ゲストに楽しんでもらえるよう、演出とお料理には特にこだわりました。演出は、結婚式のテーマである【鹿・アンティーク・鉄道】を意識しながら、「私たちの人柄」が伝わるものになるといいなと決めていきました。
鹿をテーマに入れた理由は、結婚して六鹿という名前になったからです。ウェルカムスペースに6頭の鹿のフィギュアを散らしてゲストに探してもらったり、引き出物を入れるエコバッグやウェルカムボード、ジオラマ、オリジナルデザインのチロルチョコといったDIYグッズにも、鹿の要素を入れました。新郎が鉄道好きということで、メッセージを書ける切符を用意し、ゲスト卓においてメッセージを書いてもらいました。テーブルラウンドの時に回収し、代わりに感謝のメッセージを入れた「ありがとうきっぷ」をお渡しするなど、コミュニケーションにも一役に立ってくれたと思います。お見送りの時には新郎が駅員の帽子を被り、検札(結婚式の日付入りのオリジナルスタンプを押す)したことも、こだわったポイントです。
白無垢・色打掛・ウェディングドレスの3着を着ました。
和装は式場のレンタルで、白無垢は柄がわかりやすく華やかなもの、色打掛は白無垢からの変化を感じられる色合いで、かつ写真映えするサーモンピンクを選びました。
一番こだわったのはアンティークのウェディングドレスです。
Instagramの投稿を見て「こんなドレスを着たい!」と憧れていたショップでお借りできたので、本当に満足しています。このドレス似合うように、新郎のスーツもオーダーメイドで作りました。
ゲストへのおもてなしとして、料理は一番こだわりました!全部のコースを試食し、ホテル雅叙園東京で一番人気という祝彩のコースを選びました。和・洋・中の折衷料理で、見た目もとても華やかです。中でも、フカヒレの姿煮への感想がとても多く、「すごくおいしかった!」と言ってもらえました。
・ホタテとサーモンのタルタルオレンジ風味 彩り野菜とキャビアクリーム
・祝肴彩いろ
・鮑、海老、蟹の季節炒め 干し貝柱ソース温製仕立て
・季節のグラニテ
・牛フィレ肉の低温ローストとジャガイモのプレス シャスールソース
・鯛飯 赤出汁 香の物
・赤い果実とピスタチオのパルフェグラッセ
コロナ禍に結婚式を行うことにずっと悩みながら準備を進めていましたが、式後にゲストの皆様から「久しぶりに集まれてすっごく楽しかった!」とのお声をいただけたことで、やはり結婚式をして良かったと思えました。ゲストからのお声で一番嬉しかったのは、「今までにない結婚式で楽しかった!」というお言葉。結婚式という催しに何度か参列したことがある方でも退屈しないように、心から楽しんでもらえる演出をたくさん考えたので、準備の大変さが報われました。ホテル雅叙園東京は建物自体がとても素敵で、どこで写真を撮っても絵になります。実際、ゲストが会場の至る所で写真を撮っていて、「まず会場が良かった!」とお声もいただけたことも嬉しかったです。