同棲前に親挨拶って必要? 挨拶をするメリットや準備で気をつけたいポイントは?
2025/04/26 更新
付き合う期間が長くなると、「そろそろ一緒に暮らしたいね」と同棲を考えるカップルも多いもの。ですが、同棲するにあたって「親への挨拶はどうしよう」と悩んでいる人は少なくありません。結婚と違って、同棲には明確なルールがないため、親に言うべきかどうか判断に迷いますよね。
今回は、同棲前に親挨拶をしたほうがいいのか、またどう進めていけばよいのかについて、具体的な準備ポイントを解説します。
今回は、同棲前に親挨拶をしたほうがいいのか、またどう進めていけばよいのかについて、具体的な準備ポイントを解説します。
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同棲前の親挨拶はしたほうがいいの?
同棲のタイミングで親へ挨拶をするかどうか、実際にはカップルによって異なります。「特に何も言わずに始めた」という人もいれば、「同棲を決めた時点でふたりで挨拶に行った」という人もいるでしょう。ですが、将来結婚を考えているのであれば、早い段階でパートナーの親と信頼関係を築いておくことは大きなメリットもあります。具体的にどんなメリットがあるか見ていきましょう。
同棲前に親挨拶するメリット

親に安心感を与えられる
親にとって、子どもの人生に関わる大きな節目は、やはり心配なもの。特に、結婚や同棲については慎重になることも多く、「誰と」「どんな暮らしをするのか」は気にする親も多いでしょう。同棲する前に、実際に顔を合わせ、相手の人柄を直接見ることで、「この人なら大丈夫」と安心してもらいやすくなります。親との信頼関係を築ける
「ちゃんと挨拶に来てくれた」という事実は、相手の親に与える印象も良くなります。さらに、丁寧な言葉遣いや礼儀正しいあるふるまいができれば、それだけで誠意や責任感が伝わるでしょう。今後の結婚話がスムーズになる
同棲から結婚することになった場合、あらかじめ挨拶をしておくことで、「この人なら大丈夫」と親の中で安心材料が増えます。また、すでに面識があることで、結婚報告や式の準備も自然な流れで進めやすくなります。挨拶を決めたらどう動く? 親挨拶の準備ステップ

挨拶のタイミング
親への挨拶は、同棲を始める前にすましておきましょう。挨拶のタイミングに明確なルールはありませんが、物件探しをする前に挨拶をしておくと、親も安心します。物件を探し始めた後や、物件の契約後だと、事後報告になってしまい、親が不安を感じてしまう場合も。ふたりで住むことが決まった段階で伝えるのがベターです。
親へのアポイントは、「少し話したいことがあるんだけど、今度時間取ってもらえる?」と丁寧に伝えるとスムーズです。
挨拶時の服装は「きちんと感」がカギ
服装は、ビジネスのように堅すぎる必要はありませんが、第一印象を左右する重要なポイントです。「清潔感」や「落ち着いた印象」を意識することで、誠実さや礼儀正しさが伝わります。女性の場合は、ワンピースや、ブラウス+スカート・パンツなど、シンプルで品のあるコーディネートがオススメ。露出が多い服や派手な柄、過度なアクセサリーは避けた方が無難でしょう。ナチュラルメイクや落ち着いたヘアスタイルも、全体の印象を整えるうえで重要なポイントとなります。
男性の場合は、襟付きのシャツや、ジャケットを合わせたスタイルを選ぶといいでしょう。派手な色やTシャツ、ダメージジーンズなどは避け、清潔感のある服装を意識しましょう。靴もスニーカーではなく、革靴やシンプルなローファーを選ぶと、よりきちんとした印象になります。
手土産は高すぎないものを
手土産は、3,000円前後の和菓子や洋菓子、地元の名産などが定番です。高級すぎると相手に気を遣わせてしまうこともあるため、あくまで「気持ち」を伝えることを重視しましょう。さらに、事前に親の好みをパートナーに聞いてから手土産を選ぶと、より確実です。渡すときには、「お口に合えばうれしいのですが」など、一言添えると丁寧な印象になります。
挨拶当日の流れとマナーのポイント

玄関では丁寧なあいさつを
到着したら、玄関先で「本日はお時間をいただきありがとうございます」と丁寧に挨拶をしましょう。靴は揃えてから上がり、ゆったりと落ち着いた印象を意識します。約束の時間に遅れるのはマナー違反。余裕を持って相手の家に向かうようにしましょう。自己紹介と手土産を渡すタイミング
席に案内されたら、改めて自己紹介をします。手土産はこのタイミングで渡すようにしましょう。同棲についての話を切り出す
あいさつの本題に入る際は、「今日はご挨拶とご報告に伺いました」といった前置きをし、丁寧に同棲の意思を伝えましょう。親が気にするのは、ふたりの生活がしっかりと考えられているかどうかということ。具体的には、住む場所や家賃の負担、生活費の分担、今後の仕事やライフプランなど、現実的な話を交えて説明することで、誠実さが伝わります。「まだ未熟な点も多いですが、ふたりで協力してやっていきたいと思っています」といった言葉を添えると、より安心感を持ってもらえるでしょう。将来の結婚を見据えた同棲であれば、結婚までの準備であることやどうして同棲したいかをきちんと説明しておくと、親の印象もアップします。
長居はしすぎず、感謝の言葉で締めくくる
滞在時間は1時間程度が目安。話が一段落したら「本日は貴重なお時間をありがとうございました」とお礼を伝えましょう。帰宅後には、お礼の連絡やメッセージを送ると、より丁寧な印象になります。挨拶をするときの注意点
一方の親が挨拶を希望していない、あるいは家庭の事情で複雑な背景がある場合もあります。無理に進めず、まずはふたりで話し合うようにしましょう。 また、挨拶は「ふたりの意志」で行うもの。どちらか一方が親に会いたくないと感じている場合は、無理強いはせず、お互いの気持ちを尊重するのも選択肢のひとつです。親挨拶をする前に、ふたりで話し合うことも大切

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