元々は新婦の「和装を着てみたい」という漠然とした希望から会場を探したのですが、非常に満足しています。結婚式をするにあたり、私たちに共通していたのが「家族を大切にしたい」という想い。家と家とのつながりを実感できるという点で、神前挙式に行き着きました。明治記念館さんでは挙式の際、それぞれの両親と共に6人で入場できると教えていただき、それも会場選びの決め手になりました。
挙式を明治神宮で行う選択肢もありましたが、私たちが選んだのは会場内の儀式殿です。洋装も似合う洗練された雰囲気と、祖父母も招待していたので披露宴会場への移動がスムーズで負担が少ないことが理由です。祖父母は和装を始め、明治記念館という由緒ある場所での挙式ということも喜んでくれました。
ゲストへのおもてなしというところで、全員が参加できる雰囲気作りと、おいしい料理を召し上がっていただくことです。時間とお金を使いわざわざ私たちのためにお越しいただくので、身内ネタにならない演出を意識しました。例えば餅つきでは中学・高校・大学・職場といった各コミュニティからおひとりずつ参加してもらうようにしたり、テーブルスピーチも取り残すグループがないようにしたり。
食べることが大好きなふたりという背景もあり、料理はグレードを上げました。ふたり共通の好みである和食です。試食ではとくにメインのお肉がおいしかったので、メニューはそれを中心に料理長にお任せしました。ゲストからは「今まで出席した結婚式の中で一番おいしかった」という言葉もいただきました。
厳かな雰囲気で、よかったです。私自身神前挙式に参列したことがなかったので、貴重な経験ができました。儀式の作法についても打ち合わせや練習がありましたし、玉串拝礼や誓いの言葉を読み上げる誓詞奏上は“間違えないように”という緊張感がありました。教職をしているので人前で話すのは慣れているのですが、まったく違う緊張感で。身が引き締まる思いがしました。
挙式後は庭園でゲストと一緒に写真撮影などをしました。庭園の美しさも会場を選んだひとつの理由です。披露宴会場への入退場も庭から行い、ゲストのみなさんにも景観を楽しんでいただきました。入場した瞬間に両親が涙を流しながら見守っていてくれたことも、印象に残っています。
庭園が目の前に広がっているのと、メイン会場横にホワイエがありプライベート感があるところが気に入りました。披露宴ではケーキ入刀などの定番演出もしましたが、あまり詰め込みすぎずゲストとゆっくり歓談できる時間を設けたつもりです。
私は紋服からタキシードのみでしたが、新婦は白無垢から色打掛、さらにドレスのお色直しをしました。ドレスの入場では、新婦とその父で歩いてくるチャペル式のような演出をしました。「ぜひお父さんと歩きたい」という新婦の希望からで、引いていた新婦の手を義父が私に渡してくれた場面は強く印象に残っています。「しっかり頑張っていこう」という責任感と、うれしさが入り混じったような気持ちになりました。
仕事の関係で行く機会も多い場所でしたので、和装ができるところで真っ先に思いついた会場です。和洋どちらも似合う空間だったことも大きいですね。さらに神社が母体ということもあり、「営利を追求しすぎていない雰囲気がいいね」とふたりで話をした記憶があります。
プランナーさんを始めとする、スタッフさんの印象もよかったです。私も新婦もそれぞれにサプライズを仕掛けたのですが、それも快く引き受けてくださいました。新婦からのサプライズは私が担当している生徒たちからのお祝い動画、私からは当日バラの花束と手紙を贈りました。それまで想いを伝える機会があまりなかったので、節目の場面でできたのがよかったです。プランナーさんには手厚いサポートをしていただき、本当に感謝しています。
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