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各界のプロフェッショナルが語る、最強ウェディングノウハウ。プレミアム花嫁塾。花嫁の知性が試される! “見た目以上の”ウエディングドレス選び by 兼島 裕美 - 兼島 裕美(ウエディングディレクター)

"得をする花嫁" "愛される花嫁"になるために心がけたいこと

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これまで多くの花嫁さんを見てきて、結果的に"得をする花嫁"と逆にそうではない方とがいることを実感するときがあります。今回、マイナビウエディング プレミアムヴェニュー読者のみなさんには、ドレスを選ぶとき"得をする花嫁""愛される花嫁"になるために心がけたい、ふたつのテクニックをご紹介します。


周りのスタッフを頼りにしつつ、意見をさりげなくアピール
ある花嫁さんのドレス選びに同行したときのこと。彼女はショップの担当者に「シンプルで大人っぽい雰囲気が好みなのですが、おしゃれ感やかわいらしさもどこかに感じるものもいいかなと思っています。イメージに近いものやおすすめのものはありますか?」とおっしゃいました。そして、提案されたのが3着のドレス。最初の一着を試着すると、「とってもステキなドレス! でも、私には少しかわいすぎるかも。次のドレスを着てみようかな」と笑顔でおっしゃったのです。なんて気の利く方なのだろうと思いました。
すすめられたドレスを褒めつつ、自分の好みではないことをアピールし、無駄に時間をかけずに、リズムよく次の行動へ移す......そうすることで、ショップの担当者はその方の好みや傾向を即座にキャッチし、次のドレスの提案がしやすくなるのです。

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ウエディングドレスを決めるのは、誰もが初めての経験。しかも、1軒のショップでも何十着もあるドレスの中からお気に入りを見つけるのは時間も労力も使います。そんなドレス選びという重要な工程をより楽しく、そして自らのベストな一着にいちはやくたどりつけるにはちょっとしたコツがいるのです。それはこの花嫁さんのように、"今、自分が頭のなかで考えていることを言葉にして、周りにいる人たちに伝える"ということです。
「私はこちらのドレスのほうが似合うかなと思うのですが、どう思いますか?」
「右のドレスと左のドレス、どちらがいいと思いますか?」
「さっきのよりこっちのドレスがいいかな。順位が入れ替わりました!」
「さっきのドレスは残してもらって、このドレスはサヨナラしていいかな」
など、周囲のスタッフを頼りにしつつ、自分の好みがどれなのか、そもそも気に入ったものがあるのかを相手に分かってもらえるようにすること。
こうした配慮が、スタッフを自分の味方につけてよりいい提案をしてもらうためのポイントとなるのです。自分が気に入っているだけではなく、客観的に見ても自分に似合うドレス、会場にも映えるドレスをプロの目で見定めてもらい、さらにはよりおしゃれに着こなすアドバイスをもらう。これがドレス選びのゴールで、最初にお話しした"得をする"ということです。

ドレス選びを楽しみ、心を開けばおのずと"愛される花嫁に"

さらに、お気に入りの一着を本当にベストなものにするには、周りにいるスタッフに"愛される"花嫁でいることも大切です。決してこびる必要はありません。素直に、そしてお互いに楽しくドレスを選べる空気を自分で作るよう心がけてみてください。

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逆に、接客する側のテンションが下がってしまうのが、「心を開いてくれない」「自分の意見をなかなか言わない」花嫁さん。
迷ったり、悩んだりするのはみんな一緒です。そこから"いったい何に迷っているのか"を口にするところから始めてください。真剣にドレス選びをしていることが相手に伝われば、スタッフはその花嫁さんのために、より親身に寄り添ってくれます。


ドレス選びなど、式に向けての準備はこれからはじまる結婚生活に向けてのコミュニケーションのトレーニングともいえます。結婚生活は、ダンナさまはもちろん、彼のご家族といろんなことを相談し、決める場面が増えてきます。相手を立てつつ、さりげなく自分の意思をアピールし、短時間で意見がまとまるよう心を配る。経験上、ショップのスタッフから愛される花嫁は、新郎やその家族からも愛される花嫁になるのだと実感しています。

Professional of 花嫁の知性が試される! “見た目以上の”ウエディングドレス選び by 兼島 裕美
ウエディングディレクター 兼島 裕美

Sai Coordination代表。美容関連の仕事を経てウエディング業界に携わる。2006年から約4年間「フォーシス アンド カンパニー」取締役副社長を務める。現在はオートクチュールプライベートウェディングを始めドレス&ビューティアドバイザーとして多岐にわたり活動している。

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