今テーマは、「パートナーに着けてもらいたい、贈りたい腕時計」。
男性に時計を贈るときは、やはり持ち主のパーソナリティに合ったピースを選びたいもの。例えば、女性がリングやピアス、ネックレスなどのジュエリーをはじめ、バラエティ溢れる豊富なアイテムを身に着けることができるのに対し、男性にとっての腕時計は、その人となりを語る大切な装身具の一つとなるからだ。よく雑誌などで、腕時計は男性にとっての名刺でもある、というようなテーマが組まれるのも、そのような理由があってこそのものだろう。
結婚記念のペアウオッチとして、あるいは結納時計として、ここにおすすめのブランドを紹介。
第一回は、OMEGA(オメガ)の腕時計。歴史的なクラフツマンシップやヒストリーに満ちた、21世紀にふさわしいモダンなクリエイションをここに集めた。
≫パートナーに捧げる時計、そのさまざまなスタイル <Part2:ジャガー・ルクルト、チューダー>
装いのワンポイントとなる、スタイリッシュなブルー文字盤
結納時計としても高い人気を博してきたブランドの一つが、このオメガである。今回選んだのは、昨今特に人気を博しているブルーダイアル。青文字盤は各社の技術向上とともに実に発色の美しいモデルが市場に出回るようになり、ここ数年、多彩なバリエーションを誇るようになった。
この「シーマスター サマーブルー コレクション」は、海への冒険を彷彿させるそのイメージも心を奪うシリーズである。水辺のシーンでも使い勝手の良い300メートル防水から、世界を羽ばたくジェットセッター向きのワールドタイマーまで、豊富なバリエーションから自分好みの一本を選びたい。すべてにスイス連邦計量・認定局(METAS)認定のオメガ コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー搭載。
左「シーマスター アクアテラ シェード」
波やヨットのイメージを取り入れたデザイン。SS、直径41mm、自動巻き、¥1,023,000
中央「シーマスター アクアテラ ワールドタイマー」
ブルー文字盤の海のイメージとともに、グレード5チタンのプレートに地球の姿を描いたダイアルが印象的なワールドタイマー。SS、直径43mm、自動巻き、¥1,562,000
右「シーマスター 300」
1957年発表のモデルの系譜となる王道ウォッチ。ブルーのグラデーションダイアルが何とも美しい。SS、直径41mm、自動巻き、¥1,144,000
ジャケットスタイルに映えるエレガントなデザイン
その一方で、オメガの中でもウエディング用途で高い人気を誇るのが、この「デ・ヴィル プレステージ」。トリプルアップルのベゼルスタイルと、ケースバックに向かって小さくなる“バシーヌ”シェイプが、ドレスウォッチにふさわしい佇まいを約束する。昨年アップグレードを果たし、第3世代となった同コレクションは、レディス含めて全6モデル、 138 種の豊富な品ぞろえとなった。
左「デ・ヴィル プレステージ」
デイト表示付きの40mm。オメガ独自のセドナゴールドをベゼルに採用したクラシカルなコンビが目を奪う。SS×セドナゴールド、アリゲーターストラップ、直径40mm、自動巻き、¥1,078,000
右「デ・ヴィル プレステージ スモールセコンド」
直径41mmのスモールセコンドモデル。新たな2in1フィニッシュ仕上げで深みのある表情に。SS、直径41mm、自動巻き、¥847,000
クラシカルなデザインがジャケットスタイルにも合わせやすく、コーアクシャルムーブメント搭載の直径40mmや直径41mmのケースサイズや、異なる文字盤のカラーや仕上げ、パワーリザーブやスモールセコンドモデルなどの様々な組み合わせから、特別な一本を選んでみたい。
左「デヴィル プレステージ パワーリザーブ スモールセコンド」
6時位置にパワーリザーブとスモールセコンドの両方を配した直径41mm。ダークグリーンとイエローゴールドのカラーコンビネーションがスタイリッシュ。YG、アリゲーターストラップ、自動巻き、¥2,167,000
右「デヴィル プレステージ パワーリザーブ スモールセコンド」
6時位置にパワーリザーブとスモールセコンド表示。2in1フィニッシュ仕上げのスカイブルー文字盤が爽やか。SS、直径41mm、自動巻き、¥935,000
文/野上亜紀