鍛造製法で叶う手作り結婚指輪のデザインに注目!丈夫で美しい鍛造の魅力 -PR-

手作り指輪の制作方法のひとつである『鍛造(たんぞう)製法』
金属の棒をたたいたり伸ばしたりしながらリングを一点一点成形する製法で、より手作りの醍醐味を感じられる作り方です。では実際に手作りではどんなデザインできるのか、気になりますよね。ずっと身につける結婚指輪だからこそ、“ふたりらしい”デザインにしたい。そんなこだわりを叶えるために、鍛造製法でできるデザインについて詳しくご紹介します。

基本は「ベースデザイン」×「素材」×「表面加工(仕上げ)」を自由に組み合わせ

鍛造製法の結婚指輪は「ベースのデザイン」と「素材」と「表面加工(仕上げ)」をそれぞれ選択することから始まります。

ベースのデザインとは指輪の形のことで、丸みを帯びた「甲丸(こうまる)」デザインや四角いフォルムの「平打」デザインなどがあります。素材は、ゴールドやプラチナのこと。表面加工はツヤやマットという仕上げのことです。

これらを組み合わせるだけで、何通りものデザインが叶います。

〈ベースデザイン〉甲丸・平打・つちめ。それぞれのデザインの特徴と魅力

まずはベースのデザイン選びからスタート!ここでは代表的な3つのデザインをご紹介します。

◇ 甲丸(こうまる)

最もスタンダードなデザインです。指輪の側面が丸みを帯びており、柔らかく上品な印象のデザイン。



◇ 平打

表面が平たく角のある、四角いフォルムのデザインです。



◇ つちめ

つちめとは専用の金槌で叩いて入れる多面的な模様のこと。叩く力や角度によって表情の変わる、オリジナル度の高いデザインです。




【鎌倉彫金工房の指輪職人、最上さんに聞いてみました。】

それぞれのデザインの魅力を教えてください!
見た感じの印象は甲丸はスッキリとし、つけ心地や指馴染みがいいので、一番身につけやすい形と言えます。


平打はぐっとシャープなものになります。例えば甲丸の2mm幅と平打の2mm幅では、平打の方が角があるぶん太く見え、存在感のある仕上がりに。
ボリューム感のある指輪がお好みの方には平打もおすすめです。平打でも、掌側である内側は角を少し削って滑らかにするので、指馴染みは良くなるようになっています。


つちめの魅力は打ち方によって個性を出せるというところです。
力強く深めに打つとキラキラしたつちめになったり、優しく浅く打つと柔らかい雰囲気になったりと、打ち方によって全く表情が異なるんですよ。

▼陰影がしっかりと出て、深みのある印象のつちめ




▼柔らかな雰囲気でクラフト感が楽しめるつちめ




難易度の違いはありますか?

難易度に大きな差はないように思います。ただ、内側の工程はどのデザインでも変わらないのですが、表面は削ったり磨いたりするのと叩くのとで工程が違います。
つちめの場合は、様々な形状の鏨(たがね)で金属の棒に模様を打ちつけるのですが、均等に打つのは力加減が少し難しいかもしれません。
特にイエローゴールドとピンクゴールドは硬い素材なので、力のいる作業ではありますね。早いと10分で終わる方もいれば、こだわり派の方は1時間集中してされることも。
半分は自分で打って、半分はお相手様が打ってなんていう方もいらっしゃいますよ。本番前にレクチャーを受けながら打つ練習ができるので安心して制作していただけます。


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〈素材〉プラチナ、ホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールドの特徴と魅力

次は素材選び!結婚指輪は生涯身につけるものだから、やはり日常で長く身につけられる高品質の素材がおすすめです。
ここでは、一般的に一生ものに相応しいとされるプラチナとゴールドについて、その魅力をレクチャーします。

◇ プラチナ(Pt900)


ブライダルジュエリーの素材として、日本で最も人気なのがプラチナです。

1トンの原鉱石からわずか3グラムしか採ることのできないという“希少性”と、日常生活で変質、変色する心配がなく、いつまでも白く輝き続けるという“永遠性”、そしてプラチナ900の場合は純度90%以上という“純粋性” の3つがプラチナの大きな魅力といえます。
また、アレルギー性が低いという優しさもポイントに。

【プラチナのポイント】
 ☑︎ 汗や洗剤に強く、日常使いでさびたり、変色したりする心配がない
 ☑︎ アレルギーが起きづらく、肌が弱い人でも安心感がある
 ☑︎ 純度や希少価値が高く、愛の象徴に相応しい

◇ ゴールド(K18)


欧米ではブライダルジュエリーとしてもメジャーかつポピュラーなゴールド。ゴールド最大の魅力はその華やかな色と、様々なカラーバリエーション展開です。

また、プラチナよりも高硬度で変形しづらいというメリットが。経年や酸化により変色はしますが、その味のある風合いもまた魅力と言えます。

【ゴールドのポイント】
 ☑︎ カラーバリエーションが豊富
 ☑︎ 耐久性に優れているので、変形の心配が少ない
 ☑︎ 経年による色の変化が楽しめる

◇ イエローゴールド(K18YG)


【イエローゴールドのポイント】
 ☑︎ ファッショナブルな印象で、華やかな雰囲気に
 ☑︎ カジュアルにもフォーマルにも似合う
 ☑︎ 硬度が高く、衝撃に強い

◇ ピンクゴールド(K18PG)


【ピンクゴールドのポイント】
 ☑︎ 日本人には肌馴染みが良く、身に付けやすい
 ☑︎ 硬度が高く、衝撃に強い

◇ ホワイトゴールド(K18WG)


【ホワイトゴールドのポイント】
 ☑︎ プラチナよりも渋めの白色で、クールな印象
 ☑︎ 摩耗に強い

【鎌倉彫金工房の指輪職人、最上さんに聞いてみました。】

人気の素材はなんですか?
一番多く選ばれているのはプラチナですね。
もともと結婚指輪はプラチナがいいなと決めていらっしゃる方も多いですし、あとはやはり変色がないというところで安心感を重視して選ばれる方が多いという印象です。プラチナの白色は明るくてとても綺麗なので、その美しさも魅力です。


と言っても、ゴールドも人気で、同じ白色でもホワイトゴールドの渋めのお色味を気に入ってお選びになる方もいらっしゃいます。
イエローとピンクは、やはりお色味の綺麗さや、あとは既にお持ちのファッションジュエリーがゴールドなので合わせやすいようにとゴールド素材を選ぶ女性もいらっしゃいます。


女性様はプラチナを、男性様はピンクゴールドを、とカップルで違う素材を選ばれることもありますよ。
ゴールドは変色があるとのことですが、普段使いに問題はないでしょうか?
基本的に日常使いには問題ないかと思います。食器洗いなどの家事も心配いりません。
ただ、硫黄で変色するので、硫黄成分の強い温泉なんかでは外していただいた方がいいかと思います。


変色に関しては逆に、その経年変化を楽しみたいという方もいらっしゃいます。ピンクゴールドだと少し赤みが強くなり、イエローゴールドだと黄みが強くなるような感じで変化していきます。
また、ゴールドの色の変化は、素材そのものが変色するのではなく表面が酸化していくというものなので、磨き直してあげれば元の色に戻るんです。鎌倉彫金工房ですと、アフターケアとして磨き直しは無料でできますので、ご希望であればいつでもさせていただきます。


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〈表面加工(仕上げ)〉クリア・マット・ヘアライン。それぞれの特徴と魅力

指輪の表面にどんな仕上げを施すかで、指輪の雰囲気はガラッと変わります。
質感を変えることで同じデザインや素材でも異なる表情となり、シンプルなデザインながら自分らしいセンスを宿した指輪となってゆくのです。

◇ クリア


表面をツルツルにし、光沢のある状態にすることをいいます。
鏡面仕上げとも呼ばれ、キラキラと輝きのある指輪に仕上がります。素材本来の色や輝きが引き立ち、貴金属ならではの美しい姿を楽しむことができます。

◇ マット


指輪の表面に微細な凹凸を刻むことで、ほとんど光を反射しないマットな質感を出す加工のこと。落ち着いた雰囲気で、キラキラとした華やかな指輪をつけづらい方でも自然に身につけることができます。

◇ ヘアライン


ツヤ消し加工の一種で、一定方向に揃えたライン状の溝でツヤを消す仕上げです。
マット加工よりも白っぽい色合いとなり、シャープで品のある雰囲気に。

【鎌倉彫金工房の指輪職人、最上さんに聞いてみました。】

表面加工も自分でするのですか?
はい、お店にもよりますが、表面加工もおふたりによって手作りしていただきます。
どのように作るのか、作り方の違いについて教えてください。
まずクリアは紙やすりで磨いていきます。磨いて傷を綺麗にとっていき、最後は研磨剤でツヤツヤに仕上げます。


クリア仕上げが作業ボリュームとしては一番多いというか、ひたすらに傷をとってゆくという作業で誤魔化しようがないので大変かもしれません。
マットだと金やすりでクルクルと表面を削り、ヘアラインだと少し荒い紙やすりで一定方向に線を入れるように仕上げてゆきます。


ヘアラインの方向や強さなど、線の入れ具合はお好みになります。マットやヘアラインを一部や半分だけ入れて、リバーシブルのようなデザインにすることも可能ですよ。
キズがつきづらい加工はありますか?
使っているとキズはどんな指輪でももちろんつきますが、マットは比較的キズが目立ちにくいと思います。
ヘアラインも、キズの方向によっては目立ちにくいですね。


様々なオプションでデザインをEnjoy !

他にも、職人さんに預けることで様々なデザインが可能に。ふたりで作った指輪をベースに、ワンポイントや少しのオプション加工を入れるだけでオリジナリティをさらに追求することができるのも、手作り指輪の奥深いところです。

◇ ひねりデザイン(クロス)


アームの中央部分にクロスしたように見えるラインを施したデザインで、流麗でエレガントな雰囲気に。ゆるやかな曲線が指輪をより立体的に際立たせ、指が綺麗に見える効果もあるそう。

◇ ダイヤや誕生石をプラス



指輪の表面や内側に宝石をセッティングすることができます。1石や3石はもちろん、ぐるっと一周入れてエタニティリングにすることもでき、自由な数の宝石をセットできます。

◇ ミルグレイン


指輪のラインに沿って金属に小さい粒状の装飾を施していくことをミルグレインと言います。
永遠・潤沢などの豊穣をイメージさせるミルグレインは、ブライダルジュエリーとして伝統的に取り入れられてきた愛されるモチーフ。クラシカルな印象やアンティーク調の雰囲気を醸し出す、美しい装飾です。

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スタッフさんおすすめのデザイン

悩みながらも教えてくれた鎌倉彫金工房 副店長の最上さん

選択肢が多いのは嬉しいけれど、迷いも出るのが正直なところ。そこで、日々数多くの指輪を見ている指輪のプロに、おすすめのデザインを聞いてみました!

◇ シンプル派編

1.プラチナ × 甲丸 × クリア


<オススメポイント>
定番の組み合わせですが、やはりとても美しい!プラチナならではのピュアな白い艶感に魅了されます。


2.イエローゴールド × 平打 × ヘアライン


<オススメポイント>
平打にヘアラインってかっこいいんですよ。石の付いていない地金のゴールドのリングがとてもおしゃれで、そこにヘアラインでほんのり個性を加える感じです。


3.ピンクゴールド × 甲丸 × マット


<オススメポイント>
マットだと、甲丸が好みです。丸みのあるフォルムと少しハードに感じるマットな質感が組み合わさることで、モードなニュアンスを生み出してくれます。

◇ こだわり派編

1.内側に色石を入れる


<オススメポイント>
見えない部分にお守り的な意味で宝石を入れるのが素敵だなって思います。お相手様の誕生石をお互いに入れるのもロマンティックですね。

2.ピンクダイヤモンドなど、カラーダイヤをセッティング


<オススメポイント>
個人的にはブラウンダイヤモンドがお気に入りです。他のカラーダイヤモンドも加工されていない自然な色味で非常に綺麗なので、1石入れるだけでふたりのセンスの良さが強調されます。


アイデア次第でデザインの幅が広がり、シンプルベーシックなデザインの中で様々なこだわりを形にすることのできる鍛造製法の結婚指輪。もしデザインに迷ったら、ぜひ参考にしてみてください。

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