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結婚式が"起点"。
夫婦、家族そして周囲の大切な人との思い出の場所に

夫のA.Mさん(以下、Aさん)と妻のH.Mさん(以下、Hさん)は今年で結婚12年目。インタビューは、おふたりが結婚式を挙げ、その後、何度も利用しているというホテルニューオータニで終始笑いに包まれながら進行しました。「2人とも幹事タイプで、せっかちなんです」とHさんが笑うとおり、次々と楽しいお話が飛び出しました。ゲストたちが号泣した結婚式、子育て中の気分転換、月日が経ってから思うことなど、おふたりにたっぷりと伺いました。

目次
  1. 1:演出に料理にとこだわった結婚式。ゲストのあたたかさにも触れて
  2. 2:“夫婦の思い出の場所”が気がつけば“家族や友人との思い出の場所”に
  3. 3:枝葉が違っても幹が同じ。そんな相手と過ごせる幸せ
  4. 4:信頼関係はずっと変わらず。楽しい気持ちが毎年更新されていく
  5. COUPLE’s Data

1:演出に料理にとこだわった結婚式。ゲストのあたたかさにも触れて

「自分たちとゲスト、どちらも存分に楽しめる結婚式にしたかった」というおふたり。開放感がありつつも華やかさを兼ね備えた会場に、遠方のゲストも来やすいアクセスの良さなど、比較すればするほどホテルニューオータニの魅力に惹かれ、ここに決めたという。挙式ではバージンロードをご両親と3人で歩き、指輪の交換は双方の家族が「リングリレー」(長いリボンに通した結婚指輪をリレーして新郎新婦へ運ぶセレモニー)で参加。披露宴では「乾杯!」の声とともにカーテンが開いて約1万坪の日本庭園が現れ、100人を超えるゲストから歓声が挙がったという。大きい会場ならではの天井まで届きそうな3段重ねのウエディングケーキなど、華やかな結婚式は今も友人たちの話題に上がるほど。
一方で、ゲストにも存分に楽しんでもらいたいというおふたりは料理にもしっかりとこだわった。どの世代もおいしくいただける和食をチョイスし、赤飯や餅など伝統を重んじた料理も用意。館内のレストランに移動しての2次会ではホテルニューオータニ名物の「パティスリーSATSUKI」のケーキを出して、幅広い世代に大好評だったとか。
おふたりのご友人や同僚たちも、渾身の余興で披露宴を盛り上げてくれ、「気づけば彼の友人や同僚など男性ゲストたちがみんな“男泣き”。私のほうが泣くタイミングを失ってしまったほど(笑)」というHさん。自分たちだけではなく、ゲストも一緒に盛り上がった結婚式は忘れられない思い出だ。

2:“夫婦の思い出の場所”が気がつけば“家族や友人との思い出の場所”に

豪華で楽しい結婚式を挙げたおふたりだが、結婚式後もホテルニューオータニとの繋がりはずっと続いているという。親戚や友人が上京した際の食事会やお子さんの七五三など、「ここに来れば間違いない! という気持ちなんです」とHさん。
最近ではHさんの年の離れた友人もここで式を挙げたと知り、ランチをすることになったとか。小さいお子さんを子育て中のおふたり。Hさんも1歳の赤ちゃんを連れての外出になるが、たまには美味しいものを食べたいし、友人とゆっくりおしゃべりしたい……という条件に役立ったのが、結婚式を挙げた方のためのメンバーズクラブ「ニューオータニクラブ W」だ。「最上階のビュッフェランチでも個室が使えたので、子連れでも安心して都心の素晴らしい景色を眺めながら食事ができました」と嬉しそうに教えてくれた。夫婦や家族での思い出はもちろんのこと、友人との思い出も増えていっている場所だという。
「ここで結婚式を挙げた証がメンバーズクラブという形で残るのは嬉しいし、いつ来てもウェルカムな雰囲気で何度も来たくなる」(Hさん)、「帰ってこられる場所があるというのは本当にありがたいし、来るたびにもっと好きになる場所」(Aさん)と、話すおふたり。節目のイベントごとはもちろん、日常の様々なシーンで利用しているので、年々思い出が増えていっているのだそう。

3:枝葉が違っても幹が同じ。そんな相手と過ごせる幸せ

おふたりは意外にも、好きなものや得意ジャンルは全然違うという。しかし、大きな判断が必要なときほど価値観が同じだと気がつくそうだ。「枝葉は違う方向に伸びているけれど、幹をたどれば同じという感じかな?」とHさんが表現すると、「そうそう」と楽しげに相づちを打つAさん。おふたりが大きなケンカがなく過ごせているのは、「溜め込まずに意見を伝え、その後は引きずらない」という共通点があるからだ。「思ったことはパーッと伝えるけど、納得したらすぐに元通りだよね」(Hさん)、「あとは得意なことが違うからこそお互い補い合って良いバランスを保てているのかも」(Aさん)。時には意見を伝えながらも、得手不得手が違うからこそお互いが助け合い、尊敬できる存在なのだそう。
そんなおふたりに結婚してよかったと思う瞬間は? と尋ねると、「当たり前のことが当たり前でなくなったとき、家族の存在を強く感じる」と答えてくれた。
Hさんとお子さんが祖父母と旅行に行っていた期間、Aさんは、家に帰ってただいまと言うたび、誰もいないことに寂しさを感じたのだとか。「パートナーがいつもそばにいてくれるのは幸せなことなんだなと、その時思ったんですよね」というAさんの言葉に、Hさんも笑顔になった。

4:信頼関係はずっと変わらず。楽しい気持ちが毎年更新されていく

お互いのことを、「心を全部預けても安心できる相手」(Hさん)、「一番大切にしなくちゃいけない存在です」(Aさん)と思っているおふたり。その関係性は、子どもが生まれて家族が増えてからも変わらないのだという。「一緒にいて楽しいという気持ちが毎年更新されていきます」とHさん。「生活する中でいろんなものを選択していかなきゃいけないのは事実なんですが、一番は彼女や子どもが喜ぶことは何かということ。結局はそこに尽きるような気がしています」というAさんの言葉が印象的だ。子供たちと一緒に出掛けられる時期も限られているため、今は、家族のイベントもたくさん計画して実行しているのだとか。
そんなおふたりだが、お子さんが大きくなり、仕事も引退した後にかなえたい夢があるのだそう。それは、キャンピングカーで全国を周りながら大好きなゴルフや日本中の世界遺産を見て回ること。「私がバーッとアイデアを出して、それを実行してくれるのが彼。そのバランスはずっと変わらずにいたいです」というHさんに、「それをかなえるにはいつまでも健康でいないとね」と、Aさんが笑いながら話す。この絶妙なコンビネーションこそ、おふたりがいつまでも仲良くいられる秘訣なのかもしれない。



写真:ホテルニューオータニ
取材・文/藤野さくら(書斎ジュディス)
撮影/源賀津己

COUPLE’s Data

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