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くふう婚 3月のくふう婚賞

「くふう婚」に寄せられたアイデアの中から、ステキな結婚式事例をピックアップ。
今回は、家族中心の結婚式をおこなった、chako_wed_1123さんの事例をご紹介します。

花嫁の家族への思いと、そしてその思いから生まれたおもてなしやアイデアに、胸があたたかくなりました。ぜひご覧ください!

くふう婚 特設ページ

挙式のなかで実施された、「ブーケセレモニー」。
「ダーズンローズ」とも呼ばれる、ヨーロッパで始まったブーケ・ブートニアが由来の演出です。男性が女性に結婚を申し込むときに、野に咲く花を摘みそれを束ねて愛する人にプロポーズし、女性は「YES」の代わりにその中から1輪男性の胸元に挿した......という、古くから続くセレモニーですが、お母さまもご参加された演出アレンジがステキ!

ブーケセレモニー

新郎入場。
私たちは、ブーケセレモニーをしました。

参列者にブーケのお花を少しずつ持ってもらい、新郎が入場する際にお花をみんなから受け取っていきます。
最後は、夫のお母さんが花束を束ねてくれて、夫がリボンを結びました。
↑この親子の演出も素敵😊

私も見たかったです😊
私はこの間、父とドアの向こうで、ドキドキ待機。

二人で前に立った後、新郎から新婦へ、ブーケが渡されました。

夫がひざまずいて、
「結婚してください!!」
とブーケを差し出し、大声で言ってくれました♡♡
私「よろしくお願いします!!」
と受け取り、ブーケに入っている、ブートニアを胸ポケットに差しました。

シンプルに嬉しかったです♡笑

こちらも挙式中のセレモニー、「サンドセレモニー」。
セレモニー中にご両親にも出てきてもらい、参加してもらったのだそう。アットホームな場の雰囲気が伝わってきます!

サンドセレモニーでは、私たちが砂を入れる前に、両家の両親に前に出てきてもらって、砂を一色選んでもらう、という演出をしました。
両親が、結婚生活で大切にしてることを知りたくて!!
青→会話 赤→笑い 白→ご飯 灰→忍耐 ベージュ→感謝
です。

そして!結果は...

新郎父→白 ご飯
新郎母→赤 笑い
新婦父→灰 忍耐
新婦母→ベージュ 感謝

みんな、「おぉー!」と盛り上がりました
私の父、忍耐をドバーッとひっくり返すように入れた。笑
挙式後それについて恐る恐る聞いたら、父「感謝のつもりで間違えて入れた!!!」とのこと😂なんやねん
また、事前に母は「結婚生活は自己犠牲と忍耐。私、忍耐入れるから〜」とばかり言ってたのに感謝入れたから、ちょっとウルっときた。なんやかんや、優しい私のお母さん。
私「お母さんも間違えた?」
母「お母さんはちゃんと色覚えて感謝入れたよ」
なんやねん...♡

そういうハプニングも楽しかったし、挙式後もサンドセレモニーのことで盛り上がりました。笑

私たちが選んだ色と、色の意味は...
私 ベージュ→感謝
夫 赤→笑い
でした♡!

私たちはとにかく二人で大笑いします😂
二人で住んだら、ずっと笑かし合おうね〜ていうてます。
それから、人生の先輩方から、「感謝を忘れたらあかんよ〜私はしてないから反面教師やと思って」とお言葉をいただいて
ありがとうって意識しないと、あまり言えないかも!(書きながら、言えてないことに気づき焦っている。)

参列者から好評なサンドセレモニーでした〜

花嫁さんの弟さんへの思いが伝わってくる、こちらのエピソード。
お子さまゲストにお願いすることも多いリングボーイですが、大切な人にお願いするからこそ、より一層深い意味を持つセレモニーになるかもしれませんね。

指輪交換

リングボーイは、わたしの弟に。
中2なので、嫌がるかなあと思ったら、快諾してくれました。

私が中2のときに生まれた弟は、私の人生を大きく変えました。
弟がいたから、看護師になり、赤ちゃんの成長をケアする新生児集中治療室(NICU)の配属となりました。
弟の成長を見守りたいと思ったのが、地元に残る理由の一つとなりました。

一緒にいろんなところへ行って、弟の運動会にも毎年参加しました
生まれた時の私と、同じ歳になった弟は、とっても優しい子に育ちました😊

弟が、花嫁の人生を表すと言われる、バージンロードを歩いてくる姿に14年間そばで見守れてよかったなあという気持ちが込み上げて、リハも本番も涙😂
翌日も思い出して涙😂(ホテルのモーニングでガチ泣き)
書きながらうるうるです 笑笑
リングボーイ、やってもらってよかった...

自分の人生を肯定できた一つの思い出になりました!

そして当日参列してもらう家族への思いと、気配りについて。
妹さんのことをよく知っているからこそ、そして妹さんへの愛があるからこそ、細かなところまで準備や気づかいができたのではないのかと思いました! 具体的な対応策だけでなく、ゲスト一人ひとりへの気配りやおもてなしの姿勢は、真似したいポイントです。

妹はパニック障害を持っており、家では普通に生活しているんですが、外へ出ると、パニック発作が起きます。
大学は通信へ変更して自宅で勉強! 自宅では家庭菜園をやったりリングフィットしていたりと、活動的😂
結婚式の準備もとても助けてもらいました。

結婚式をするにあたり、ネックは妹でした。
「お姉ちゃんの結婚式に参列したいけど、発作が出るかもしれないから怖いよ。」とぽつり。

私たちの結婚式ではあるけど、結婚式は家族のためでもある。
でも無理やり来させるのも違うし。
うーむ、参列したいという希望があるのだから、どうにかして妹の不安をなるべく取り除いて、尚且つ楽しく参列させてあげれないものか...(看護師モードで考える。)
目標:妹がパニック発作をなるべく起こさず、楽しく参列できる!

計画のポイントは、
①起こった時の対応
②起こりにくい環境作り
の2点で考えました。
・場馴れのための事前の式場見学
・スタッフさんに周知
・休憩スペースの確保

ここらへんは式場に協力してもらわなければできないので、頼れる100人馬力のプランナーさんにメールで相談。
いつもメールするとすぐに返信が返ってきて、いろんな提案をしてくれる。
信頼しているこそ、なんでも相談しよう、というスタンスでした。

こちらから、妹の現状、私たちがどういう対応をおこなう予定か。なにを式場に求めているか。を相談すると、その日中に返事が。

妹と両親と四人で菊水楼の式場の見学に行かせてもらえたり、休憩スペースの提供など、本当に心強かったです...!!!

当日は、家族がなるべくフォローに入りましたが、発作が起こることなく、妹はワインを飲みご飯を全部食べて「楽しかったー!!」と。挙式では涙を流してくれました。
本当に嬉しかった。私たちも嬉しいし、家族も喜んでくれました。

今回の件は、家族だから対応できた事例かもしれないですが、誰かのヒントになれば私も家族も嬉しいです^ ^

家族との結婚式にオススメしたいアイデアがこちら。
場も盛り上がり、新郎新婦のことを家族がより知ることのできるきっかけになりそうです!

披露宴で、これだけイベントを入れました

家族全員に質問していき、新郎新婦のこと、お互いの家族のことを知っていこう!というコーナー(ちょっと無茶振りだけど、みんなしっかりと答えてくれた笑)

私の姉と私は、社会人2年目から2年間、一緒に住んでいました。
夫「chakoさんと生活する上で、僕に何かアドバイスありますか?」
という質問に対して
姉「牛乳を出しっぱなしにするので気をつけてください」
と暴露されました😭
みんな笑ってくれてよかった😭
夫も悪い顔で笑ってる 笑

そのほか、
両家母→新郎新婦の行動で一番びっくりしたことは?
新郎父→新郎の成長したなあと思ったことは?
新郎祖母→新郎との昔の思い出を教えてください
新婦弟→お姉ちゃんの好きなところは?
...などなど、聞いていきました。

お互いの家のことを知れる、プロフィールブックはやっぱ作ったらよかったなあ〜!!(もう多分無理だった笑)

家族と過ごすからこその親密で朗らかな雰囲気が、とても魅力的に感じられる結婚式事例でした。
結婚式という特別な日に、改めて家族一人ひとりへの思いを大切にしながら、会話や一緒に過ごす時間を楽しむのは、この上ない幸せなのではないでしょうか?

マイナビウエディングでは、感染症対策に取り組みながら安心・安全な結婚式を行うためのアイデアを募集するコンテストを行い、たくさんのアイデアが集まりました。
ぜひ先輩カップルのステキなアイデアをご覧ください!

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