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【搭乗レポ】ハワイハネムーンは、空飛ぶウミガメANA「FLYING HONU(フライングホヌ)」で!

カラフルなウミガメが描かれた機体が成田国際空港の滑走路でひときわ目をひく、ANA「FLYING HONU(フライングホヌ)」。今回は、実際にマイナビウエディング編集部が搭乗し、人気の秘密を徹底レポート! 新婚旅行(ハネムーン)におすすめな理由やサービスなど、隅々まで解説します。ハワイに着く前からワクワクがとまらない空の旅へ、いざ出発!
目次

"空飛ぶウミガメ"の正体-「FLYING HONU(フライングホヌ)」とは
2019年5月に就航したA380型機ANA「FLYING HONU(フライングホヌ)」。東京・成田〜ハワイ・ホノルル間を1日2便運航しており、2階建ての巨大な機体と、そこに描かれたウミガメのペイントが特徴です。そもそも、あまり耳馴染みのない「ホヌ」という名前。これは、ハワイで“幸福を運ぶ神聖な生き物”とされている「ウミガメ」を意味するハワイ語で、この機体に乗ってハワイに旅する人に幸運が訪れるように、という願いが込められているそう。

ハワイ語でウミガメを意味する「Honu(ホヌ)」
フライングホヌには3種類の機体デザインがあり、それぞれハワイの空・海・夕陽をイメージしたカラーが使われています。

1号機「ラニ(Lani)」(左)は、空とANAブルーをイメージしたブルーカラーのウミガメ。名前のラニはハワイ語で空を意味します。おっとりとした、優しい顔つきが特徴。
2号機「カイ(Kai)」(中央)は、海をイメージしたエメラルドグリーンで、ニコニコと笑った顔が印象的。カイはハワイ語で海を意味する言葉。
3号機「ラー(La)」(右)は、夕陽をイメージしたオレンジカラーのボディに、可愛らしい長いまつ毛が特徴で、鮮やかなオレンジが青い空に映えます。ラーはハワイ語で太陽という意味。
どのホヌ(ウミガメ)が旅のお供になるかも、楽しみのひとつですね。
【搭乗記】世界最大の旅客機の中は⁉︎ 快適でアロハな空の旅
今回マイナビウエディング編集部が搭乗したのは、エメラルドグリーンの2号機「カイ(Kai)」と、ブルーカラーの1号機「ラニ(Lani)」。空港から見えるホヌは、どの機体よりも大きくてユニークな飛行機。期待に胸が膨らみます。

ハワイの空をイメージした1号機「ラニ(Lani)」。堂々とした佇まいに一気にテンションがあがる編集部一同
機内に一歩足を踏み入れると、そこはすでにアロハな空間。BGMには穏やかなハワイアンミュージックがかかり、機内のいたる所にハワイの海や空をイメージしたグラフィックがお出迎えしてくれます。さらによく見ると、客室乗務員のヘアや仕切りカーテンなどに、ハワイを代表する花「プルメリア」が。
一階は全席エコノミークラスで、爽やかな色合いと広々とした空間が特徴です。

グレーとブルー、二色のファブリックが印象的なエコノミークラス
機内には、飛行機内では見慣れない階段が。二階の客室へとつながっており、あらためて機体の大きさを感じることができます。
搭乗中もハワイをイメージした、空・海・夕陽・朝陽・星空・虹などのライティングを楽しむことができ、気分はすでにハワイにいるかのよう。
レインボーステート(虹の州)とも呼ばれるハワイを連想させる、レインボーカラーの照明
1階後方にある多目的ルームには、シンクや着替え台、おむつ交換台などがあるので、お子様連れには嬉しいポイント。案内表示のピクトグラムがホヌ(ウミガメ)仕様なことにも注目です。
その他にも、非常口サインがサーフボードの形になっていたりと、随所に“ハワイ”を見つけることができるのが嬉しいポイント。ANAならではのきめ細かい接客もあいまって、心地よい空間が広がります。
【搭乗記】ゆとりあるエコノミークラスの旅
今回マイナビウエディング編集部は、エコノミークラスを体験。エコノミークラスは383席あり、3-4-3列の配列でグレーとブルーの2種類のファブリックが印象的な明るい空間。
エコノミークラスは、毛布・枕のアメニティが各席に用意されている
座ってみるとすぐに「広い!」と感じるくらいゆとりのある空間は、なんと34インチのシートピッチ。カップルふたりで並んで座っても、窮屈な印象がありません。幅も足元も余裕があり、高さなど6方向に調整可能なヘッドレストや、フットレストを調節すれば自分に合った快適空間に。

さらに、エコノミークラスにおいて世界最大の薄型タッチパネル式モニターは、なんと13.3インチ。ワイキキの風景などハワイらしい映像が流れており、旅の始まりのワクワクが止まりません。映画やドラマなど、さまざまなコンテンツがあり、大人から子供まで充実した時間を過ごすことができます。

日本時間2024.4.22 成田国際空港発 NH184便にて提供された、エコノミークラスの機内食
搭乗から約1時間、日本時間夜9時頃になると機内食の提供が開始。この日はエビや野菜と共にたっぷりのチーズがのったシーフードドリアや、ANAオリジナルドレッシングで食べるサラダ、スモークされた合鴨がのったポテトサラダ、大根と鶏そぼろの煮物、パン、クラッカー、チーズ、スナック、アイスクリームとボリューミーな機内食。特に、デザートのハーゲンダッツには編集部一同喜びの声。
その後、上記とは別にマフィンやスナックの配布が。そちらは朝ごはんとしてハワイ到着前に食べたり、小腹が空いたタイミングで食べたりすることができます。ペットボトルでの水の提供もあるので、乾燥しがちな機内でこまめに水分補給できるのも◎。

ハワイ現地時間2024.4.27 ホノルル空港発 NH183便にて提供された、エコノミークラスの機内食
復路の便でも、搭乗後1時間程度で機内食の提供が開始。この日は、牛肉のソテーとご飯をメインに、ポテトサラダにハム、色どり鮮やかなサラダ、ほうれん草のおひたし、うどん、パン、デザートというラインナップ。特にうどんやおひたしなど、久しぶりに食べる日本食が身体にしみます。
その他にも日本到着前にはパンやヨーグルトなど軽食の提供もあり、往路同様とても満足な旅路に。

成田国際空港からの様子。ラニ(Lani)が最後までお見送りしてくれているかのよう
まるで空飛ぶホテル! 日本初のカウチシートやハネムーンにおすすめのペアシートにも注目
A380型機ANA「FLYING HONU(フライングホヌ)」には、上記のエコノミークラス以外にも、カウチシートタイプのエコノミークラスや、プレミアムエコノミー、ビジネスクラス、ファーストクラスからシートを選択できます。■カウチシート「ANA COUCHii」 (18組分)

エコノミークラス後方部には、日本の航空会社初のカウチシート「ANA COUCHii」を導入。エコノミークラス運賃に追加料金で利用が可能です。横並びの3席または4席分のシート一列のレッグレストをあげてベッドのように利用することができ、横になって寝ることはもちろん、座面が広くゆったりくつろぐことができるので、ひと安心。ちょっとした贅沢におすすめのシートです。
■プレミアムエコノミー (73席)

2階に位置するプレミアムエコノミーは、38インチのゆとりあるシートピッチ。6方向に調整可能なヘッドレストや、レッグレスト、フットレスト、小物収納があり、快適に過ごすことができます。薄型タッチパネル式モニターは15.6インチ 。充実した設備に加え、「FLYING HONU」デザインのエコバッグやプレミアムエコノミー に搭乗したお客様だけが楽しめる機内食が用意されており、和食と洋食から好きなメニューを選ぶことができるなど、ワンランク上の空の旅を楽しめます。

写真は洋食の一例です。メニューの内容は、季節、路線、機材などにより異なります
新婚旅行(ハネムーン)では少しだけ贅沢をしたい、というカップルにおすすめのシート。
■ビジネスクラス (56席)

憧れのビジネスクラスは、フルフラットになるシート、18インチのタッチパネル式モニターなど、贅沢な空間。新婚旅行(ハネムーン)のカップルに特におすすめしたいのが、このビジネスクラスのペアシート。中央のパーティションを下げることでふたりきりの空間になり、移動時間も楽しく充実した時を過ごすことができます。ベッドパッドは「nishikawa」、掛け布団は「丸八真綿」で極上の肌触り。
■ファーストクラス (8席)

ANAのホノルル線初のファーストクラスは、ドア付き個室型シートで、フルフラットになるシート、お洋服を収納可能なクローゼットをはじめとした充実した収納があり、機能性抜群のラグジュアリーなプライベート空間に。タッチパネル式モニターは32インチの大きさで、ビジネスクラス同様「nishikawa」などが手掛ける快適な寝具や、1934年創業の英国王室御用達として認められている「エッティンガー※」によるオリジナルデザインのアメニティが嬉しい。
※ご搭乗便により異なる場合もあります
搭乗前の時間を快適に ―ANAラウンジサービス
さらに、A380型機「FLYING HONU(フライングホヌ)」就航とあわせて、2019年にホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港 ターミナル2 2階 エバ・コンコースC4ゲート上に誕生した「ANA SUITE LOUNGE」「ANA LOUNGE」にも注目。二つのラウンジにつながるエントランスは日本の伝統家屋様式である「格天井(ごうてんじょう)」や「三和土(たたき)」などが、玄武岩などハワイらしい素材で造られている。

ファーストクラスをご利用のお客様など(※)が利用できる「ANA SUITE LOUNGE」は、上質で落ち着きのある内装デザインに加え、搭乗口に最も近いエリアに位置し、機内へ直接搭乗できるため快適性とともに非常に利便性が高く移動が楽なこともポイントです。


ファーストクラス・ビジネスクラス・プレミアムエコノミーをご利用のお客様など(※)が利用できる「ANA LOUNGE」は、ハワイの自然を彷彿とさせる海や木々のデザインが、ダイナミックに表現されています。ラウンジ内には、波打ち際をイメージした「ファミリーエリア」があるので、お子様連れでも安心。

※「ANA SUITE LOUNGE」「ANA LOUNGE」ご利用には、上記以外にいくつかの条件がございます。詳細は公式HPよりご確認ください
https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/lounge/international/hnl/
ANAマイレージクラブ会員はオトク! 現地で使える手厚いサービスをチェック
「FLYING HONU(フライングホヌ)」を含む、ANA便名の東京発 ホノルル線に往復搭乗予定で、ANAマイレージクラブ会員の方には、さらにオトクなサービスが。■特典1:ワイキキ~アラモアナ間 直通運転の無料バスに乗車可能

電気バスなので、環境に配慮しつつエンジン音も気にならない快適な乗り心地が特徴
ワイキキのランドマーク DFSワイキキのバス乗り場から、大型ショッピングモール アラモアナセンターまでの直行便「ANAエクスプレスバス」に無料で乗車できる嬉しい特典。「FLYING HONU(フライングホヌ)」の機体デザインと同じ、ホヌが描かれたバスが目印です。最速12分でワイキキからアラモアナセンターに行くことができるほか、土曜日の午前は人気のカカアコ・ファーマーズマーケットへのルートも。フレッシュなスムージーやポケなど、ハワイならではのフードを味わえるので、モーニングに最適です。
乗車には「ANAマイレージクラブ アプリ」がオススメ。乗車する際に必要な「ANAエクスプレスバス乗車券」を表示できるうえ、バスの走行位置をリアルタイムで確認できるので、安心です。

アラモアナセンターとは、約350店舗の飲食店やショップが集まるハワイ最大級のショッピングセンターのこと。一流ブランドブティックや日本未進出のブランド、アロハシャツをはじめとしたハワイならではのショップ、スーパーマーケットや4つのデパートなどバラエティ豊かなショップが揃い、1日中楽しむことができます。ほとんどのお店がクレジットカード可なのも嬉しいポイント。
1階のセンターステージでは、毎日午後5時より古典フラと現代フラの両方を鑑賞することができるフラショーが開催されるので、ハワイの伝統に触れたいカップルにもオススメ。
アラモアナセンターはとても広いため、お目当てのお店がある場合はマップをもとに効率よく回れるよう事前にチェックしましょう。


再開発で注目されているカカアコ地区で、毎週土曜日 朝8時~12時に開催されている、カカアコ・ファーマーズマーケット。朝食にぴったりのグリーンスムージーやアサイーボウル、ハンバーガー、ポケ、焼きアワビ、カットフルーツなど、様々なグルメが出展されており、その場で食べることができます。その他にも、ハワイ原産のオーガニックな素材を使った化粧品や、地元アーティストによるアート、雑貨など、旅の記念になるアイテムが多数あるのが特徴のひとつ。
ファーマーズマーケットをまわったあとは、カカアコの観光スポットでもある、街中のウォールアートや、おしゃれなショップやレストランが軒を並べるソルト(SALT at Our Kaka‘ako)などに足をのばしてみては。

■特典2:ワイキキ中心部にある専用ラウンジの利用が可能
アクセスのよいワイキキ・ショッピングプラザ2Fにある「マハロラウンジ」。事前に利用チケットを取得のうえ、入口で提示すると、無料で利用することができます。
中にはゆったりとした休憩スペースや無料のドリンクサービスがあるので、お買い物の合間にくつろぐことができます。ロッカーも完備しているため、荷物を預けることができるのも◎。キッズスペースもあるので、お子様連れでも安心して利用ができます。

その他にも各種オプショナルツアーの手配や、クーポンの配布などのサービスも。すべて日本語対応なのも嬉しいポイント。手厚いサービスをぜひフル活用してみては。
運航スケジュール ※2024年7月時点
A380型機ANA「FLYING HONU(フライングホヌ)」は、2024年7月現在、東京・成田〜ハワイ・ホノルル間を1日2便運航しています。■東京・成田国際空港 → ハワイ・ダニエル・K・イノウエ国際空港 時刻表
便名 | 出発時刻 | 到着時刻 |
---|---|---|
NH184 ※1 | 20:10 | 8:30 |
NH182 ※2 | 21:30 | 9:50 |
※2:2024年7月1日~10月26日:成田 21:30発 ホノルル 10:05着
成田国際空港 第1ターミナル南ウイングから出発する「FLYING HONU(フライングホヌ)」。フライト時間はおおよそ7時間~8時間程度で、東京の成田国際空港を夜に出発し、ハワイ現地時間朝に到着します。日本とハワイの時差は19時間なので、例えば日本時間8月1日夜に出発した場合、ハワイの8月1日朝に着くことになります。初日から1日フルで使えますが、そのためにはしっかりと機内で休息をとることが大切です。
■ハワイ・ダニエル・K・イノウエ国際空港 → 東京・成田国際空港 時刻表
便名 | 出発時刻 | 到着時刻 |
---|---|---|
NH183 ※3 | 11:35 | 15:05 +1 ※5 |
NH181 ※4 | 12:40 | 16:15 +1 ※5 |
※4:2024年7月1日~10月26日:ホノルル 13:00発 成田 16:15+1着
※5:「+1」は翌日を表します
ハワイ時間昼頃に出発し、日本時間夕方に到着する復路。フライト時間は、偏西風の影響もあり往路より長い8~10時間程度です。映画をはじめ、さまざまなコンテンツが用意されているので、長いフライト時間といえどあっという間。ふたりの旅の思い出にひたりながら、ゆったりと過ごしてみては。
“幸福を運ぶ神聖な生き物”とされている「ホヌ(ウミガメ)」の名前を持つ飛行機「FLYING HONU(フライングホヌ)」。見た目のインパクトはさることながら、内装・設計までこだわりぬいた他とは一味違う飛行機は、まさに新婚旅行(ハネムーン)という特別な旅にぴったりの飛行機。ハワイに訪れる際は、ぜひ利用してみて。
