親しい人々に見守られての挙式を希望していたので人前式を選びました。12月とは思えない暖かな昼下がり。ガラス張りのコリドーを、彼がフラワーガールとともに入場しました。舞い上がる花びらで清められた通路を進みながら、ゲストの皆様から小さな花束を受け取って、両手いっぱいになった花束を彼のお母様がブーケにしてくれました。つづいて私は、父のエスコートでの入場。中空に浮かぶバージンブリッジを、一歩一歩、確かめるような足取りで進みました。チャペル正面で父と彼が固い握手を交わし、挙式がスタート。彼からプロポーズのブーケを受け取り、私はブーケの中から一輪を抜き取って彼の胸元へ。ゲストの皆様の笑顔と拍手に包まれる中、温かなセレモニーとなりました。
彼の親戚がいる島根の海で集めた流木や貝殻、珊瑚で会場をあたたかな海を思わせるコーディネートに。リングピローは、石垣島の珊瑚とシーグラスでハンドメイドしました。演出は少なめにして、その分、歓談と料理を存分に味わってもらえるように計画しました。 大切な人の笑顔をたくさん見ることができて、両親にも感謝の気持ちを伝えられて、本当にうれしい一日になりました。