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何のために結婚するの? 結婚する意味や理由がわからない人が知っておきたい5つのこと

パートナーとの付き合いが長くなればなるほど「パートナーとはずっと一緒にいたいけれど、結婚しなくてもいいと思っている」という方もいるのでは? そもそもなぜあえて結婚をするのか、結婚をする理由や目的、結婚をする意味が分からない方の本音もご紹介します。
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結婚する理由・意味とは?

結婚する意味
実際に結婚を決めた人・結婚した人は、なぜ「結婚」をしようと思ったのでしょうか? 結婚した理由は男性女性でも違うでしょうし、まさに千差万別ではありますが、ここではよく聞く声をまとめました。

好きな人と一緒にいられるから


好きになった相手と、これからもずっと一緒に過ごしていきたいと思うのは自然の流れ。結婚するということは生涯パートナーと共に過ごすと誓うこと。恋人関係でいたときよりも、お互いの結びつきも強くなります。

支えあえる家族が増えるから


生活していく上では、楽しいことばかりではなく、ときには辛いことや大変なこともあります。そんなときにただ側にいて、優しく支えてくれる家族がいることで、心が救われることも多いでしょう。反対に、相手が辛いときには自分がサポートするなど、助け合える点もメリットです。

苦手なことを補い合えるから


整理整頓ができない、料理をするのが苦手など、人それぞれ不得意な分野はあるでしょう。パートナーには掃除をメインで担当してもらう分、毎日の料理は自分が担当するなど、苦手なこともそれぞれの得意分野を活かせば、お互いにストレスなく過ごすことができます。

子どもを産んで育てる喜びを感じられるから


もちろん子どもを産まない選択肢もありますが、愛するパートナーとの子どもを家族に迎え家庭を築くことも喜びのひとつ。子育ての過程では大変なことも多くありますが、一緒に子育てをすることで夫婦の絆も強くなり、子どもの成長をそばで感じることができます。

経済的に安定するから


一人暮らしをしていた場合に比べて、結婚してふたりで住む方が家賃や生活費の負担が軽くなることがあります。共働きであれば経済的にもゆとりが生まれ、貯蓄や投資などに資金を回すことができます。

知らなかった世界に出会えるから


パートナーの趣味や交友関係をきっかけに、自分一人では出会えなかった人や世界を知ることができます。また、子どもが生まれた後は、親になり子どもとの遊びを通して、今まで興味のなかったことが趣味になるなど、新しい世界が広がる可能性も。

家族を安心させられるから


親から何度も結婚はまだかと聞かれている場合、親を心配させないために結婚を選ぶケースも多いよう。親の催促が結婚のきっかけになるのは問題ありませんが、結婚をする一番の理由になってしまうのは要注意。親のために結婚したことになり、後々うまくいかないことがあります。

結婚したいと思わない人の本音とは?

結婚しない理由

結婚した人が幸せではなさそうに感じる


すでに結婚している友人や同僚などから、結婚の話を聞いても、幸せなエピソードがなかなか出てこないというケース。幸せな生活を送っているように見えず、結婚に対していいイメージを持つことができません。

自由がなくなる


お金も時間も自由に使えていた独身時代とは違い、結婚をすると将来のための貯金や、家具や生活に必要なものを購入する機会が増え、自分のためだけに使えるお金は少なくなります。また、ひとりの時間が持ちづらくなることから、あえて結婚しなくてもいいかと思う人も。

誰かと一緒に住むことが負担に感じる


いくら好きな相手でも、誰かと一緒に生活すると、ストレスを感じる場面も増えます。自分の決めたルールだけで動けないのはもちろん、トイレの使い方、洗濯の干し方など相手の細かな生活習慣が気になることも。気を使いすぎて、疲れてしまうのではないかと考えて結婚を躊躇してしまうようです。

お金がかかりそう


結婚するとなると、結婚式に費用がかかるほか、新居を構える場合は引っ越しや新生活のための資金が必要になります。自分の貯金が少なかったり、金銭面に不安がある場合には、大金をかけてまで結婚しなくてもいいと考えてしまいます。

今の生活が充実しているのであえて結婚しなくてもいい


仕事も順調、休日には好きな趣味を楽しむなど、今の生活に満足している場合は、結婚してまで生活を変えたいと思わない人も多いでしょう。結婚をしたくないわけではないけれど、結婚後の生活と現状を比較したときに、そのままでいた方が自分にとっても幸せと感じるケースです。

結婚という形にこだわらない


結婚をしなくても、パートナーと一緒に生活することはできます。結婚の手続きをせず同棲生活をずっと続ける人や、法律上の婚姻関係ではなく、事実婚という選択肢を選ぶ人も増えています。

新しい恋愛や出会いを求めてしまう


同じ相手とこの先ずっと暮らしていくことを誓うのは荷が重いと感じる人も。人生100年時代において、まだまだひとりに絞りきれず、常に新しい恋愛を求めたいと思っている場合は結婚の必要性も感じないでしょう。

そもそも「結婚」の定義とは? 「夫婦」と「恋人」の違いって?

「結婚」の定義

「結婚」とは?


現在の日本においては法律上で定められた男女の夫婦関係のことを指します。婚姻届を提出し、夫婦となることで法律的にもお互いを独占し合う権利と、助け合う義務が生じます。また、生まれてくる子どもは戸籍上、ふたりの子どもとなります。最近増えている事実婚との違いは、おおまかにいうと婚姻届を出すか出さないかという点。「結婚(婚姻)」とは法的に夫婦であることを認められた間柄のことを指しますが、現代的な価値観でいうとお互いを「今後の人生を共にしていくパートナー」として選んだふたりというイメージが強いかもしれません。

後者の目的をかなえるだけなら「事実婚」でもよいかもしれませんが、法的に「婚姻関係」を結ぶことによって、「住宅ローンでペアローンを組みやすくなる」「救急搬送時などお互いに万が一のことあった場合にスムーズ」といったメリットが挙げられます。一方、現在の日本の法律では婚姻時にどちらかが姓を変える必要があるため、改姓する側の手続きの煩雑さや、万が一離婚となった場合の面倒な手続きなど、デメリットもあります。

また結婚は「生涯そのパートナーと共に過ごす」ことを公的に宣言するものなので、お互いの結びつきを強めるものであると同時に、貞操を守ることや家庭の社会的な責任も伴います。

「夫婦」と「恋人」の違いとは?


法的にいえば、夫婦は家族・世帯という単位になりますが、恋人は他人どうしのつながりという点が大きな違いです。また、理由があって別れる場合、夫婦だと離婚の手続きや親への報告などに手間がかかり、恋人でいたときよりも別れづらくなります。その一方で、別れることへのハードルが高くなる分、相手への不満があったり喧嘩をしたりしても、すぐに別れを選ぶのではなく、まずはお互いが関係を良好に保つための努力をしやすくなるのかもしれません。

「結婚生活に役立つ!」と思えるこんな名言も

結婚にまつわる名言

結婚することで自分の成長にもつながる

『ともかく結婚せよ。もし君が良い妻を持てば、幸福になるだろう。 もし君が悪い妻を持てば、哲学者になるだろう』―ソクラテス (ギリシャの哲学者)
ソクラテスは、ギリシャの有名な哲学者ですが、クサンティッペという悪妻がいたことでも有名です。妻の存在があることで、自分も哲学者として成功したことを説いています。

結婚前は誰でも幸せを求めて結婚するもの。もし、結婚する中で、相手が自分の理想と大きく違っていたとしても、それはひとつの経験になります。また、相手をよく知ろうとすることで、人間として成長できるかもしれません。結婚する前から不安になるのではなく、とりあえず一歩踏み出してみるといいかもしれません。

結婚に焦りは禁物

『悪い夫を手に入れる女性は、たいがい結婚を急ぎ過ぎた人です。よい夫を得られるなら、いくら結婚が遅れても、遅すぎることはありません』―ダニエル・デフォー
年齢を重ねるにしたがって、周りの友人や同僚が次々と結婚し、早く自分も結婚しなければと焦ってしまうことがあるかもしれません。しかし、周りの目だけを気にして結婚を急ぐと、冷静な判断ができず、素行に問題がある人や誠実でない人と結婚してしまうこともあります。結婚の適齢期はひとそれぞれ違うもの。焦らずにお互いのタイミングを待つことも大切だといえそうです。

結婚する前は冷静な判断が必要。結婚した後は相手を許すことも必要。

『結婚前には両目を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ』―トーマス・フラー (イギリスの神学者)
結婚する前は、相手の長所も短所もよく見て判断結婚を判断すること。そして、結婚すると決めた後は、片目を閉じるように短所は大目に見て、長所をよく見るようにと説いた名言。結婚してからも、色々と不満はあるものですが、一度決断したのであれば相手の欠点を改善しようと考えるのではなく、幸せのために許容範囲を広げることも必要です。

大変なこともある結婚生活。仲よく暮らしていくには?

結婚生活

ひとりの時間を作る


夫婦といっても、それぞれ育った環境も価値観も異なる赤の他人。いくら好きな相手と暮らすといっても「自分の時間が欲しい」と感じることもあるでしょう。ふたりの時間は大切にしつつ、ひとりの時間も確保することで趣味に没頭したり、買い物を自分のペースで楽しんだりすることで、ギスギスとした雰囲気を避けられます。

感謝の気持ち、思いやりを持つ


結婚した知人が幸せそうにみえないのは、もしかしたら夫婦喧嘩が絶えないなど、家庭の雰囲気がよくないことが原因かもしれません。一緒に暮らす家族であっても、やってもらうことが当たり前にならないように、ありがとうの気持ちは忘れずに持つようにしましょう。

ストレス解消方法を見つける


嫌なことがあったときは、運動をする、友人と話をする、とにかく好きな物を食べるなど、自分なりのストレス解消法を持つことも大切。すぐに問題を解決できなかったとしても、自分で機嫌をとることで、相手に強く当たることも少なく、喧嘩をせずにすみます。

結婚はあくまで幸せな生活を送るための「手段」

幸せに生活する上で、結婚はしてもしなくてもいいもの。結婚することで得られるメリットもデメリットも両方あります。もし将来結婚を考えているのであれば、付き合っている段階でパートナーと結婚の意味や目的を話し合っておくのもいいかもしれません。お互いのイメージを共有したうえで、一緒に結婚の歩みを進めていけるといいですね。
マイナビウエディング 編集部
“ふたりを楽しむ”すべてのカップルを応援するサイト「マイナビウエディング」の編集部が、結婚式場やブライダルジュエリーの最旬情報はもちろん、パートナーシップがより深まるさまざまなお役立ちTIPSをお届けします!

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