ずっと身につけるものだからこそ知っておきたい結婚指輪・婚約指輪のサイズ直し。期間や費用もご紹介!

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毎日身につける結婚指輪や婚約指輪。歳を重ねていくにつれて、だんだんとサイズが合わなくなってしまうことがあります。長く使うものだからこそ、購入時に「サイズ直し」についてもチェックしておくことが大切です。どこに依頼するのか、加工の流れや注意点など、意外と知られていない、指輪のサイズ直しについてご紹介します。

サイズ直しはどこに持っていけばいいの?

「結婚指輪や婚約指輪が指のサイズに合わなくなってきた」、「引っ越しをしてしまい購入したショップが近くにない」といった場合、どこに持って行けばいいのでしょうか。まずは指輪のサイズ直しができる場所についてチェックしていきましょう。

購入店に持っていく


購入店がアフターサービスとして、無料で指輪のサイズ直しを行ってくれるのが一般的です。自社の指輪のことを知り尽くしている職人が、最適な加工をしてくれるので安心ですね。


しかし、保証期間や回数などの条件があることも。また、指輪のデザインによってはサイズ直しができないものもあるため、指輪を購入するときにあわせて確認しておくといいでしょう。

修理工房に持っていく



購入店がアフターサービスとして、無料で指輪のサイズ直しを行ってくれるのが一般的です。自社の指輪のことを知り尽くしている職人が、最適な加工をしてくれるので安心ですね。

しかし、保証期間や回数などの条件があることも。また、指輪のデザインによってはサイズ直しができないものもあるため、指輪を購入するときにあわせて確認しておくといいでしょう。

意外と知られていない? サイズ直しの工程と期間について

大切な結婚指輪や婚約指輪のサイズ直しが、どのように行われているのか知らない方や、不安になってしまう方も少なくないはず。ここでは、サイズ直しの工程についてご紹介します。

サイズ直しの工程


サイズ直しの工程は大きく分けて「切断」・「長さ調整」・「研磨」の3つあります。どの工程も、指輪の素材やデザインを考慮して加工していきます。

1.切断
まずは指輪の石や細工がないところをカットします。指輪の素材やデザインによって、切らずにサイズ直しができることもあります。

2.長さ調整
次に長さの調節です。サイズを大きくする時は「ロウ付け」といって、指輪に使われている素材よりも低い温度で溶ける合金を溶かして、切断面を接合します。
一方、サイズを小さくする時には一部を切除したり、全体を均等に圧縮したりしてサイズを調整します。

3.研磨
最後に、指輪全体を磨き上げて、サイズ直し終了です。

サイズ直しの期間


お店によって異なりますが、サイズ直しをするのに必要な期間はだいたい2~4週間程度です。しかし大型連休やクリスマスなどのイベントがある時期はそれ以上かかることも。指輪をつけたい日が決まっているのなら、事前に修理期間をしっかり確認しておきましょう。

どうしても急ぎで必要な場合には、即日で対応してくれる店舗もあります。まずはお店に相談してみるといいですよ。

サイズ直しの注意点とは?

デザインや素材によっては、購入店であってもサイズ直しができないことがあります。もしもの場合に備えて、これからご紹介する3つのポイントも考慮して結婚指輪や婚約指輪を検討してみてはいかがでしょうか。

指輪のデザイン


一般的に、複雑な細工が施されていたり、宝石があしらわれていたりするデザインはサイズ直しが難しいと言われています。また、シンプルなデザインでも内側に長文の刻印があるものなどもこれに該当します。理由として、加工するとデザインが変わってしまう恐れがあるからです。もしこのタイプの指輪をサイズ直しする場合は、印象が多少変わる可能性を理解したうえで依頼しましょう。

ほかにも、人気のミル打ち(ミルグレイン)の指輪は、粒が重ならないように計算されているため、サイズを修正するのがとても難しく断られることもあるのだとか。ミルグレインのない部分を調整できることもあるので、購入の際はサイズ直しが行えるかどうか聞いておくと安心です。

指輪の素材


イリジウムやジルコニウム、チタンなどの金属アレルギーの方向けの素材や、人気のピンクゴールドはサイズ直しが難しいとされています。これらの素材はプラチナよりも硬く加工しにくいためです。

しかし、これらの素材の指輪でもサイズ直しができるお店もあるので、まずは購入店や修理工房などに問い合わせてみてくださいね。

サイズ直しの回数


サイズ直しができる回数には限度があり、3回までとしているお店が多いようです。何度も加工をしてしまうと金属の耐久性がなくなり、指輪が破損してしまうリスクがあるそう。サイズ直しは便利ですが、大事な指輪のためにも慎重に検討しましょう。

そのほかに気にしておきたいポイントをご紹介

指輪を購入したあと、なるべくならサイズ直しをしなくて済むように、最適なサイズのものを選びたい方も少なくないでしょう。しかし、女性の身体はとても繊細で、季節や時間帯などでも変化してしまいます。さらに、妊娠・出産によって体型が大きく変わってしまうことも……。ピッタリな指輪を選ぶうえで、気にしておきたい2点をご紹介します。

季節や時短帯でのむくみ


「朝と夕方では指の太さが全然違う」という方も多いですよね。人間の身体は夕方から夜にかけて、いちばんむくみやすいと言われています。まずは朝・昼・夜それぞれの時間帯で指のサイズを測ってみましょう。中間くらいのサイズなら1日中つけていても不快に感じにくいですよ。

時間だけでなく時期にも注意が必要です。特に梅雨はむくみが出やすいので、ジューンブライドを考えている方は、いつもより気をつけてサイズを選ぶといいかもしれません。

妊娠中の指輪選びは注意


特に妊娠中は身体がむくみやすいので要注意です。さらに、妊娠・出産で体型が変わることがあるため、妊娠中〜産後半年くらいは指輪選びを避けた方がいいでしょう。

また、妊娠中は産院から結婚指輪をはずすように指示されます。指輪をすでにお持ちの方はこの機会に磨き直しなどのメンテナンスをしてもらうのがオススメ。出産後指輪をつけるとき、気分がグッと上がりますよ。


まとめ

歳を重ねていくにつれて、指のサイズが変わってしまうことは十分考えられます。指に合わないからとあきらめるのではなく、サイズ直しをして、その時の自分に合う指輪にしましょう。結婚指輪や婚約指輪はふたりを結ぶお守りのようなもの。ずっと身につけていられるようにサイズ直しにも着目して、指輪を選んでみてはいかがでしょうか?