【連載】ジュエリーが生まれるまで vol.1 デザイン編 -PR-

■ジュエリーが生まれるまで vol.1 デザイン編


宝石の買い付けから製造・販売まですべてを自社で一貫して行う「バーティカル インテグレーションシステム(垂直統合システム)」を導入するTSUTSUMI(ツツミ)。TSUTSUMIのジュエリーが、あなたの手元に届くまでのJourney(軌跡)をご紹介する新連載「ジュエリーが生まれるまで」。記念すべき第1回目はブランドの方向性を表現するとても大切な「デザイン」についてご紹介。

ジュエリーをデザインするうえで大切にしていること
ブランドの方向性を決定するのがデザイン
お客様のニーズをくみ取ることが大事
デザインで付加価値をプラス
材料がインスピレーションを引き出す
バイヤーに材料調達を依頼することも
職人の気づきをデザインに反映
コンセプト共有も大事な仕事
まとめ

ジュエリーをデザインするうえで大切にしていること

TSUTSUMIは「もっと多くの方に、美しいものを身につけて人生を輝かせてほしい」という思いから生まれたブランドです。ジュエリーをデザインするうえで、特別な人だけが手に取るジュエリーではなく、できるだけ多くの人にTSUTSUMIの輝きを手に取ってもらえるように、手の届くプライスでより美しいジュエリーを提供することを心がけています。

特別な日や晴れの日に着けるだけでなく、ブライダルリング含むすべてのジュエリーを、日常的に楽しんでいただきたい。その思いをデザインで表現することをとても大切にしています。

ブランドの方向性を決定するのがデザイン

デザインの仕事とは「TSUTSUMIというブランドがこれから何を世に出していくのか」を方向づけること。お客様のニーズにあった商品を生み出すことと、お客様のウォンツを引き出す提案をすること、普遍的なデザインをその時代の品質にあわせてアップデートしていくことが、デザインに求められています。TSUTSUMIというブランドが、今なにを打ち出していくのかを、アピールするための商品を生み出すのがデザインの仕事だととらえています。

お客様のニーズをくみ取ることが大事

TSUTSUMIでは、半年~1年の長めのスパン(期間)でその年の方向性を決定しています。ブライダルリングに関しては、太め・細めなど幅の好みはありますが、普遍的で飽きのこないデザインが愛されることもあり、他のジュエリーよりもスパンは長くなります。とはいえ、以前よりも着け心地を気にされる方が圧倒的に増えていることから、少しずつ変化していくお客様のニーズをくみ取ってデザインに反映することを大事にしています。

デザインで付加価値をプラス

photo:イメージ


デザインを考えるとき、「素材価値」と「価格」のバランスをTSUTSUMIでは大事にしています。素材だけであれば、相場としてこのくらいという価格が分かると思います。そこにこのデザインだからこの価格を出しても購入したいと思ってもらえるように「デザイン」で付加価値をつけられるかということも常に考えています。また、材料や仕上げについては、お客様にずっと安心して愛用していただける「品質」を提供することも大切にしています。

材料がインスピレーションを引き出す

photo:イメージ


材料の買い付けから販売まで一貫体制で行うので、どの材料を使用したジュエリーを作るか、ということを前提にデザインを起こすことはよくあります。ダイヤモンドは細かくサイズごとに在庫管理がされており、その状況を把握したうえでデザインに反映させたり、インスピレーションを受けることがあります。また、在庫状況やコスト、調達のしやすさなどを考えながら材料を選ぶことで、お客様に安定的に商品を届けることが可能になっています。効率の良い材料の使い方に配慮しながら、デザインに反映させることを大事にしています。

バイヤーに材料調達を依頼することも

デザインによっては、バイヤーに材料の調達を依頼することもあります。ブライダルでメインとなるダイヤモンドは品質の基準となる4Cがあるので、バイヤーに調達を依頼しやすいといえます。

一方、カラーストーンは色の濃淡や内包物など、品質にばらつきがあるので、同じ品質のカラーストーンをたくさん確保するのが難しい場合があります。そのため、カラーストーンはデザインや企画ありきで、細かく依頼内容をまとめて調達を依頼をすることがあります。

職人の気づきをデザインに反映

photo:イメージ


デザインが決まると、ひとつのジュエリーがカタチになるまでジュエリーの原型をつくる職人とのやり取りが多くなります。「デザインをこうしたい」に対して、「こうデザインするとここが磨けない」、「この爪の位置だと他に干渉してしまう」など、職人ならではの視点で指摘を受けることもあります。

職人の意見は特に品質に影響しますので受け入れつつ、コンセプトやテーマがずれないようにデザインを調整をしていきます。デザインや品質をブラッシュアップしながら、実際に型ができるまでには約1~2か月ほどの期間を要します。

コンセプト共有も大事な仕事

型ができて、試作品の仕上がりをチェック。OKを出したら、モノづくりの面ではいったんデザインのお仕事は終了です。そのあとは、広報チームにデザインコンセプトを共有&発信してもらいます。

また、コンセプトはお客様と一番距離の近い店舗スタッフへもしっかりと浸透させていきます。お店に並ぶまでには、約半年ほどの期間がかかります。このように職人や広報チーム、店舗スタッフなど、モノづくりに対して各部署と密にやり取りができるのも一貫体制ならではのメリットと感じています。

まとめ

ブランドの方向性やコンセプトづくり、クリエイティビティ、コスト管理、作製の監修など、最初から最後まで各工程にも関わり、ジュエリーを制作。デザインという工程は、全体を見渡すまるでマエストロのような存在に感じられました。また、TSUTSUMIが展開する約160店舗に商品を安定的に行き渡らせる力も必要と、その責任感にも圧倒されました。


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