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神社挙式×ホテルスイートルームでかなえた少人数のノーブルウエディング

当初、2020年6月に結婚式を挙げる予定だったsaya_wd0611さんご夫婦。2度の延期を経て1年後に親族のみをお招きした明治神宮での挙式と、ウェスティンホテル東京での披露宴パーティが実現。こだわりの花嫁衣装に身を包み、洗練された少人数の結婚式をかなえられました。

目次
  1. あこがれていた東京国立博物館での前撮り撮影
  2. 明治神宮での神前式は白無垢×綿帽子で
  3. 披露宴パーティが始まるまでホテルロビーで記念撮影
  4. インペリアルスイートでの披露宴パーティ
  5. 披露宴パーティの始まりはシャンパンで乾杯♪
  6. ひとつのテーブルで食事を囲み両家の絆が結ばれた時間

あこがれていた東京国立博物館での前撮り撮影



日本最古の博物館と言われている東京国立博物館で行われた前撮り撮影。館内の壁やライトなど細部にまでクラシックな重厚感を感じることができる空間と、新婦がフルオーダーで仕立てたウエディングドレスの相性はぴったり。特にステンドグラスや大階段でのシーンは新婦のお気に入りカットなのだとか。『もともとは夜の撮影を予定していましたが、日程変更で朝の撮影に。ステンドグラスから入る陽がとても美しくて、大満足の撮影ができました』と新婦。

明治神宮での神前式は白無垢×綿帽子で




晴天に恵まれた結婚式当日。挙式は明治神宮での神前式とあって、花嫁も白無垢に新日本髪を結い綿帽子という古式ゆかしい花嫁姿で登場。敷地内を三進の儀で進む姿は圧巻。『挙式は親族のみで行う予定でしたが、友人たちが駆け付けてくれて写真をたくさん撮ってくれて。とても緊張していましたが、友達の顔が見えた瞬間心が落ち着いたので、来てもらえて本当によかったです』と新婦。奉賽殿では、報鼓、修祓、祝詞奏上、神酒拝載、誓盃の儀が厳かに執り行われた。

披露宴パーティが始まるまでホテルロビーで記念撮影


明治神宮での神前式を無事終えた後は、ウエディングドレスにチェンジしウェスティンホテル東京へ移動。披露宴パーティが始まるまでの間は、ロビーにて記念撮影タイム。『ウェスティンホテル東京の雰囲気と、結婚式のために仕立てたウエディングドレスの雰囲気がぴったりで。あこがれのホールでの撮影ができて感動でした』と新婦。ツーショットやソロショットの記念撮影はもちろん、お母さまや駆けつけてくれた友人たちとの撮影も楽しまれたおふたり。白×グリーンでリクエストしたブーケも新婦のお気に入り。

インペリアルスイートでの披露宴パーティ



親族だけを招いた披露宴パーティが行われたのは、ウェスティンホテル東京のインペリアルスイート。ウェルカムスペースは部屋にあるカウンターを利用して、前撮りの写真を中心にコーディネート。キャンドルや新郎からバースデーに贈られたというガラスの靴、ウェスティンホテルオリジナルの薔薇「WestinRose」を飾り、まるで自宅にお招きしたようなあたたかみのあるおもてなしに。ゲストは親族12人と子どもゲスト3人だったことから、高砂は置かずゲスト全員が一堂に会することができる流しテーブルスタイル。子どもゲストが飽きても居場所があるように、ソファーやベビーベットを配置した。会場装花はインペリアルスイートに合うようにリクエスト。食事を楽しむのにぴったりの白とグリーンのでアレンジされた、上品で洗練された雰囲気に。

披露宴パーティの始まりはシャンパンで乾杯♪



披露宴パーティの乾杯には、家族のお祝い事としてPERRIEJOUEのBELLEEPOQUE(ペリエジュエのベルエポック)を準備していた新郎新婦。『直前に、彼の会社からお祝いでKRUG(クリュグ)を頂いたので、当日はそちらを乾杯のシャンパンで出して頂きました。食事の中間で赤ワインのOVERTURE(オーバーチュア)を出していただき、ゲストにはすばらしい食事と合ったお酒もたっぷりと楽しんでもらうことができました。』と新婦。パーティ中盤には、鮮やかなベリーがあしらわれたウエディングケーキが登場し、ケーキカットとファーストバイトを取り入れメリハリのあるプログラムに。

ひとつのテーブルで食事を囲み両家の絆が結ばれた時間




おいしい料理とお酒を囲み終始ゲストの会話が弾んだ披露宴パーティ。『ひとつのテーブルを全員で囲めたことで、両家の家族団らんの時間を過ごすことができました。通常、花嫁はパーティ中は食事が楽しめないことが多いと聞きますが、私は最初から最後までしっかりいただくことができました。初めは緊張していましたが、全員としっかりお話できたのも少人数パーティだからできたことだと思います』と話す新婦。式の最後には、新婦から親への手紙は読み上げず手渡しし、感謝の言葉とともにお開きに。両家の距離がぐっと近づいた笑顔あふれる一日となった。

文:白石 亜矢子(az-sync.) 写真:bozphoto & styles