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品格のホテルメイドに自分らしさを重ねた、オリジナルなウエディング

老舗ホテルならではのホスピタリティと皇居の緑に抱かれるような立地が魅力のパレスホテル東京で、結婚式を挙げた新郎新婦。「この会場だから出来るものを」というこだわりの世界観を新婦が貫きつつ、新郎の「ゲストを楽しませたい」というもうひとつのこだわりもかなえたふたり。家族への目配りで意識したエピソードもお聞きしつつ、ふたりで一緒にウエディングの準備を進めた様子をご紹介します。

目次
  1. 品格ある皇居外周の緑と石垣が背景に! 好アクセスも決め手の会場
  2. シンプルで上質なウエディングドレスに、タキシードもオーダーメイド
  3. 祖父が喜んでくれた生演奏。演出はこだわりを詰め込んで
  4. 披露宴ではリラックスムードあふれるゲームなどで大盛り上がり
  5. お色直しのドレスはプロからのレコメンド。ブライダルリングも同じテイストで
  6. 美しさと便利さをどちらも取り込んで、理想のウエディングへ
  7. PHOTO GALLERY
  8. COUPLE’s Data

品格ある皇居外周の緑と石垣が背景に! 好アクセスも決め手の会場

10ヶ所ほど候補を見て回った中で、パレスホテル東京に決めた理由は2つ。「もともと大好きなアパレルのブランドディレクターさんがここで式をされているのをインスタで見て、気になっていたんです。足を運んでみると、会場の『葵西』のピクチャーウィンドウいっぱいに広がる皇居の自然がとてもキレイで。“緑”をたっぷり取り入れた披露宴にしたかったので、ここに決めました」(新婦)。同じくらい大切にしていた条件は、東京駅から好アクセスということ。「私も夫も地方出身なので、祖父母をはじめ高齢の親族を招く際に、新幹線で東京駅に着いてすぐという立地は必須でした」(同)。

シンプルで上質なウエディングドレスに、タキシードもオーダーメイド

ウエディングドレスは、キュッとタイトな上半身に装飾は胸元のV字カットのみ、対してスカート部分はチュールがふんわりと広がる「VERA WANG」のホワイトドレス。究極にシンプルで洗練されているからこそ、新婦の素の美しさが際立つデザイン。「シンプルだけれど華があるもの、可愛い系よりもキレイ系なものがいいなと思っていたので、とてもお気に入りです」と新婦。一方の新郎もフルオーダーしたブラックタキシード。身体にほどよくフィットした美しいシルエットに、装飾は一輪のカラーの花のみという潔さ。「会場だけでなく衣装も含めて意識したのは、質がよくてシンプルな“本物”だけを取り入れるということ。色味もホワイトとグリーンをベースに、あとはゴールドくらいでまとめたいという点はこだわりました」(新婦)。妥協せずに世界観をしっかりとまとめることで、よりクラス感のある印象に。

祖父が喜んでくれた生演奏。演出はこだわりを詰め込んで

挙式と披露宴でこだわったのは、生演奏でお気に入りの曲を流すこと。「音楽好きな家族で、私も子どもの頃からピアノを習っていたので、これは絶対でした」(新婦)。ウッドベースとピアノをメインに思い出の曲を生演奏してもらったところ、ゲストからも大好評。特に、結婚式の後に亡くなられたおじいさまが、とても喜んでいらしたのが思い出深いそう。「祖父が大好きな曲を流せたので、そういう意味でも実現できてうれしかったです。ゲストからもウエディングでの生演奏は珍しいと好評でしたし、自分たちも生の音色でロマンティックな気分に浸ることが出来ました」(同)。

披露宴ではリラックスムードあふれるゲームなどで大盛り上がり

新婦が会場の世界観を作り上げる一方、新郎の希望もしっかりと盛り込んだ披露宴。「僕のいちばんのこだわりというと、『来てもらった人全員に楽しんでもらえたらええよね』というところで、そこは意識しました。久々に会う人も多かったので、結婚式やけど雰囲気としては“飲み会”という感じにしたくて」(新郎)。生演奏には、新郎の大好きな映画の曲もピックアップ。余興ではスクリーンに映したゲームにゲストも参加して盛り上がった。さらに新婦の前職が航空会社のため、“お祝いの機内アナウンス”でメッセージをお願いするなど、とにかく楽しませたい! という新郎の想いがあちこちに。「来た方には『楽しかった』『ふたりらしかったね』と今も言われるので、思い切って盛り込んでよかった。大満足です」(同)。

お色直しのドレスはプロからのレコメンド。ブライダルリングも同じテイストで

「実は1年半ほど悩んで、探し回っていました」(新婦)というお色直しのドレス。選んだのは、美しいレースが全面に施され、上質な仕立てがメゾン級の存在感を放つ「Oscar de la Renta(オスカー デ ラ レンタ)」のホワイトドレスだ。「たまたま『ザ トリート ドレッシング』で探していたときに、担当さんが『きっとお好きだと思います』と持ってきてくださって。好みのド真ん中だったので、そこで即決しました」(新婦)。ブライダルリングは「カルティエ」で、これも同じテイストで統一。「ギラギラしていたり可愛すぎたりするものは自分の中で『違うな』と感じるので、シンプルなものを。結婚指輪はあえてダイヤが1つも付いてないものを選びました」(新婦)。会場だけでなく、ドレスやリングまでテイストを徹底的に揃えることで、品格のウエディングが実現!

美しさと便利さをどちらも取り込んで、理想のウエディングへ

披露宴のテーブルは、迎賓館の晩餐会などで見られるスタイルの長テーブルをあえて縦に連ねたレイアウト。「普通は難しいと言われたのですが、ここは強めにお願いしました!笑」(新婦)。結果的に、テーブルが区切られていない分、あちこちでゲストの会話が弾んだそう。装花もテーマカラーのホワイトとグリーンに絞り、小さなキャンドルを置いてリュクスな雰囲気に。「プランナーさんには本当にいろいろと希望を聞いていただいて、理想通りのウエディングに。祖父母に喜んでもらいたいという気持ちも強かったので、パレスホテルさんならではのホスピタリティで、安心して過ごすことが出来ました」と新婦。新郎も、「仕事に準備にと必死な半年間やったけど、アイデアをプランナーさんと具体化していくのが楽しかった。当日は本当に一瞬(の感覚)だったので、だからこそ自分も積極的に楽しんだのがよかったなと思っています」。



写真:パレスホテル東京

wedding data

  • 挙式スタイル 挙式スタイル:キリスト教式
  • 挙式時期 挙式時期:2023年8月

COUPLE’s Data