〝大勢のゲストに晴れ姿を見てもらえて嬉しかった〟笑顔にあふれたアイデア満載のウエディング

Photo:横浜迎賓館　（https://www.bridal-produce.co.jp/bridal/yokohama/yokohama-geihinkan/｜ Instagram：@yokohamageihinkan）
お友達の紹介で知り合い、約２年半のお付き合いを経てご結婚されたふたり。ここでは、妻のふっぴーさんから、京都でのプロポーズやリング選びのエピソードをはじめ、京都と城ヶ島での前撮り、結婚式のステキな思い出を伺います。チャペルでの和装姿や、カラードレス選び、前撮りのドレスの着回しコーデなど、お手本にしたいアイデアが満載です。

京都でサプライズのプロポーズ、婚約指輪選びはふたりで銀座へ

お友達の紹介がきっかけで付き合い始めたふたり。彼が学生時代を京都で過ごしたこともあり、ある時、休みが取れたからと京都へ遊びに行くことになったそう。
「京都のディナーではレストランの個室を予約してくれていました。彼がお手洗いに行くと席を立って、赤いバラの花束を抱えて戻ってきたんです。バラの花束は12本で、その時に『僕と結婚してくれますか？』ってプロポーズしてもらったんです」
〝結婚してください〟の意味が込められた12本の赤いバラの花束をはじめ、サプライズのプロポーズはレストランのスタッフの全面協力だったのだとか。

後日、ふたりが婚約指輪を選びに出かけたのは『銀座ダイヤモンドシライシ』の銀座本店でした。
「３つのブランドのブティックをまわりましたが、『銀座ダイヤモンドシライシ』でとても丁寧に接客していただいて、何より信頼できるブランドであることも決め手となりました」
ふっぴーさんが選んだのは、花束（ブーケ）がモチーフのBouquet Rococo ブーケ ロココ。リング全体でブーケを表現していて可愛らしいデザインがお気に入りだそう。



婚約指輪と重ね着けが前提だから、結婚指輪選びも『銀座ダイヤモンドシライシ』へ

婚約指輪を試着した際に思わず「婚約するんだな～」と言ってしまったというふっぴーさん。婚約指輪が出来上がり、改めて結婚指輪を選びに『銀座ダイヤモンドシライシ』の銀座本店へ。
「結婚指輪は婚約指輪と重ね着けしたかったので、同じブランドで購入することを考えていましたし、婚約指輪との相性を考えるとやっぱり同じシリーズのリングということになりました」
おふたりが選んだ結婚指輪は、婚約指輪と同じBouquet Rococo ブーケ ロココのシリーズ。ふっぴーさんはメレダイヤを散りばめた少し華やかなデザインを、夫はシンプルなタイプに決定。
「デザイン性の高い結婚指輪も魅力的だったのですが、ショップのスタッフの方から『結婚指輪は長く身に着けるものだから』とアドバイスいただき、こちらを選びました」



photo：フォトグラファー　河内千尋 （Instagram：@chihiro_kwc）

プロポーズの思い出の場所・京都。小旅行を兼ねて前撮りへ

photo：フォトグラファー　河内千尋 （Instagram：@chihiro_kwc）

「京都でプロポーズしてもらったというのもあって、旅行も兼ねて前撮りに出かけました。季節は４月半ば頃で、葉桜がきれいでした」
衣装は街中を移動することなどを踏まえ、ドレス自体に気を遣わなくて済むようにとECサイトでリーズナブルなウエディングドレスを購入。長袖でスレンダーなシルエットのドレスはまだ肌寒さの残る季節を考慮し選んだそう。ブーケはInstagramで見つけた人に依頼し、夫の衣装はふっぴーさんが勤務するスーツショップで購入するなど、ほとんどふっぴーさんご自身で準備されたとのこと。

photo：フォトグラファー　河内千尋 （Instagram：@chihiro_kwc）

「衣装や小物はもちろん、撮影をお願いするフォトグラファーさんを探すのは大変でした（笑）。有名建築での撮影にもあこがれていましたが、予算もあって京都の街中での撮影に。でも京都は背景がとても美しく絵になるので、仕上がりがとても気に入っています」



城ヶ島での前撮りは、ヘアや小物でニュアンスあふれるスタイルに

photo：フォトグラファー　たかむらみく （Instagram：@miku.takamura）


挙式まであと少しという時期に、Instagram経由でスカウトされたことから、城ヶ島でも前撮りをしたふたり。
「あるフォトグラファーさんからお声がけいただき、お言葉に甘えて城ヶ島で前撮りしていただきました。衣装は自前で、実はドレスも夫のスーツも京都の時と同じものなんです」と言うものの、ヘアスタイルや小物づかいで、異なる雰囲気を醸しているふっぴーさん。「京都での前撮り用に購入したウエディングドレスを城ヶ島でも活用できたので、買って良かったなって思いました」

photo：フォトグラファー　たかむらみく （Instagram：@miku.takamura）


「ヘアは自宅近くのヘアサロンでローポニーにアレンジしてもらいましたが、メイクは自前なんです。なので、ヘアやメイクを地元で仕上げて、そのまま車で城ヶ島へ向かいました」



シックなテイストのチャペルで行ったオリジナリティあふれる和装の人前式

Photo:横浜迎賓館　（https://www.bridal-produce.co.jp/bridal/yokohama/yokohama-geihinkan/｜ Instagram：@yokohamageihinkan）

挙式会場は都内を含めいくつか見学したのち、桜木町のゲストハウス『横浜迎賓館』に決定。お料理が美味しいこともさることながら、挙式会場となるチャペル「Sound Hall（サウンドホール）に感動したことが決め手となったそう。
「奥行と高さがあって、全体的に落ち着いたトーンでまとめられていて、シックなステンドグラスや、天井にレンガが敷き詰められているところもステキだなと思ったんです。見学時にプランナーさんから、天井のレンガは『横浜赤レンガ倉庫』のレンガをイメージしていると伺ったのも印象的でした」

Photo:横浜迎賓館　（https://www.bridal-produce.co.jp/bridal/yokohama/yokohama-geihinkan/｜ Instagram：@yokohamageihinkan）

挙式スタイルは会場内のチャペル「サウンドホール」での人前式。そして衣装は和装を選んだふっぴーさん。
「ウエディングドレスも試着したのですが、和装の方がしっくりきたというか。チャペルで和装というのには少し迷いましたが、和モダンなテイストでまとめてみようと。参列してくれた友人も意外だったみたいですが、とっても好評だったのがうれしくて。和装ということもあり、挙式では誓いのキスではなく『手合わせの儀』を、披露宴ではケーキ入刀の代わりに『みたらしドリップ』をして、演出では少し〝和〟を意識しました」

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ふっぴーさんがひと目で気に入った挙式会場となるチャペル「Sound Hall（サウンドホール）」は、柔らかな光が差し込むクラシカルな空間。

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ヘアは和装に合わせて、下めのシニヨン。サイドにフィンガーウェーブを施し、金箔を散らして華やかに。金箔はイヤリングの代わりに耳にも飾りとして着けるアイデアもお手本にしたいところ。



パーソナルカラー診断で決めたコーラルピンクのカラードレス

Photo:横浜迎賓館　（https://www.bridal-produce.co.jp/bridal/yokohama/yokohama-geihinkan/｜ Instagram：@yokohamageihinkan）

骨格診断やパーソナルカラー診断を受けてからカラードレスを決めたというふっぴーさん。パーソナルカラー診断では「イエベ春」。
「暖色系との相性が良く、ピンクといってもくすみカラーではなく、コーラルピンクが合うということでした。『LIVE LOVE LAUGH -リブラブラフ-』のコーラルピンクのドレスがぴったりで肌とも馴染みがよくて、診断前に試着したドレスとは全然違っていたのには本当にびっくり。好きな色と似あう色って違うんだなあ……って（笑）。夫の衣装は私が勤務しているスーツショップで生地から選べるパターンオーダーで仕立てました」

レタームービーの演出時にBGMとして、ピアノ演奏を披露したふっぴーさん。
「ピアノは幼い頃から習っていたので、結婚式で披露する機会はないかと考えていた時、レタームービーのBGMとして弾こう！って思いついたんです。ピアノを演奏している時、一度も泣いているところを見たことがない父親が泣いているのを見たのも記憶に残っています」

Photo:横浜迎賓館　（https://www.bridal-produce.co.jp/bridal/yokohama/yokohama-geihinkan/｜ Instagram：@yokohamageihinkan）

挙式当日のネイルは学生時代の友人が担当。お色直しの際のヘアは編みおろしで、ナチュラル＆ルーズで大人かわいいスタイルにチェンジ。



エスコートカードやパーティションなどコロナ対策もオシャレに

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コロナ禍での結婚式ということもあり、ゲストテーブルはアクリルのパーティション設置と人数の調整など基本的な対策もしつつ、ふたりならではのオシャレな工夫やアイデアも。「席次表の代わりに席次ボードを設置して、エスコートカードでテーブルについていただくようにしました。フルーツのイラストをデータでいただき、夫がレイアウトしてA１サイズにプリントしています」



コロナ禍だったけれど、大勢の人に晴れ姿を見てもらえてうれしかった

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夏のウエディングだったので、プチギフトも季節を感じさせるアイテムに。
「プチギフトは爽やかにラムネにしました。冷たい状態でお渡しできるよう、お渡しする直前まで会場の冷蔵庫でキンキンに冷やしてもらっていました」とふっぴーさん。

結婚式を終えてふたりが思うこととは—。
「夫の実家が岡山県なのでコロナへの考え方が違うこともあったり、当日来られないという友人もいたりして、迷うこともありました。でも〝やりたいようにするのがいいんじゃない？〟という友達の励ましもあって無事、結婚式を挙げることができました。大勢のゲストにふたりの晴れ姿を見てもらえたことがうれしかったし、やっぱり結婚式を開催してよかった！と思いました。」


ご登場いただいたふっぴーさんのInstagram
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【ブランドデータ】
銀座ダイヤモンドシライシ
国内初のブライダルジュエリー専門店として全国60近い店舗を展開し、成約数も含めて国内最大級です。ブライダル専門のコンシェルジュが豊富な経験と知識に裏付けられたふたりの想いに寄り添ったご提案をいたしますので、婚約指輪や結婚指輪について分からないことがあっても様々な話が聞けると、多くのお客様に指輪選びの一番最初にご来店いただいています。

【会場データ】
横浜迎賓館
　〒220-0032　神奈川県横浜市西区老松町18
JR根岸線・市営地下鉄「桜木町駅」から徒歩12分、みなとみらいをのぞむ緑あふれるロケーションのゲストハウス。四季折々の美しい自然と和モダンな会場、料理に定評がある会場です。


取材・構成・文／青山のりこ