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楽しみが詰まった、「みんなで作り上げる結婚式」

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ウエディングプランナーならではの工夫がいっぱい! 
楽しみが詰まった、「みんなで作り上げる結婚式」

「みんなで作り上げる結婚式」をテーマに掲げ、2024年5月22日に式を挙げたYさん(夫)とRさん(妻)。実はおふたりは現役のウエディングプランナーとして働いており、数々の結婚式をサポートしてきたプロフェッショナル。
そんなおふたりが、自らの結婚式でこだわったポイントや取り入れた演出など、プロ目線の工夫がちりばめられた結婚式をたっぷりとご紹介します。

目次
  1. 1:ウエディングプランナーが語る、印象に残った結婚式
  2. 2:お世話になった方々に協力してもらった「みんなで作り上げる結婚式」
  3. 3:プランナーのおふたりが話す! こだわりポイント3選
  4. 4:おふたりの工夫はいたるところに。参考にしたい、プロの結婚式アイデア
  5. 5:結婚式を考えているカップルへ:プランナーのおふたりから贈るアドバイス
  6. COUPLE’s Data

1:ウエディングプランナーが語る、印象に残った結婚式

ウエディングプランナー歴5年目のYさんと、6年目のRさん。おふたりは職場であるSOLA KOBEで出会い、結婚式も同じ場所で挙げたという。そんなおふたりがプランナーを目指した理由はそれぞれ異なり、Rさんは、「中学生のころ、結婚式に参加する機会があり、こんなにも感情が動く日は他にないとすごく感動して、それ以来ずっと目指していました」と話す。一方、Yさんは、「実は、最初からプランナーを目指していたわけではなく、大学生の就活の際にブライダル業界に興味を持ち、この業界に入りました」と教えてくれた。
これまで数多くの結婚式をサポートしてきたおふたりだが、特に印象に残っている結婚式はどのようなものだったのか。Rさんは、「新郎新婦様によって空間の使い方やコーディネートが様々なので、空間のつくり方が印象に残ることが多いです」と話す。「SOLA KOBEはたくさんの緑に囲まれているので、お花をたくさん取り入れたコーディネートだと、まるでお花屋さんにいるようで……。すごく感動したのを覚えています」。Yさんは、「『結婚式の当たり前を壊す、王道ではないものにしたい!』というご要望が印象に残っています。結婚式の間にゲスト一人ひとりがどこかで目立つシーンを作りたい、というご希望でした。あまりないコンセプトで、たいへん盛り上がった結婚式でした」と教えてくれた。

2:お世話になった方々に協力してもらった「みんなで作り上げる結婚式」

最近は、結婚式を挙げない 選択をするカップルも多くいるが、おふたりは最初から 挙げるつもりだったそう。「もともと結婚式への憧れからこの業界へ入ったので、自分の結婚式ももちろんしたいと思っていました。あと、やっぱり家族や親族にこれまでの感謝を伝えたかったというのが一番の理由ですね」とRさん。Yさんも、「僕もここで働いているからこそ、自分の結婚式はしたいと思っていました。ゲストに自分たちが働いているSOLA KOBEの良さを知ってほしかったというのもあります。」と教えてくれた。
そんなおふたりの結婚式のテーマは「みんなで作り上げる結婚式」。今までお世話になった方々や同期で作り上げる結婚式にして、パーティの雰囲気はとにかく楽しく。ふたり主軸ではない空間を大切にしたかったそう。そのテーマ通り、会場のコーディネートはおふたりの信頼する同僚のプランナーに一任。 大体のイメージだけを伝え、完成は当日のお楽しみにしたという。
結婚式当日に会場の扉を開けた瞬間、色とりどりの花々で彩られた空間が広がり、すごく感動したそう。どんな色にも染められる、白色ベースの会場「Grace villa」を選んだおふたりの狙いとフィットする空間に仕上がっていた。
「担当する新郎新婦様もこの瞬間をすごく喜んでくれるので、その気持ちを実際に体感できた瞬間だった」とおふたりが語ってくれた。

3:プランナーのおふたりが話す! こだわりポイント3選

プランナー同士ということもあり、まわりからの期待も大きかった結婚式。数々の結婚式を見てきたおふたりが、特にこだわったポイントを3つ紹介しよう。

①ワクワクする入場演出
バスケットボールが好きなYさん希望の演出で、アメリカのNBAの入場シーンをイメージして考えたそう。ムービングライトやレーザーを使いBGMもNBAの入場曲を使用。選手入場やライブが始まる前のような、暗くてワクワクするような空間の中、非常に盛り上がる入場になったそう。
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②おふたりの好みを詰め込んだ海鮮ケーキ
おふたりが海鮮好きということから、ウエディングケーキは「海鮮ケーキ」に。
スポンジではなくお米を土台にし、フルーツの代わりにサーモンやまぐろなどの海鮮をちりばめた。ケーキ入刀の代わりに、おふたりがいくらをかける演出を。この海鮮ケーキはデザートビュッフェのタイミングで海鮮丼としてゲストの皆様へ振る舞い、好評だったという。
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③ゲストみんなで盛り上がるゲーム大会
結婚式のコンセプトが「みんなで作り上げる結婚式」ということもあり、ゲスト参加型で楽しんでもらえる演出がしたく、取り入れたのがゲームだったそう。ゲストのスマートフォンがコントローラーとなり、新郎新婦についてのクイズや、「カラーハンター」(お題に出た色をゲストが会場内から探し出し、写真を撮って送信するゲーム)を行ったという。これらのゲームはすべてAIが採点し、1位の人にはプレゼントも用意。ゲストも大盛り上がりで、おふたり自身もゲストが楽しんでいる姿を近くで見ることができ、嬉しかったそう。
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4:おふたりの工夫はいたるところに。参考にしたい、プロの結婚式アイデア

他にもゲストに楽しんでもらうため、数々の仕掛けを用意したという。
受付には、レシート写真機を置き、友人同士が撮影を楽しめる空間に。
また、せっかくふたりの大切な方々に集まってもらっているので、何か思い出になるものを作りたい……という思いから「ウエディングキャンバス」も取り入れたという。おふたりはキャンバスではなく、Yさんが好きなスニーカーを用意。真っ白なスニーカーをゲストの手によってカラフルに色づけてもらった。ゲストの個性や思いの詰まった素敵なものが完成し、今もおふたりの自宅に飾っている大切な宝物だそう。
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5:結婚式を考えているカップルへ:プランナーのおふたりから贈るアドバイス

これまで数多くの結婚式を手掛けてきたおふたりだからこその工夫がちりばめられた、プロ目線の結婚式。周りからも好評で、「これ以上の結婚式は今後ないと思う」という大絶賛の声や、「昔ながらの結婚式がこれまで多かったので、新しい結婚式をみせてもらえた」という驚きの言葉をもらえたという。
そんなおふたりから結婚式を考えているカップルへアドバイスをお願いした。
Rさんは、「今、結婚式をしないというカップルも多いですが、ふたりで共同作業ができるのも、周囲の大切な人が一同に集まる機会も、結婚式くらいしか今後ないと思います。私は、新しい人生のスタートという意味で結婚式はやってよかったし、迷っている方には絶対やってほしいなと思います。アドバイスは、自身の結婚式準備で最も感じたことですが、何事も早め早めに準備しておくと良いということですね」と話してくれた。Yさんは、「それぞれの結婚式の形があると思うので、ぜひ自分たちが満足する一日を思う存分作ってほしいです。アドバイスは、プランナー目線にもなってしまいますが、とにかく、プランナーに自分たちのことをさらけ出すことですね。僕たちも最初からやりたい結婚式が明確にあったわけではなく、話していくうちにだんだん形になったり、意外なところからアイデアが生まれたりしたのでぜひたくさん話してください」と語ってくれた。

COUPLE’s Data