神戸メリケンパークオリエンタルホテル の先輩カップルレポート詳細情報

これだけはやりたいと僕が考えていたのは、披露宴中に彼女へ花束のサプライズプレゼントをすることでした。これまでの感謝と、この先もよろしくという想いを込めてのものです。
プランナーさんと3人での打ち合わせ中、彼女が化粧室に席を立つわずかなタイミングを狙ってご相談しました。余興として僕の幼なじみに「実は前から彼女が好きだった」といった寸劇をお願いして（笑）、その後でサプライズに入るという流れを考えました。
プランナーさんの巧みなカモフラージュで、スムーズに進行してくださったのでありがたかったです。それ以外のイメージは当初あまりなかったのですが、プランナーさんのお力を借りながら少しずつ固めていきました。

ふたりとも地元が神戸なので、神戸らしさのある会場を探しました。ホテルを希望していたのは、この先も記念日ごとに食事に行ったりもできるかなと思ったからです。
将来もふたりにとって、特別な場所になればいいなと。実は両家の顔合わせも「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」さんだったんです。その時に景色が素晴らしいなと感じていたこともありますね。
他にも2件見学をしたのですが、さらなる決め手となったのは料理が一番おいしかったこと。僕はとくにお肉料理が気に入りました。
やはりゲストの方においしい料理を召し上がっていただきたいという気持ちが大きく、それがこんなステキな景色を見ながらであれば理想的だなと。見学時に対応してくださったプランナーさんが常に笑顔で、話しやすいのもよかったですね。当日までずっと僕たちの担当をしてくださったので、余計に相談しやすかったです。

わりとスムーズに進めていけたと思います。プランナーさんが「こんな実例もありましたよ」など、アドバイスを常にくださるので助かりました。ふたりの意見が食い違うこともありましたが（笑）、うまく調整してくれました。
デザートビュッフェは、彼女の希望です。神戸港を一望できるプライベートテラスがある「海王」という会場でしたので、屋外ならより神戸らしさを楽しんでいただけるかなと。
またドレスの色や会場装飾など、テーマカラーには水色を選びました。僕たちは高校の同級生なのですが、制服のネクタイの色が水色だったので。それは彼女のアイデアです。
オープニングムービーを手作りしたり、ウェルカムスペースを飾りつけたりと直前までバタバタではありましたが、ふたりらしさを演出できたのがよかったです。ふたりともスニーカー好きなので、ウェルカムスペースにはスニーカーを飾りました。

まず挙式前に、過去に担任した子どもたちとの対面がありました。準備の関係で僕だけだったのですが、想像していたよりずっと多くの子たちが来てくれて。みんなニヤニヤしていましたが（笑）、やはりうれしかったですね。
挙式自体は、緊張しました。甥っ子姪っ子がリングボーイ＆ガールをしてくれたのでほのぼのとした雰囲気になったと思います。見学時には空やポートタワーも見えるとてもきれいなチャペルだなと感動しましたが、本番では残念ながらそれを感じる余裕がなかったです（笑）。
とはいえやはり、うれしさは大きかったですね。中学校、高校、大学とそれぞれの時代で出会った人たちが同じ場所に集まってくれている、その感覚が不思議であると同時に幸せで。しかもみんな笑顔で見守ってくれているので、それが一番うれしかったです。

披露宴ではできるだけゲストと歓談する時間を持ちたかったので、プランナーさんとも相談して演出は少なめにしました。フォトラウンドのタイミングでもたくさん話ができたので、よかったです。
デザートビュッフェも大成功でした。デザートをテラスに並べていただいたので、取りに行ったついでにポートタワーをバックに撮影したり。スイーツ同様に、料理も大好評でした。「おいしかった！」という声が多かったのは、やはりお肉とオマール海老でしたね。
サプライズは、想像していたより彼女のリアクションが薄くて……（笑）。きっと驚きすぎていたからだと思いたいのですが、喜んでくれていたのは確かだと思います。
結婚式は本当にあっという間の、夢のような時間でした。楽しかったという印象は確かに残っているのですが、一瞬で過ぎてしまった気がしています。

神戸のシンボルともいえるホテルなのでゲストのみなさんのイメージもいいし、印象を残せたかなと思います。外観は見たことがあっても中に入ったのははじめてというゲストもいらしたので、「すごいな！」「きれいだな」と。上品で特別感のある施設なので、そこを喜んでくれた方もいらっしゃったようです。
テーブルにサーブしてくれるスタッフのみなさんも丁寧だったので、ゲストの満足度も高かったです。僕自身もお色直しで一度会場の外に出た際に、緊張をほぐしてくださるようなお声がけをいただきました。ありがたかったです。当初想像していたように結婚記念日ごとに訪れるなど、今後も長いお付き合いをしていきたいです。