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各界のプロフェッショナルが語る、最強ウェディングノウハウ。プレミアム花嫁塾。結婚前に学んでほしい、最上級&ベーシックマナー - 上月 マリア(紳士淑女教育家)

新郎の株も上がって"できる花嫁"に! 結婚式でゲストに好印象&感謝が伝わる挨拶3カ条

多くの人がお祝いに駆けつけてくれる結婚式。当日は新郎側の親戚や会社の上司など、この日初めて会うゲストもたくさん! そんなとき、「素敵な奥様だね」と思ってもらえる挨拶のマナーや、好印象を与えるひと言って? 日本プロトコール&マナーズ協会の理事長であり、紳士淑女指導家でもある上月マリア先生に教えて頂きました。


◆結婚式ですべてのゲストに好印象&感謝が伝わる挨拶3カ条
1)全員に等しく感謝を伝える。"一人とだけ話し込まない""質問には過不足なく答える"を心がけて
2)新郎のゲストには、彼の株を上げるひと言で"素敵な奥様"になれる
3)お見送りでは「ありがとうございます」に相手を思いやるひと言をプラスすれば、ぐっと好印象に


1)全員に等しく感謝を伝える。"一人とだけ話し込まない""質問には過不足なく答える"を心がけて
披露宴には、友人のほか、親戚や上司など、親しい間柄から目上の方まで様々な方がお見えになります。そのような場で挨拶を交わすときにまず大切にしたいのは、「笑顔とアイコンタクト」。そして、「すべての人に同じように感謝の気持ちを表す」ことです。
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相手によって態度を変えたり、お辞儀の角度が違ったりすると、招かれた方は決していい気持ちにはなりません。メインテーブルに目上の方が挨拶に来てくださったら「立った方がいいのかしら」と悩むかもしれませんが、基本的には、誰がいらしても主役である新郎新婦は席に座ったままで大丈夫。ただし、地方によってしきたりや習慣に違いがありますから、その土地の決まりごとは尊重するのがよいでしょう。


また、挨拶に来てくれた方のお話が長くなり、こちらから切り上げられないこともあるかと思います。でも、多くの方がお祝いの言葉をかけたいと思って来ていらっしゃる場ですから、特定の方だけと話し込まないのもマナーです。親しい友人とばかり長くお喋りをしてしまうのも、フォーマルな場では気をつけたいですね。質問にはきちんと答え、けれど会話を長引かせない気配りも大切。過不足のないよう心がけましょう。


とはいえ自分から、会話を切り上げる言葉を言うと角が立ってしまいます。うまくタイミングが見つからないときは、会場のスタッフの出番。事前にお願いしておけば、そこはプロですから、さりげなくひと声かけてくださるなど、スマートに対応してくれますよ。
とはいえ、パーティがフランクな立食スタイルでしたら、新婦が自分からも積極的に話をしに行くことが、おもてなしなります。状況に合わせてどのゲストへも等しく心を配り、感謝を表す振舞いができれば、とても印象のよい花嫁さんになれること間違いなしです。


2)新郎のゲストには、彼の株を上げるひと言で"素敵な奥様"になれる
新郎の上司などが挨拶に来てくださったときには、感謝の言葉の後に、例えば「主人から◯◯さんのお話をかねがね伺いお勉強させて頂いています」「これからいろいろと教えてください」と、ひと言添えてみてください。貴女自身が高く評価されるだけでなく、そんな心配りのできる女性を射止めた新郎の株も上がります。できれば、新郎側のゲストのことを、彼や彼のご家族に事前に少しでもお伺いしておいて、相手の方に合わせたひと言が添えられるようになるとなおいいですね。


お相手のことがよく分からないときや、緊張してふさわしい言葉が出てこなくても、あわてることはありません。「本日は私どものために時間を作って頂いてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします」と、しっかりアイコンタクトをして、笑顔での感謝を伝え、これからのお付き合いをお願いすれば大丈夫です。


3)お見送りでは「ありがとうございます」に相手を思いやるひと言をプラスすれば、ぐっと好印象に
お見送りでゲスト一人ひとりと挨拶を交わすときも、「長く話さない」ことがマナーです。長くなると後ろに行列ができてしまい、ゲストにも式場にも迷惑がかかります。
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心を込めたお辞儀と「ありがとう」のひと言で、言葉の数は少なくとも必ず相手に感謝を伝えることができます。お祝いに駆けつけてくれ、楽しいひと時を共に過ごしてくれたことに心から感謝しながらお見送りをしてください。
そして、友人には「またお伺いします」、年配の方には「お体にお気を付けください」など、その方を思いやるひと言を添えれば十分です。また、その方と披露宴の中で話したことにちなんだ言葉ですと、より心に残ることでしょう。


最後に、どんなに疲れていても、疲れを見せず笑顔でいるのも主役の務めです。ゲストの中には遠方から来てくださった方や、体調のすぐれない方もいらっしゃるかもしれません。どの方のことも気遣いながら、最後までにこやかにお見送りができれば、招いた方々に「いい式だった」「素敵なふたりだった」と、気持ちよくお帰りいただけることでしょう。

Professional of 結婚前に学んでほしい、最上級&ベーシックマナー
紳士淑女教育家 上月 マリア

(社)日本プロトコール&マナーズ協会理事長。ノブレス・オブリージュアカデミー校長。1992年に内面から自分を磨く紳士淑女教育のサロンを開設し、国際的に活躍する人材を育成している。著書に『気品ある女性の生き方』『日本人の礼儀』『どんな場でも「困った人」にならない気配りの習慣』など多数。

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