入場無料! 「山梨ジュエリーミュージアム」の見どころを紹介♪

「宝石のまち」甲府には、ジュエリーを満喫できる施設があるのをご存じですか?

今回ご紹介するのは「山梨ジュエリーミュージアム」!
2013年、宝飾産業や山梨ジュエリーの魅力を伝えることを目的にオープンした県立宝石美術専門学校の附属施設で、
甲府ジュエリーを楽しむためにも、絶対に見逃せないスポットです。
JR甲府駅南口から徒歩7分の好アクセスで、山梨のジュエリーの歴史を学んだり、宝飾産地ならではの展示作品を楽しむことができます。


うれしいことに、入場料金は無料!
この記事では、そんな「山梨ジュエリーミュージアム」の見どころをご紹介します!


※取材のため特別な許可を経て撮影しています。通常は撮影禁止となります。

水晶と人の歴史をたどる「人とジュエリーのタイムライン」

まず最初の展示室は、水晶と人の歴史をたどるコーナー「人とジュエリーのタイムライン」。
人々の暮らしで水晶がどのように使用されてきたかを見ることで、ジュエリー産地の歴史的背景と、人とジュエリーの古くからのかかわりを重ね合わせて理解を深められる空間です。


水晶の加工品第1号は、なんと縄文時代のやじり!
黒曜石で作られることが多かったやじりも、山梨県では水晶でもつくられていたんだとか。

昔から水晶の名産地だったことがうかがえて、なんだかロマンを感じました。


水晶からジュエリーになるまで。「ジュエリーをかたちづくるもの」

「人とジュエリーのタイムライン」の空間を抜けた先には「ジュエリーをかたちづくるもの」の展示室がありました。
山梨で産出した水晶や世界各地の鉱物、これらを加工する貴金属工芸・研磨・彫刻の道具たちが飾られています。


ビックリするようなサイズの水晶がずらり!

これがさまざまな工程を経て、ジュエリーが作られることを知ることができ、とても興味深かったです。

現代の作品が目白押し! 「企画展示室」

続いて向かったのは「企画展示室」。近代的な雰囲気の白い空間に、現在山梨で活躍するクラフトマンたちの作品が並んでいました。



山梨県が誇る名匠たちの作品は圧巻。
斬新なアイディアやほかにない技が光る作品を目の当たりにして、なんだか洗練された気持ちに。


職人の技を生で!? 工房見学コーナー

最後に訪れたのは「実演工房」。
土日祝限定で、職人さんの作業風景を見学することもできちゃうんです!

工房内に職人さんがいる日は、作業中の職人さんの隣でお話を聞くことも!
展示されている作品を手掛けている方がいらっしゃることもあるそうで、貴重な経験になること間違いなしです。


体験メニューも充実! 自分だけのオリジナル作品を楽しんで

「山梨ジュエリーミュージアム」は見学だけでなく、体験メニューも充実!


土日祝日のみで有料になりますが、研磨体験や金属加工体験など、自分だけのオリジナル作品を作ることができるんです!


自分で手掛けたジュエリーは愛着が格別!
運がよければ職人さんから直々に教えていただけることもあるそうなので、旅の記念にぜひ訪れてみてくださいね♪


企画展も! お見逃しなく♪

スタッフの方に伺ったところ、常時複数の企画展が開催されているとのこと。

現在は、下記2つの展示が開催中です。(2024年2月1日現在)
2月26日(月)まで「ジュエリーをたのしむ6カット」展示室A
2月19日(月)まで「山梨県立宝石美術専門学校所蔵 鉱物展」展示室B

<今後の予定>
2月28日(水)-3月4日(月)「2023年度 山梨県立宝石美術専門学校 卒業制作発表展」展示室A・B
3月23日(土)-6月17日(月)「ジュエリーの牽引者 菱田安彦回顧展」展示室A・B


「ジュエリーをたのしむ6カット」では、桔梗カットなど甲府にしかない匠の技があしらわれた
宝石を見ることもできるので、ぜひ立ち寄ってみてください!

[山梨ジュエリーミュージアム Yamanashi Jewelry Museum information ]

■ADDRESS
〒400-0031
山梨県甲府市丸の内1-6-1防災新館1階やまなしプラザ内

■OPEN
10:00~17:30(最終入館17:00)

■CLOSED
火曜日(祝日の場合はその翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)
その他臨時休館することがあります。

■入館料
無料


HP:https://www.pref.yamanashi.jp/yjm/