約３割が新婚旅行で喧嘩の経験アリ！　原因と事前にできる対策とは？

新婚旅行で喧嘩した？

新婚旅行で夫婦喧嘩をしたかどうか聞いたところ、「はい」が27％、「いいえ」が73％という結果となりました。およそ３人に１人が新婚旅行で喧嘩をした経験があるよう。では、具体的にどんなトラブルが原因で喧嘩になってしまうのでしょうか。

新婚旅行でありがちなトラブルとは？

移動で疲れてしまう

新婚旅行は、まとまった休みを取れることも多いため、普段なかなか行けないスポットを選ぶ新郎新婦も多いもの。しかし、長時間の移動によって、知らず知らずのうちに疲れを感じてしまうことがあります。特に飛行機や列車などの移動では、同じ姿勢で座り続けなくてはならず、また時差ボケによって体調不良にもなりがちです。さらに海外のホテルでは、ホテルのチェックイン手続きがスムーズにいかないなど、疲れた体を休めることができず、初日からネガティブなムードに陥ってしまうケースも。

やりたいことが違う

行きたい国や地域が一緒でも、それぞれの嗜好や期待が同じでない場合は、衝突や不満が生じてしまうことも。人気の観光地であるほど、アクティビティもたくさん用意されていることが多いもの。喧嘩を避けようと、相手に合わせて行動したのはいいものの、自分がやりたいことを我慢しつづけるとイライラにつながり、かえって大きな喧嘩になってしまうこともあります。

道に迷った

新婚旅行は、見知らぬ土地、慣れない場所で移動しなければならず、車や電車、バスなどの移動中に予期せず道に迷ってしまうことがあります。さらに海外旅行の場合は、地元の言葉や標識が理解できないほか、タクシーのナビに入れても出てこない、地図の読み間違いなどが原因で、目的地になかなか辿り着けないことも。スムーズに移動できないことで、現地で楽しむ時間が減ってしまい、お互いストレスを感じてしまいます。

食べ物が合わない

新婚旅行先の食事は、現地の文化や風味を楽しむ貴重な体験のひとつ。ですが、普段の食事とは違い、中にはあまり好みでないメニューがあるかもしれません。たとえば、辛い料理が苦手な場合、旅先で辛い料理ばかりが提供されることが続けば、食事を楽しむどころか苦痛となってしまうことも。また、日本とは違い衛生面で心配な国や地域はまだまだ多く、慣れない食事で食中毒やアレルギー反応を引き起こしてしまうこともあるので注意が必要です。

予定がいっぱいでイライラ

新婚旅行の計画は、何をしようかとてもわくわくするもの。しかし、毎日のスケジュールがきっちり決まっていて、休憩や自由な時間がない場合、あまりの慌ただしさに余裕がなくなり、喧嘩になってしまうカップルも少なくありません。また、旅行にはハプニングがつきもの。海外で飛行機や電車が遅れることは、珍しいことではないため、予定がずれてしまうことで余計にイライラしてしまう人も多いよう。

犯罪に巻き込まれる

新婚旅行で海外に行くときに気を付けたいのは、犯罪に巻き込まれること。観光地では、日本人を狙った犯罪も多く、特にスリや置き引き、強盗などといった被害にあう人も多いよう。 特に夜間や人がまばらな場所での行動には十分な注意が必要です。

新婚旅行で喧嘩しないための対策

相手に思いやりを持つ

旅行中は慣れないことの連続で、普段よりも疲れやストレスが溜まりやすいもの。些細なトラブルでも、どちらかがイライラしてしまうと、相手にも伝わり、喧嘩になってしまうことがあります。
旅行中は特に、自分のやりたいことだけでなく、相手のペースも考えることが大切。「少し休憩する？」と声をかけたり、ホテルに戻った後には「今日は私の行きたい場所に付き合ってくれてありがとう」と感謝を伝えるなど、ちょっとした言葉を掛けあうことが大切です。

事前の準備をしっかり

たいていの喧嘩の原因は出発前の準備不足によるもの。食事の場所やプランなど、全てがノープランだと、思い通りに進まないことも多く、思い通りにいかず喧嘩になりがちです。また、現地の気候やマナーについても事前に調査を。体調を崩してしまうとせっかくの新婚旅行を楽しめなかったり、またマナーをしらないことで恥ずかしい思いをしてしまったりするので、行き当たりばったりにならないように、準備を進めておきましょう。

スケジュールは余裕を持たせて

分刻みでプランを計画するなど、スケジュールを詰め込みすぎると、何かトラブルがあったときに調整しづらくなってしまいます。移動時間は調べた時間よりも長めに想定しておき、余裕を持たせておきましょう。また、プランを立てるときは絶対にやりたいことと時間があればやりたいことなど、優先順位をつけておくとのがオススメです。