二次会幹事の選び方・役割・依頼マナー | パーティ婚・1.5次会特集

結婚式の二次会は幹事との協力がカギ! ただ幹事は負担も大きいので、幹事選びや依頼の仕方、準備の役割分担、幹事へのお礼などマナーをきちんと抑えて、失礼のないように進めたいもの。

そこで、先輩カップルや幹事経験者へのアンケートをもとに、幹事は誰に頼む? 人数は? そして幹事を依頼する時期や方法、さらにお礼や幹事の会費について、二次会成功のヒケツをご紹介します!
※マイナビニュースにて2015年9月にWebアンケート。有効回答240件

幹事をお願いするのは『信頼できる友人』がベター

二次会の幹事をお願いするにあたって、誰に声を掛けたかを先輩カップルにアンケート調査を行ったところ、ダントツで多かったのが『信頼できる友人』。中でも「盛り上げ上手」「しっかりしている」「マメな性格」といった、タイプを見極めてお願いしているよう。

また、次いで多かったのが『会社の後輩』で、「毎日顔を合わせるから、打ち合わせがしやすい」「複数名まとめてお願いできる」といった合理性を考えた人も。もし、周りに幹事をお願いできる人がいない場合は、二次会代行会社にお願いするのも手

幹事は2~4名お願いするのが主流

先輩カップルがお願いした幹事の人数は、2名が最も多く次いで4名、3名の順。それぞれの人数に決めた理由と内訳を尋ねてみると、2名は「気心の知れた幹事同士で組んでもらえると何かとスムーズ」、3名は「新郎側で2名、新婦側でアシスタントとして1名お願いして負担を分散させた」、4名は「新郎側と新婦側それぞれ2名お願いし、役割分担してもらった」という結果に。

幹事は何かと準備することや、当日の役割も大きいので幹事の顔ぶれをみながらお願いする人数を決めるのが良いみたい。

幹事の役割は新郎新婦&幹事で『話し合って決める』が半数以上

幹事にお願いする役割決めについて聞いてみたところ、最も多かったのが『新郎新婦と幹事で話し合って決めた』が58%。「誰が何をするか明確にしておかないと、後でトラブルになりそうだから」「丸投げはさすがに申し訳ないから」という理由が最も多い結果に。

次いで『新郎新婦で役割を決めてからお願いした』では「幹事同士が初対面だから」「会場や演出にこだわりがあったから」が多かった理由。『幹事にすべてお願いした』人は、「結婚準備で手一杯だったから」「任せて欲しいと言われたから」という回答結果に。

>>細かい役割分担は、二次会段取りページをチェック

幹事を依頼するときには「曖昧さ」は絶対NG

実際に幹事へ二次会準備や当日の司会などをお願いする場合、大切なのは『お願いするタイミング』と『お願いの仕方』『配慮』の3つ。

◆お願いするタイミングは4~5カ月前がベスト
二次会では会場や演出決め、景品・ギフトの買い出しなどやることがいっぱい。いくら仲の良い友人でも、あまりに突然お願いするのはNG。

◆幹事の依頼は直接会うのが基本
幹事の依頼は、電話やメールだけなく改めて直接会ってお願いするのがベスト。またこの時にどんな二次会を希望しているのか、どこまでをお願いしたいか等を具体的に伝えておくと、後々のやることの認識違いなど誤解防止にも。

◆幹事の立場に立った配慮を忘れずに
幹事同士が初対面の場合、食事会をセッティングして打ち解けられる場を用意するのがオススメです。また、司会や受付、景品の買い物、会計係など誰に何をお願いしたいか、ふたりが考えた案を持って相談すれば話もスムーズ。ちなみに、幹事をお願いされた人の中で新郎新婦への不満を聞いてみたところ「直前すぎる依頼で慌てた」「任せると言いながら、要望が多い」「思った以上に負担が大きかった」など。幹事をお願いするまでの事前準備と、親しき仲にも礼儀ありを忘れずに

二次会当日に『幹事がやること』&『その他お願いすること』

二次会当日には、幹事はもちろん、そのほかの人にもさまざまな場面でお願いしなければいけないことが盛りだくさん。その具体的な内容として

◆幹事にお願いすること(1~2名)
・二次会の司会進行
二次会開始の挨拶や、ゲストへのプログラム説明、ふたりの紹介、ゲームや余興の盛り上げ&進行など。
・アシスタント(1~2名)
司会が複数人いる場合はアシスト役を事前に決めておく場合も。ギフトや景品の準備、新郎新婦と幹事の連絡、演出の小道具準備など。予想外のことが起きた時にすぐに動ける人がいると、混乱せずスムーズな進行に。

◆幹事以外の人などにお願いをすること
・受付&会計(2名ほど※アシスタントが兼務する場合も)
来場ゲスト受付とゲストリストの付き合わせ、会費の回収を担当。つり銭の準備や買い出しの精算などは、当日のうちに行っておくのがオススメです。
・タイムキーパー(1~2名※アシスタントが兼務する場合も)
二次会当日の進行確認&調整を担当。次に何をするかをプログラムを把握し、司会と連携しながら予定の演出が時間通りに進んでいるか管理と調整を行う。
・映像&BGM担当(1~2名※アシスタントが兼務する場合も)
当日演出で使う映像操作や、指定のBGMを使う場合に楽曲のセットやBGMの切り替え作業など。会場によっては、スタッフが行ってくれる場合も。
・カメラ&ビデオ撮影担当(1~2名)
二次会もしっかり記録しておきたい人は、撮影担当にパーティ中のどこのポイントを撮影して欲しいか事前に伝えて収めてもらう。


幹事へのお礼・会費の免除などの配慮を

二次会が無事終了したら、ふたりのために頑張ってくれた幹事へのお礼を忘れずに。幹事経験者に聞いてみたところ、新郎新婦からのお礼で最も多かったのが『現金・商品券』。その感想も総じて「欲しいものが買えて嬉しかった」と好印象。次いで「気持ちが嬉しかった」「記念になる」という『新婚旅行のお土産』や『後日、食事会』も人気。

また、幹事は二次会当日は忙しく、飲み物や食べ物にありつけないことも多いので『二次会会費の免除』という配慮をしている先輩カップルも多いよう。

あわや大惨事!? 幹事選びの失敗エピソード

二次会の成功のカギを握る幹事選び。任せたいことと適正を間違うと、次のような大惨事にもなり兼ねないので、誰に何をお願いするかはしっかり見極めて。

■幹事選びでの失敗例
・司会の仕切りが悪く、盛り上げもいまいちで終始グダグダの雰囲気になる
・受付同士がまったく連携できず、入口で大渋滞が発生してしまった
・新郎側と新婦側で2名ずつ幹事を立てたものの、新郎側がまったく動かなかった
・事前に予算を伝えていたのに、景品と会費の収支が合わず大赤字
・映像を任せていた友人が、その場になって操作方法がわからず慌てだし感動的なシーンが台無しに

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