少女漫画やドラマのプロポーズに憧れて、「将来プロポーズされるならシチュエーションは……」と夢をふくらませたことのある女性も多いはず。でも、実際は理想のようにはうまくいかないもので。20代、30代の女性たちに、それぞれ理想だったプロポーズと、現実を語ってもらいました。
■複数の男性から言い寄られるはずが……
「プロポーズという言葉を知った小学生のころ。将来、複数の男性からプロポーズされたら、一体誰を選べばいいのか、お断りする人にはなんと言ったらいいのか、真剣に悩んでいた時期がありました。現実は、まだ誰にもプロポーズされていません」(28歳/貿易)
悩んでいたあの時間は何だったんだろう。そう思ってしまいますが……まだ28歳ということなので、これから頑張りましょう!
■芸能人に見初められる
「超有名アイドルと街角で偶然出会って一目惚れされ、そのままプロポーズ。少女漫画みたいなプロポーズを想像して、うっとりしていた中学生時代。現実は、4年間付き合った彼に『そろそろお願いします』と催促しての『じゃあ、結婚しようか……』というプロポーズ」(30歳/公務員)
有名人と結婚できるかも! という淡い期待。きっと多くの人が一度は思い描いたことがあるはず……ですよね?
■学生時代からの彼とゴールイン
「中学生のころに初めて付き合った彼から、2人の成人式の日にプロポーズされる予定だった。現実は高校で離ればなれになったのを機に別れ、今は何をしているかもわかりません。社会人になってから付き合った彼から普通に『結婚しよう』とプロポーズされて今は幸せですが、ときどき初恋の彼を思い出します」(27歳/製薬)
ほろ苦い青春のエピソード。誰しもそんな思い出を胸に生きていくのかも。
■波瀾万丈の末に……
「激動の運命に流される2人みたいな恋愛に憧れていて、プロポーズもさまざまな困難を乗り越え、一度は別れそうになった2人が『やっぱりお前/あなたしかいない!』となるシチュエーションを思い描いていた。実際は、まだ誰にもプロポーズされてないし、これまで付き合った男性も1人だけ」(26歳/IT)
誰でも自分の人生という小説の主人公。これからきっと、運命の出会いがあるはず……!
■100本のバラを贈られて
「100万本とはいかなくても100本のバラをプレゼントされてプロポーズというのが夢でした。それを付き合っていた彼に話していたので、実際にその通りにしてくれました! 感動したけど、本当は100万円の指輪も一緒にプレゼントしてほしいという夢もありました(笑)」(27歳/福祉関係)
「100」という数字にこだわりがあったのでしょうか。しかし、理想のプロポーズが叶ったという幸せ者!
サンタクロースが存在すると信じている子どもの時期は、将来の予測も甘くドラマチック。しかし大人になると、あの夢は現実には早々起こらないと気付いてしまったりします。とはいえ、理想を抱くのは自由。あなたが過去に抱いていた理想のプロポーズは、どんなものでしたか? 大人になって、憧れは変化したり、現実的に修正されたりしたのでしょうか。友達と語り合ってみると面白いかも!
(鎌田和歌/プレスラボ)