外観
【神戸人の憧れの的】1919年、貿易商西尾類蔵氏により、風光明媚な須磨の高台に立てられた大邸宅。招きもてなされたのは、財界人・文化人・華族・さらには海外からの貴賓といったきら星のごとき本物のセレブリティ。当時の神戸社交界において、西尾邸への招待はステイタスの証だったという。
付帯設備
【アール・デコの意匠】1925年、パリで開催された万国装飾美術博覧会によって、世界的な流行を見せたアール・デコ。1919年創建の神戸迎賓館 旧西尾邸は、世界に先駆けて当時最先端の意匠を取り入れている【照明に見る大正モダニズム】日本で照明が使われるようになったのは明治時代。それもごく一部の街灯のみで、大正初期はまだ自邸に照明を備えていること自体が、財界人としてのステイタスシンボルだった。
披露宴
大正時代の贅と粋をふんだんに取り入れた本館にあるメインバンケット。 設計者は初代通天閣を手掛けた設楽貞雄氏。 格天井や透かし彫りにした鳳凰の欄間が当時の社交界を彷彿とさせる。 レトロクラッシックなウエディングパーティがかなう空間。
別館「THE VIZCAYA GARDEN」／着席40～128名
旧西尾邸の敷地内に佇む独立型バンケット。 ナチュラルで爽やかな空間。窓の外には緑が広がり、併設のサンルームからは、庭と本館の絶景が眺めることができる。
挙式
「Lazo」／やわらかな日差しが差し込む、アットホームなチャペル／着席～100名
スペイン語で“絆”の意味を持つチャペル「Lazo」。 チャペル内は自然光がたっぷり降り注ぎ、祭壇正面の窓からは大木の緑を望むことができる。
料理・ケーキ
◆レストラン「ル・アン」併設◆グランシェフ 石井之悠氏／スイスのグランメゾンで活躍、神戸元町で開業。ミシュランと並ぶ2大レストランガイド「ザガット・サーベイ」では神戸エリア料理部門で4年連続1位を獲得。近年は銀座「GINZA SIX」最上階レストランプロデュース、京都で監修しているレストランがグルメサイトで口コミ全国1位を獲得など、話題が欠かない。
【幅広いゲストに対応した料理】プリフィックコースや和洋折衷コースをご用意
プリフィックスメニューとは、オードブル・スープ・魚料理・肉料理・デザートの各メニューを、豊富なメニューリストから自由に選べるフルコースです。 料理の品数を増やしたり、メニューにない料理をご用意することもできます。 また、「このゲストにはアレルギー食材を使わないでほしい」「年配のゲストにはあっさりとした味付けに」といったオーダーにも対応いたします。
庭
【日本庭園】セセッション様式の本館の裏には、まるで別世界のような見事な日本庭園が広がる。この日本庭園内には<茶室>と<離れ>があり、それぞれ兵庫県指定重要有形文化財になっている。日本庭園の緑は、秋になると紅葉が一面に美しく色づく。そんなロケーションには和装ももちろん映える。神戸では珍しい本格的な和の前撮りができるのも人気のひとつ。
