新型コロナウイルスの影響で様々な生活スタイルの変化が必要となり、「結婚式を考えていたけれど、この状況でどうすれば......」と不安に感じているカップルも多いのではないでしょうか。そんなふたりを応援するために始まった「くふう婚」。

今回、7月のMonth賞に選ばれたrmhnym20さんに、マイナビウエディング編集部がお話を伺いました!
2020年6月20日に行われた、「アルカンシエル luxe mariage 名古屋」での結婚式。もともと結婚式にあこがれを持っていたという花嫁が、この状況下でどのようにステキなウエディングをかなえたのか、結婚式を控えるふたりにぜひ参考にしてほしいポイントを深掘りします。

くふう婚 特設ページ

実施しよう!と決めた理由は?

大きかったのは、家族の後押し。

第2波への懸念もあるなかで、延期した時期に本当に収束しているのか、いつなら安心して挙げられるのか、見通しが立たない状況が続いています。
いつ実施するのか、延期するのか、延期するならいつなのか......。時期やエリアによって状況も異なり、何を判断基準とするかは難しいところ。
rmhnym20さんの場合、背中を押したのは家族の声だったそう。

もともと挙式の1年くらい前には式場は決めていました。準備を進めていた中、国内での感染も拡大しはじめたのが、今年2、3月頃。周囲の様子も伺いながら、どうしようかと検討していました。

二次会は中止に、挙式・披露宴は実施という決断

私の場合、新郎や両家の親族など、家族から背中を押してもらえたことは大きかったと思います。個人的にこの日どりで挙げることへのこだわりもあり、挙げたい気持ちは強かったのですが、もし両親からの反対があったら違っていたかもしれません。私たちは二次会のみ中止にしましたが、挙式・披露宴は予定通り行うことに決めました。
ゲストの参列人数が減ってしまう覚悟は持った上での決定でしたが、結果的に挙式の前日には他県からの移動制限も解除され、多くのゲストに集まっていただきました。周囲からは『ベストタイミングでの挙式だったね』という声も頂きました。

結婚式場の対応はどうだった?

さまざまな提案をしてくれた&当日の受け入れ体制も充実

情勢の変化に合わせ、結婚式場も感染症拡大防止への対応として、さまざまな策を講じています。

    ▼ rmhnym20さんの挙式の場合

  • 前日に全館消毒
  • 検温用のサーモグラフィを導入
  • スタッフはマスク・手袋を着用
  • エレベーターは、一度の利用人数を制限。立ち位置の目安を示すマークの設置も
  • 受付には、飛沫防止のための透明アクリル板を設置
  • 受付に用意されたペンは、一度使用したものを他のゲストが使用しないよう、使用前後で分かるように配慮......等

またそのほか、披露宴会場や演出の変更などの提案も貰ったそう。それらを一つひとつ吟味し、理想の一日になるようふたりで選んでいったという姿勢は、真似したいポイント。万全の対策を用意しながらふたりらしい結婚式を実現できた理由が、ここにありそうです!

これからの結婚式の「当たり前」

感染症対策として可能な限りの対応をしてくださったなと感じています。当たり前のようにさまざまな対応を準備してくださっていて、驚きました。これが「これからの結婚式のスタンダード」になっていくんだなと感じました。
また上記のほかに「結婚式場側でできること」として、「料金アップなしで披露宴会場を広くできる」などの選択肢を用意してくれました。こちらが選べるようにご提案くださったのがありがたかったです!

受付では透明なアクリル板を用意してくださったのですが、ビニール等ではなくしっかりとしたものだったこともあり、写真や映像に映っても気になりませんでした。それは後から写真を見返して、嬉しかったことですね。
当日参列してくれたゲストからは、「しっかりしていて、こだわっていて、ふたりらしい一日だった」と言っていただくことができ、印象に残っています。

受賞理由にもなった、メッセージプレート。アイデアの源は?

ゲストへのおもてなしの気持ち。

デザートビュッフェができないという状況を逆転させ、特別感あるおもてなしを実現させた素敵なアイデア。
もともとビュッフェで提供する予定だったデザートを、一人ひとりへサーブする形に変更することに。
ご両親や、余興をしてくれたご友人のプレートにはメッセージを添えて、サプライズで感謝の気持ちを伝えたそう。こんな状況の今だからこそ、真似したいアイデアです!

ゲストみんなに味わってほしい

「アルカンシエルといえば、デザートビュッフェ」というイメージもあったので、やりたかった演出のひとつではありました。
打ち合わせで式場側から最初に提案してもらったのは、接触感染防止として、一つひとつカップに入った状態で用意するというものでした。ただそれだと、ビュッフェ周辺の「密」が気になり取りに行きづらいゲストもいるかも......。考えた結果、「ゲストみんなに均等に味わってもらいたい」という思いから、ビュッフェを取りやめ、スタッフの方にサーブしていただくことにしました。

また別のサービスとしてメッセージプレートを乗せられるという情報を見かけたので、対応いただけないかと式場側へ相談。数名のゲストへ準備いただけることになり、両親や、スピーチや余興をしてくれた友人のデザートに、メッセージを添えてもらいました。

変更した演出は?

テーブルラウンドは中止に、プチギフトはゲストに取ってもらう形に。

デザートビュッフェを含め、変更せざるを得ない、披露宴での演出やイベントも少なくありません。
3密を避けるため、rmhnym20さんも予定していた演出を変更したそう。ただその中にも、大切なゲストが無理なく過ごせるように、という配慮が光っていました。
ゲストの方々の「気持ち」への心配りも、今だからこそより強く意識していきたいポイントです。

ゲスト自身で選んでもらう形に

ふたりで各テーブルを回ってゲストと写真を撮る「テーブルラウンド(フォトラウンド)」は、写真を撮る際に密になることを気にされるゲストもいるかもしれないという配慮から、行わないことにしました。その代わり、写真撮影を希望するゲストには高砂の方へ来てもらう形に。司会の方にアナウンスしてもらいました。

またゲストへのプチギフトは、接触を避けるため、新郎新婦から手渡しするのではなくゲスト自身でかごから取ってもらう形にしました。でも遠慮して取ってくれないゲストも......。そのあたりが少し難しさはありましたね。

実際に挙式して感じたことは?

難しいところもあるけど、新しいアイデアもたくさん生まれてくるはず!

ウェルカムスペースの装飾やプチギフトをDIYしていたりと、オシャレでオリジナリティあるグッズを用意したrmhnym20さん。今後のWithコロナ時代だからこその、ステキなアイデアも聞かせてくれました!

私が準備している時期にはまだ、感染症対策に関するアイデアは多くはなかったですが、最近は素敵なアイデアがたくさん出てきているなと感じます。最近見た、「飛沫防止のためのアクリル板に、ゲストにメッセージを書いてもらう演出」などは、ステキだなと思いました。

また、終えてから思ったことですが、今の結婚式では新郎新婦側がマスクや消毒液を用意することも求められると思うので、それならプチギフトとしてゲストへ配ってもいいのかな、と思いました。準備する負担も減るかも。

「何が大切か?」をふたりで考えてみる

この状況の中で、挙式するという判断をすることは簡単ではないのかもしれません。でも「結婚式を挙げないことが正しい」ということでもないはず。
結婚式をやるべきだとみんなに言いたいわけではないけれど、やりたい方の背中は押してあげたいという気持ちです。

「挙式を行うかどうか」や、「何を変更するか」を決めるにあたっては、「自分たちにとって何が大切か?」を考えてみると、ふたりにとっての答えが見えてくるかもしれません。ぜひふたりで話し合い、優先順位をつけながら考えてみてほしいです。

感染症拡大防止のために、ウエディングにおいても、状況に応じて制限や変更を加えざるを得ない状況になっているのは事実。でもその中でも、「きちんとゲストへ感謝を伝える場を設けたい」「大切な人に祝福してもらって、新たなスタートを踏み出したい」といった気持ちを抱いているふたりも少なくないはず。
そんなふたりを、マイナビウエディングは応援していきたいと考えています。
そして、rmhnym20さんがかなえたステキな結婚式のように、こんな状況下だからこそ生まれてくる、新しいアイデアやくふうも、きっとあるのだと思います。

マイナビウエディングでは、感染症対策に取り組みながら安心・安全な結婚式を行うためのアイデアを募集しています。詳細は、「くふう婚」特設ページからご覧ください。ステキなアイデア、お待ちしております!