披露宴の印象を左右する会場の"天井高"(低い天井編)
披露宴会場選びの決め手のひとつとなるのが天井の高さ。というと、「天井高が高ければ高いほどよいのでは?」と思われる方が多いのでは。実はそうともいえないのです。確かに天井が高いと空間に広がりが出て、ラグジュアリー感もアップします。その一方で、低めの天井の方が空間をアレンジしやすく、"アットホーム"や"スタイリッシュ"など雰囲気を希望する新郎新婦にも作りやすいという側面も。そこで今回は、マイナビウエディング プレミアムヴェニュー編集部が、天井の高い会場と低い会場を徹底比較! それぞれの魅力を見極めて、自分好みの式場選びの参考にしてください。
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天井を彩る個性的な照明や
装飾がゲストを魅了 -
天井高まで広がる窓からの眺めが
ゲストを喜ばせる演出に -
家にいるような感覚で、
ゲストと一体感を味わえる
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ダイナミックな装花で扉を開けた
瞬間の感動を引き出す -
印象的な大階段がドラマティックな
入場シーンを演出 -
壮大な空間を彩る迫力の映像演出や
照明、シャンデリア
天井を彩る個性的な照明や装飾がゲストを魅了
床、壁、窓、そして天井が一体となって創り出す空間美を楽しめるのは、低めの天井ならでは。なかでも天井装飾にこだわりがあり、個性的な空間を作りだす会場は大注目です。スタイリッシュだったり、モダンだったり、ふたりのテイストやイメージにあった空間を選ぶことで、ウエディング全体にテーマ性を持たせることができます。天井に描かれた世界観をもとにふたりらしいパーティを実現させて。
天井高まで広がる窓からの眺めがゲストを喜ばせる演出に
床から天井までがガラス張りになっているなど、窓のある会場は天井が低めが最近のトレンド。開放感を満喫できる昼間はもちろんのこと、空が茜色に染まる夕景や街のイルミネーションが煌めく夜景など、時間ごとに魅力的な景色を見せてくれる窓の効果は絶大です。会場に入った瞬間に目に飛び込む窓からの眺めはそれだけでインパクトのある演出に。ゲストが喜ぶ会場の特徴として低天井×窓の組み合わせは要チェック!
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ゆったりと庭園を眺めながら、食事と会話を楽しめる『ホテル椿山荘東京』の「ギャラクシー」。披露宴会場に隣接するホワイエの向こうには、青々とした芝生がきらめくプライベートガーデンが広がります。さらに、その先には広大な庭園が。庭園を背にメインテーブルを配することで、ゲストからは天井を彩るゴージャスなシャンデリアと庭園の景色と新郎新婦の姿がバランスよく視野に入ることができます。また、楕円形の会場ならではのゲストとの近い距離感も人気の理由。
家にいるような感覚で、ゲストと一体感を味わえる
「自宅にいるような感覚でゆっくりと美味しい食事を味わってもらいたい」「ゲストと自分たちが同じ目線で会話を楽しみたい」。そんなアットホームなウエディングを希望するカップルなら圧倒的に天井高が低めの会場がオススメです。天井が高いとダイナミックではありますが、背筋を伸ばしてピシっとした雰囲気になるのも事実。また天井に施された細工や、外の景色にも目線が行きやすいのも天井が高すぎないからこその利点です。
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東京大神宮マツヤサロン(神路の間)
「神路の間」は加賀百万石旧前田侯爵邸を移設した歴史ある一室。格天井など伝統的な日本建築の風格を感じることができます。もともとの造りがお座敷なので天井高は低めですが、だからこそ天井や欄間などが間近で見え、趣ある空間に。披露宴では、御神酒でもある「白鷹」での鏡開きや、両家の実家の水を使った「水合わせの儀」など家と家との絆を感じるセレモニーが人気を集めています。
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『ホテル椿山荘東京』で少人数パーティ会場として人気の「シェフズテーブル」は、その名の通りシェフが目の前で仕上げたお料理をゲストと共に楽しめるのが最大の魅力。凝った演出や余興を控えた少人数パーティでは、オープンキッチンから漂う音や香り、そして窓から見える緑が何よりのおもてなしとなります。大きな会場を区切って「少人数もできる」会場も多い中、「少人数が素敵」な都内でも数少ない会場のひとつ。天井が高すぎないのは、空間のちょうど良さ、アットホームさを演出する上でマストの条件です。