映画と時計の深い結びつきを語るうえで、ハミルトンの「マーフ」は欠かせない存在である。クリストファー・ノーラン監督の名作『インターステラー』において、主人公クーパーと娘マーフを時空を超えて結びつけた象徴的なタイムピースとして、多くの映画ファンや時計愛好家の心を掴んできた。
そんな“マーフ”に、新たな表情を与える新作が加わる。今回発表されたモデルは、恒星間彗星の旅からインスピレーションを受けたという宇宙的な世界観を表現した特別なダイヤルを採用。これまでのクラシカルな印象を継承しながらも、より幻想的でドラマティックな魅力を備えた一本となっている。

宇宙を思わせる深いブルーが生み出す幻想的な表情
新しい“マーフ”の最大の特徴は、その印象的なダイヤルにある。
中心部には鮮やかなディープブルーを採用し、そこから外周に向かってブラックへとグラデーションすることで、果てしなく広がる宇宙空間を表現。さらに、ダイヤル全体には星屑を散りばめたかのような粒状のテクスチャーが施され、光の当たり方によってさまざまな表情を見せる。
映画『インターステラー』の世界観とも自然に重なり合うデザインであり、作品のファンならずとも心を惹きつけられる仕上がりである。

編集部が展示会で実機をチェック
2026年8月に開催された「HAMILTON Preview and Sales Convention AW 2026」で、編集部はひと足先に実機を確認した。
実際に目にした第一印象は、「これまでのマーフとはまったく異なるロマンをまとった一本」というものだった。
特に印象的だったのが、深く濃密なブルーダイヤルの美しさである。単なるブルー文字盤ではなく、見る角度によって青から黒へと移ろう繊細な色彩表現が施されており、まるで宇宙空間を覗き込んでいるような奥行きを感じさせた。
また、ダイヤル上に散りばめられた粒状のテクスチャーは、光を受けるたびに繊細な輝きを放つ。展示会の照明の下では、その煌めきがまるで星屑のように浮かび上がり、『インターステラー』が描いた壮大な宇宙を連想させた。
サイズ感やケースデザインは従来のマーフらしさをしっかりと残しており、象徴的なカテドラル針やアラビア数字インデックスも健在。映画モデルとしてのアイデンティティを守りながら、新しい個性を加えたバランスの良さも魅力であった。

マーフらしさはそのままに、新たな魅力をプラス
ストラップはブラックレザーベルトとステンレススチールブレスレットの2種類を用意。クラシカルな雰囲気を楽しみたいならレザー、よりモダンでスポーティな装いを求めるならブレスレットと、好みに応じて選択できる。
視認性の高いダイヤルデザインやヴィンテージテイストを感じさせるディテールなど、“マーフ”を象徴する要素はそのまま継承。一方で、新しいブルーダイヤルによって、これまで以上に物語性やロマンを感じさせるモデルへと進化を遂げた。

ロマンあふれるストーリーを腕元に
映画の中で生まれた一本が、ひとつのコレクションとして確固たる地位を築いた“マーフ”。今回の新作は、そのストーリー性をさらに深化させるモデルと言えるだろう。
展示会で実機を目にした際も、多くの来場者が思わず足を止め、文字盤を覗き込んでいた姿が印象的だった。宇宙を思わせる深く青いダイヤルと星屑のような煌めきは、写真だけでは伝わりきらない魅力を秘めている。
『インターステラー』ファンはもちろん、ロマンあふれるストーリーを腕元で楽しみたい人にも注目してほしい一本である。

カーキ フィールド マーフ
ケース:ケース径38mm/ステンレススチール
厚さ:11.1mm
ラグ幅:20mm
ダイヤル:ディープブルー
針:スーパールミノバ®加工を施したニッケル時針・分針、ニッケル秒針
ムーブメント:機械式自動巻き(H-10)/標準持続時間80時間
ブレスレット:ステンレススチール/ブラックレザーベルト/ステンレススチール製ピンバックル
風防:サファイアクリスタル(反射防止加工)
防水性:10気圧(100m)
税込み販売価格:¥148,500 / ¥161,700
発売日:2026年9月1日(火)

読者お問い合わせ先: ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン Tel.03-6254-7371 https://www.hamiltonwatch.com/ja-jp/
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