結婚観を聞き出すには? 効果的な切り出し方や確認すべき7つのこと
2023/09/26 更新
パートナーとの付き合う中で、「この人と結婚したらどうなるのかな」と誰もが一度は想像するのではないでしょうか。しかし、パートナーと結婚したいと思っていても、相手に結婚する気があるのか、またどのような結婚観を持っているかわからず悩んでいる人も少なくありません。相手の気分を損ねず、結婚観や結婚への意思を確認するにはどうすればいいのか、具体的な聞き方やポイントを解説します。
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パートナーの結婚観を確認する方法

ストレートに聞く
はじめから結婚を前提とした付き合いであれば、直球で聞くのもあり。「お互いの今後を考える上でも、結婚についてどう思っているか聞かせてほしい」と率直な気持ちを伝えましょう。
自然の流れで聞く
結婚観を直接聞き出すのが難しい場合は、会話の自然の流れで聞くのがおすすめ。例えば、デート先で子どもが遊んでいる姿を見ながら、子どもが好きかどうか聞いたり、家族や親子がテーマの映画を見た際に、家族に対する考え方を聞いたりすれば、違和感なく聞き出すことができます。
タイミングに気を付ける
付き合い始めてすぐのタイミングでは、まだふたりの間に距離感もあり、結婚観を聞き出すハードルも高いえしょう。また、相手との関係性ができていない状態で聞きだそうとすると、結婚することが目的のように思われてしまうことも。結婚観を聞くのであれば付き合って数カ月たってから、お互い信頼できるようになってからなど、タイミングを急ぎすぎないことも大切。
自分から結婚観について話をする
まずは自分がどんな結婚観を持っているか伝えるのもひとつ。子どもを欲しいと思っているか聞きたいのであれば、「自分は一人っ子だったから、兄弟が多い家庭がいいな」などと伝えてみましょう。パートナーも、あなたの結婚観について知りたいと思っているかもしれません。また、自分の考え方を話すことで、相手が結婚観について話しやすい雰囲気をつくることができます。
そもそも「結婚観」とは?

ひと昔前は、ある程度の年齢になったら結婚するものと考えられていましたが、時代の流れとともに、結婚への考え方も大きく変わってきました。たとえパートナーであっても、いまや結婚観は一人ひとり違って当たり前。
とはいえ、結婚観を先に聞いておくメリットもあります。特に、「何歳までに結婚をしたい」など希望がある場合は、付き合いが長くなる前に確認しておく方がいいでしょう。相手に結婚願望がなかった場合は、付き合った時間がもったいないと感じてしまうかもしれません。また、結婚観をあらかじめ聞いておくことで、いざ結婚生活が始まってもギャップが少なくてすみます。
結婚観を聞くときに確認しておいたほうがいいこと

子どもの有無
結婚する上で、子どもを持つかどうかの価値観を確認するのはとても大切な作業。具体的には、
・子どもを欲しいと思っているか
・何人くらい希望しているのか
・結婚してすぐなのか、しばらくたってからなのか
・出産後の仕事の仕方
などが挙げられます。 ・何人くらい希望しているのか
・結婚してすぐなのか、しばらくたってからなのか
・出産後の仕事の仕方
子どもに対する価値観は、育ってきた家庭環境が大きく影響するため、意見が合わないことも多いもの。また、結婚前はすぐに子どもが欲しいと思っていても、仕事が充実していたり、忙しかったりすると「もう少し先がいいかも」と考え方が変わることもあります。都度、話し合いをして解決できるかどうかも確認しておきましょう。
家事について
結婚後はふたりで家事を担当するのが基本ですが、どのくらい担当するかは、それぞれの働き方が大きく関わってきます。
・どの程度家事ができるのか
・家事の中で得意なことは何か
・家事を分担することに抵抗はないか
などは、結婚前に話し合っておくといいでしょう。「多く稼いでいる方が家事は少なくする」など金額で決めるのではなく、拘束時間が長い方が家事は少なめにするなど、仕事と家庭のバランスを夫婦それぞれで補える状態にしておくのがおすすめです。また、家事を分担する上では、お互いの得意な分野を担当にするとストレスも少なくスムーズです。 ・家事の中で得意なことは何か
・家事を分担することに抵抗はないか
住む場所
結婚してから、どこに住みたいと思っているのかも聞いておくといいでしょう。新居を選ぶ際は、お互いの通勤時間を考慮して住む場所を決める必要があります。
・通勤時間はどのくらいが許容範囲か
・実家から近いところに住むのか
・エリアはどのあたりがいいのか
・賃貸か購入か
・戸建てか、マンションか
住まいを選ぶ際は、考えておきたい条件がたくさんあるので、自分の中で優先順位を決めておくのがおすすめ。結婚後のことはもちろん、ゆくゆくは将来親と住みたい、故郷に戻りたいかなども聞いておくといいでしょう。 ・実家から近いところに住むのか
・エリアはどのあたりがいいのか
・賃貸か購入か
・戸建てか、マンションか
家族構成や家族関係
結婚後は、相手の父母や兄弟とも家族になります。どんな家庭で育ったのか、結婚後にどんな関わり方をしたいのか、会話の中で確認しておきましょう。
・相手の家族構成は?
・相手家族はどのような人柄なのか
・親や兄弟との関係
などです。仲の良い家族もあれば、親子や兄弟仲がうまくいっていないこともあるので、結婚前に確認をしておくと安心です。 ・相手家族はどのような人柄なのか
・親や兄弟との関係
働き方・仕事に対する価値観
結婚に伴い、仕事や働き方を変える必要があるケースも。お互いの仕事のスタイルや、キャリアについて話し合っておきましょう。
・どんな仕事をしているのか
・結婚後の働き方
・移動や転勤がある仕事なのか
・将来のキャリアプランについて
結婚して一緒に暮らすことになると、ふたりの生活リズムも変わってきます。また結婚後、パートナーによっては、なるべく家事を担当してほしい、または仕事を辞めて家事や相手のサポートをしたいと考えている場合も。フルタイムで働き続けるのか、働く時間や場所を変えるかなども確認しておくといいでしょう。 ・結婚後の働き方
・移動や転勤がある仕事なのか
・将来のキャリアプランについて
お金の管理
お金に対する価値観の違いは、結婚後の生活水準に大きく関わります。相手の買い物の仕方や、会話の中で「どんなことにお金を使っているか」を確認していきましょう。
・趣味に対するお金の使い方
・ローンや借金はないか
・ギャンブルはするか
・収入や貯蓄
など、夫婦間のトラブルになりそうなことは事前にすり合わせしておきたいところ。収入や貯蓄などをすぐに聞くのは、相手に不快な思いをさせることもあるので、タイミングには注意が必要です。 ・ローンや借金はないか
・ギャンブルはするか
・収入や貯蓄
結婚式の有無
結婚式をするしないは、お互いの価値観によるところ。結婚式よりも、新婚旅行や新居にお金を掛けたいという人もいるでしょう。
・結婚式を挙げたいと思っているか
・挙げるなら誰を招待するか、どこで挙げるか
・いつ結婚式をするか
など、確認しておきます。相手がどんな考えなのか、自分意見が違ったときどこまで寄り添えるかなどを話し合っておきましょう。
・挙げるなら誰を招待するか、どこで挙げるか
・いつ結婚式をするか
自分の結婚観を整理しておく

これまで違った環境で育った人間同士、価値観が違うのは当たり前。どちらが正しいかを決めるのではなく、お互いに歩み寄れる点はないか、妥協点を探していくことが大切です。価値観の違いはマイナスではなく、自分にとって刺激的でもあり、新たな世界を広げてくれるきっかけにもなります。結婚観を知ることで、お互いについてより理解を深めていけるとステキですね。
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