてくれるのであれば、次のように伝えるのもアリでしょう。
「○○(友人の名前)が共通の知り合いだったんだよね。○○に『恋人ほしい~!』って言ってたら、彼(彼女)も同じように○○に言ってたみたいで、それで引き合わせてくれたんだ」
重要なのは、「設定を盛りすぎない」「長期的に整合性が取れる内容にする」こと。
いずれにしてもトークの風呂敷は広げすぎず、ウソはできるだけ最小限にしておくのがポイントかもしれません。
「言いづらい」と感じるあなたは、誠実です
出会い方そのものよりも、
・誰と
・どんな関係を築いて
・どんな未来を選んだのか
のほうが、結婚において重要なのではないでしょうか。
無理に正解を選ぼうとしなくても構いません。パートナーと周囲の関係性にとって、一番おだやかで誠実な伝え方を選べばいいのです。
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