
ブルー×オレンジのテーマカラーで秋にちょうどいいカラフルウエディング
日ごろからやオシャレやファッションが大好きというw.yuayaさんご夫婦。結婚式では、そのセンスを存分に活かしたDIYや演出など真似したいアイデアが満載。ブルー×オレンジのテーマカラーで秋のウエディングにしっくりくるカラフルさを表現し、おふたりらしさがたっぷり詰まった結婚式をかなえられました。
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結婚する喜びを改めて実感ファーストミート
結婚式当日、お仕度を終えた新郎新婦はチャペルで待ち合わせをしてファーストミート。新郎に伝えたい気持ちがたくさんあったものの、直接は恥ずかしいかもと、ファーストミート前にサプライズのOpen when Letters(オープン ウェン レターズ)※を準備した新婦。「ファーストミート前は、これまでの思い出がこみ上げて泣きそうになりましたが、彼と顔を見合わせた瞬間、彼のほうが泣いていました。そして、苦手な手紙を3通も書いてくれて、この人と結婚して本当によかった~としみじみ感じた瞬間でもありました」。
新婦から新郎へ贈ったOpen when Letters(オープン ウェン レターズ)は、『結婚式当日』『愛おしいと思ったとき』『私の機嫌が悪いとき』『パパママになったとき』『結婚式から1年たったとき』の手紙5通を書いた。
※Open when Letters(オープン ウェン レターズ)とは……
さまざまな気持ちやシーンに合わせて手紙を書き、もらった相手が手紙に設定された"そのとき"になったら読むというもの。
バージンロードは大好きなお母さまと一緒に
挙式はお気に入りのチャペルでお母さまとバージンロードを歩いた新婦。「入場前にベールダウンをしてもらい、そのまま母に手を引いてもらいながらバージンロードを一緒に歩いてもらいました。色んなことが思い出されて、母への感謝の気持ちでいっぱいになった瞬間でした」。挙式スタイルは人前式で執り行われ、自分たちの言葉で大切なゲストたちに結婚を誓った。
結婚証明書は、受付でゲスト全員に書いてもらったイラスト入りネームをボードに、最後に新郎新婦それぞれが名前を書いて完成。「ゲスト全員に承認してもらえる人前式は、私たちらしい誓いの場となりました」。
ブルー×オレンジのテーマカラーを活かした演出たち
結婚式準備の早い段階から、テーマカラーをブルー×オレンジに決めていたおふたり。手作りのウエルカムアイテムにもカラーを効かせたアイテムで式全体のトーンを統一。前撮りした写真を活用しながら、人とは被らないDIYでゲストたちを楽しませた。また、バルーンリリースや、ウェディングケーキなど結婚式のシンボリックなシーンにもブルー×オレンジの要素を取り入れた。
「バルーンリリースは挙式後ゲスト全員でできる演出で、特にお子さまゲストにも喜んでもらえたのがよかったです。結婚式の少し前に亡くなったこともあり、私のバルーンには祖母あてにメッセージを書いて空に放ちました」。
披露宴パーティはオレンジのカラードレスでスタート
披露宴パーティでは装い新たにお気に入りのオレンジカラーのドレスに身を包んだ新婦。「オーダーメイドで作ったドレスで、ウエストには黒をつけて引き締め効果とブーケも黒いベロアのリボンを合わせてもらいました。カチューシャのキラキラとダウンヘアもお気に入りです」。
足元はCHARLFS&KEITHのゴールドのサンダルとグリーンのフットネイルでまとめた見事なコーディネート。新郎の蝶ネクタイもオレンジ×ペイズリー柄で、おふたりのカラーリンクも完璧。
会場を秋色のカラフルな装花とフルーツでコーディネート
披露宴パーティ会場には、秋の季節にもピッタリなカラフルな装花でアレンジ。「高砂のこだわりは、ソファーではなく木の椅子がよくて準備してもらったものです。装花は胡蝶蘭とストレリチアを入れてもらって、カラフルに全体をコーディネートしてもらいました」。
フルーツもテーブルまわりにセットしたことで、写真映えはもちろん爽やかな香りが広がる空間に。ゲストテーブルも華やかに食事や会話をそっと彩る装花をセットし、細部にいたるまでオシャレ上手なおふたりらしいおもてなしに。
オレンジからホワイトカラーへお色直し。前髪カットの劇的チェンジも
披露宴パーティ中のお色直しは、お花とスリットが印象的なAlexandra Grecco(アレクサンドラ・グレッコ)のホワイトドレスにチェンジ。お色直しのお仕度中に前髪をカットした劇的イメージチェンジもオシャレな新婦ならではの演出。「人とはちょっと違ったヘアメイクがよくて。オン眉も私の好きなスタイルです」。
アクセサリーは大ぶりチェリーのピアスとカラーを合わせたリップが印象的。ヘアアレンジはお団子スタイル×チュールターバンで、新婦らしさいっぱいの装いに。「サードミートは控え室のカーテンからじゃーん!な感じで彼にお披露目しました」。
文:白石 亜矢子(az-sync.) 写真:Photo Studio Vision 中村直基