手作り、オーダーメイド、既製品の違いとは?知っておきたい結婚指輪の種類 -PR-

リング選びのスタートは、まず指輪の購入方法を知ることから!
結婚指輪の購入方法には、大きく分けて「手作り」「オーダーメイド」「既製品」の3種類があります。自分たちにとっての最高の1本を見つける旅は、ふたりの好みやスタイル、価値観を大切にし、それに合ったベストな購入方法を見極めることから始めてみてはいかがでしょうか。手作り、既製品、オーダーメイド。今回はそれぞれの違いや特徴を、メリット、デメリットも含めて詳しくお伝えます。

既製品の結婚指輪とは?

約4割の人が選ぶ既製品。完成品が売られているのでイメージとの相違が少ない

既製品とは既に完成している結婚指輪のことです。
通常、ジュエリーショップでショーケースに並んで売られているものであり、デザインを実際に見て選ぶことができるのが魅力です。

結婚指輪の購入方法をアンケートしたところ、既製品を購入した人は約4割強とやはり主流派に。

指輪の選び方がよくわからないという方は特に、プロがデザインし制作した完成品を選んだほうが安心感が強く、多数の花嫁に選ばれているようです。

既製品のメリットとデメリット

完成品を試着できる安心感は嬉しいポイント

■メリット

◇試着できる安心感が最大のメリット

実際に試着可能なので、つけ心地の良し悪しや自分に似合うかどうかなどをしっかりチェックできるのが既製品の大きなメリットのひとつ。デザインは好きだけれど着用感がイマイチで毎日つけるのはちょっと…という悲しい事態も避けられます。

ただ、店頭にぴったりサイズがない場合は、実際に試着しても正確なフィット感がわからない場合もあるのでご留意ください。


◇憧れリングで幸福感に包まれる

既製品の中には稀有な美しさを誇る洗練されたデザインや、歴史を背負う有名なデザインも。そんなリングに憧れる花嫁にとって、それを手に入れることはこの上ない幸福感をもたらしてくれるはずです。

◇来店から納品まで、比較的早く受け取れる

オーダー品と比較して短期間で手に入りやすい点もメリットです。すでに完成品があるため、ぴったりサイズの在庫があれば来店当日に持ち帰ることも可能です。

ただ、該当サイズが無くサイズ直しが必要な場合や、刻印や表面加工のオプションなどをつける場合は、納品までに大体2週間から1ヶ月程度かかることを想定しておいた方が良さそうです。

■デメリット

◇友人とデザインがかぶっちゃった…なんてことも

店頭に並んでいるものなので、人気のブランドやデザインであれば知人と偶然被ってしまうということもありそう。
限られたデザインの中から選ぶので、オリジナリティにこだわりたい人にとって、これはデメリットと言えるかもしれません。

気になる既製品の相場は?

2020年のマイナビで調査した結果、既製品の結婚指輪の相場は、ペア平均価格で22.4万円(※1本あたり11.2万円)でした。
※参照元 : 2020年 マイナビ調べ

他の2種類の購入方法と比べて高いのか、安いのか、今から見ていきましょう!

オーダーメイドの指輪とは?

「オーダーメイド」とは、ふたりのためのデザインを一から考え、制作するスタイルのこと。
ふたりの希望や好み、イメージをデザイナーに伝えて形にしてもらうことで、世界で唯一の“オリジナル”の結婚指輪を作ることができます。

また、オーダーメイドは少し敷居が高いと感じる人には、セミオーダーという選択肢も。

セミオーダーは基本の枠のデザイン、素材、宝石の有無やその位置、表面加工などを組み合わせる方法です。多くの選択肢があるので、ふたりの意思や好みを反映したオリジナル色の強い結婚指輪が完成します。

オーダーメイドのメリットとデメリット

ふたりらしさを自由なデザインで表現できるオーダーメイド

■メリット

◇ふたりだけのストーリーや想いをカタチにできる

一般的にフルオーダーは、プロのデザイナーやジュエリーの職人がふたりの希望を詳細にヒアリングした上でデザインを描き起こし、世界に一つだけのリングを作ってくれるというもの。ふたりの大切な思い出や愛情をリングに込めることができます。



◇ふたりの絆がより一層強くなることも

二人で相談しながらデザインを試行錯誤することもオーダーメイドの醍醐味。その過程は楽しく、お互いの新しい魅力や知らなかった想いを発見する時間にも。

◇デザイナーやブランド選びで満足度が左右される

デザイナーとの会話を積み重ねながら想いや美学をこめて作るオーダーメイドだからこそ、デザイナーとの相性や職人の腕は重要です。手仕事がダイレクトに完成品に反映されるから、センスのいいデザイナーや、腕のいい職人、信頼できるブランドを選ぶことが大切です。

■デメリット

◇納期は長めなので、時間に余裕を持った来店が必要

オーダーメイドリングの制作期間は約2~3ヶ月と、既製品より少し納期は長め。また、セミオーダーの場合は約1ヶ月~1ヶ月半と既製品とほぼ変わりません。オーダーメイドを希望する場合は、余裕をもったスケジュールを立てが必要になりそうです。

オーダーメイドの相場は?

デザインや素材などにこだわれる分、やや割高に

フルオーダーリングの相場はペア平均価格 25.5万円(※1本あたり12.7万円)。

セミオーダーリングの相場は、ペア平均価格 23.4万円(※1本あたり11.7万円)でした。
※参照元 : 2020年 マイナビ調べ

やはり既製品と比べると多少割高に。

手作りの結婚指輪とは?

自分たちで結婚指輪を手作り。特別な思い出づくりにも

「手作り」とは、工房(アトリエ)で結婚指輪を自分たちで手作りするというサービス。

ふたりでデザインを決めるだけではなく、金属を叩いたり、磨き上げたり…と、自分たちで結婚指輪の制作工程に携わるという形です。

時間や労力をかけて作ったリングはより自分らしいものとなり、さらにその制作体験もかけがえのない思い出になるという魅力から、最近特に人気が上がってきています。

手作りのメリットとデメリット

職人のサポートのもと、1から作るので、ひとしおの愛着がわく手作り

■メリット

◇ふたりにとって特別な体験と世界で一つのリングが手に入る

素材から自分たちの手でリングを作り上げていく工程は貴重で特別な時間に。想いを込めて作った指輪はもちろんオンリーワンであり、“今のふたり”にしか生み出せない価値が宿っています。



◇プロのサポートで、既製品と遜色ない仕上がりに

ショップによってどの制作工程に関われるかは異なるものの、専門の職人やスタッフが事前準備からアフターケアまでサポートしてくれるシステムなので、完成品の品質は既製品と変わらず安心して身につけることができます。



◇作り方によっては最短納期で完成!当日持ち帰りも可

基本的に手作りには「鍛造(たんぞう)製法」と「鋳造(ちゅうぞう)製法」の2種類があります。

「鍛造製法」とは金属の棒から曲げて、溶接して、叩いて磨くという工程で制作する製法のこと。



「鋳造製法」とはワックスを削って型を作り、そこに金属を流し込み仕上げていくという工程です。



「鍛造製法」の場合は、ショップによっては制作当日に持ち帰れることも多く、石入れや職人の加工がある場合も2週間〜1ヶ月で納品されるので、急ぎのカップルにも◎。
「鋳造製法」の場合は少し工程が多いので、数日から1ヶ月半程度の納品期間が必要です。

■デメリット

◇手作りできる店舗数が少ない

日本ではまだ少数派の手作りリング。手作りできるショップが数少なく、近場にない際は時間をかけて出向くという手間があるので、そこはデメリットと言えるかもしれません。

当日持ち帰りできる「鎌倉彫金工房」

手作り結婚指輪の相場と評判は?

他と比べ、リーズナブルに叶う

手作り結婚指輪の相場は、ペア平均価格で13.2万円(※1本あたり6.6万円)と最もリーズナブルでした。意外!と感じた方も多いかもしれませんが、手作りはこのリーズナブルな価格も大きなメリットと言えます。

手作り結婚指輪を選んだカップルの口コミ

せっかくの結婚指輪。これからずっと持ち続けるものだし、愛着のもてる自分達の気に入ったものを持ちたいと思っていました。お互いに好きなデザインも選べ、満足です。
nanase さん( 女性 30代 大分県 )
手作りがとても楽しかったです。もともと旦那と私と、別々のデザインにしたくて、ペア感なくなっちゃうかな?とも思っていたのですが、手作りならお互い好きなデザインに出来るし、一緒に作り、お互いがお互いの指輪を手伝う事で、一体感がうまれるし、良いことづくしでした。
ミサト さん( 女性 30代 神奈川県 )
世界で一つの特別なリングを作ることが出来ます!
初めてのリング作りにうまく作れるのか不安でしたが、店員さんが丁寧にサポートしてくださいました。
1本の棒が本当にリングになるのか、半信半疑ながらも、徐々にリングに近づいていく過程を彼と共有出来たのは忘れられない思い出になりました。指輪を見るたびに、色々と思いだせるのは嬉しいです!
たけちゃん さん( 女性 20代 東京都 )

鎌倉の手作り指輪専門店「鎌倉彫金工房」

手作り結婚指輪専門店の職人に聞く「手作りの魅力」

手作り結婚指輪専門店 鎌倉彫金工房の職人さんにインタビュー

実際に多くのカップルの結婚指輪づくりをサポートされている職人さんに、手作り結婚指輪のあれこれを編集部が聞いてみました。

<お話を聞いた人>

鎌倉彫金工房 職人スタッフ 泉水さん
結婚指輪を手作りされた方はどんな感想を仰っていますか?
お客様の声で一番多いのは、やはり“愛着がもてる” というものです。手作りした指輪にはそれぞれの味があり、作業した時間や手間も相まってより一層愛着がわきますよね。

あと、お互いの指輪を作り合うケースも多く、お相手様が作ってくれたという特別感は大きいと思います。

<手作り指輪がおすすめの人とは?>

手作りの結婚指輪・婚約指輪がおすすめなのはどんな人ですか?
モノだけよりも、体験やふたりで過ごす時間を重要視される方に、手作り結婚指輪はおすすめです。制作過程を写真やムービーにおさめて結婚式で披露したり、ふたりで時々見てみたり。その時の想いは、薬指に輝くリングと共にかけがえの無いものになるはずです。
ふたりの好みが違い、それぞれの好みに合った指輪が欲しいカップルでも手作りは大丈夫ですか?
ふたりの好みが違うというカップル様でも手作りであれば問題ないです。
“ペアで同じデザインじゃないとダメなんじゃないか?”と思われている方もいらっしゃるんですが、そんなことはなくて。バラバラのデザインでももちろんいいですし、デザインや素材が違っても、表面加工だけ揃えるなどでペア感が出せるんですよ。



あと、自分の作ったリングをアップデートしていけるのも手作りの魅力です。例えば初めは1石だけダイヤモンドを入れて、何年後かに石を追加することができるんです。

お子様が産まれて、そのお子様の誕生石をリングに追加でセッティングされた方もいらっしゃいました。



また、プロポーズにお悩みの男性にもおすすめです。
婚約指輪をサプライズで渡したいという方に人気の「ダイヤモンドプロポーズ」というサービスがあって、ダイヤモンドだけを先に購入していただき、デザインは後からふたりで決めて、手作り出来るプランです。
指輪のサイズが分からない、デザインの好みが分からない、という方でも安心です。


最近は手作りブランドでも様々なサービスが増えているので、チェックしてみてください。インスタなどでおしゃれな手作りリングの写真を見て、憧れて来店される方も多いんですよ。
既製品、オーダーメイド、手作りの違いはいかがでしたでしょうか?ふたりにぴったりの購入方法を見つけて、理想のリングを手に入れてください。

鎌倉彫金工房の詳細をチェック

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