結婚式場探しならマイナビウエディング > マイナビウエディング 厳選特集一覧 > #くふう婚アイデアコンテスト > #くふう婚アイデアコンテスト 10月マンス賞受賞者インタビュー

くふう婚 10月のマンス賞
プレミアホテル門司港でのウエディング

2020年6月から10月末まで実施された「くふう婚」。安心して結婚式をおこなうための工夫やアイデアを募り、実際に多くのカップルからのアイデアが寄せられました。
11月からは「くふう婚 第2弾」も開始され、ふかわりょうさんが司会を務めるTwitter番組でキャッチコピーが決まるなど、より注目が集まっています。

そんなくふう婚、10月のマンス賞に選ばれたのは、「オンライン併用型」の結婚式を実施したNATSUMIさん。
35名のゲストが会場で、20数名のゲストがオンライン中継でリアルタイムに参加、さらに25名ほどのゲストがYoutubeを視聴する形で参加という、まさにリアルとオンラインを重ね合わせた結婚式を実現させたそう。

オンライン結婚式ならではのアイデアや、花嫁の前向きな姿勢など、ぜひ参考にしてほしいポイントをご紹介します。

くふう婚 特設ページ

延期を決めたとき、実施を決めたときの気持ちは?

大切なゲストの安全を、絶対に守りたいという気持ちが強かった

プレミアホテル門司港での挙式の様子

3月に行う予定だった結婚式を、苦渋の決断の末、延期したという花嫁。
延期を余儀なくされる状況、先の見えない不安。インタビューでは明るくお話されていましたが、決断の際の苦しみが、お話の端々に垣間見えました。ただそんな辛い状況の中でも、「新型コロナウイルスには絶対負けたくない」という思いを持っていたのだそう。

そんな花嫁に準備期間や当日の話を伺っていると、ゲストへの気づかいが至る所に。
「仕事柄、担当する方の人生の先々まで見据えて考えることを、意識しているからかもしれない」とのこと。そんな花嫁だからこそ、多角的な視点での準備が徹底された一日になっているのだと感じました!

挙式の入場の様子

もともとは、3月に挙式する予定でした。

ふたりとも医療に関連した職に就いているということもあり、今年2月頃から気を遣って生活していたのですが、新型コロナウイルスが国内でも徐々に拡大。
また職業柄、いろいろな情報が入ってきていて、状況が悪くなっているのは日々感じていました。感染者が多く出ていた北九州エリアということもあったと思います。家族や、夫のご家族にも相談した結果、延期を決めました。
お招きする大切なゲストの安全を守りたいという気持ちが強くありました。

リングピロー

延期後の日程は、いろいろ考えた結果、10月に。

実施するにあたっては、勤めている職場の方々にもきちんとご説明をしました。結婚式場として行ってもらう感染症対策の内容や、新郎新婦として用意する対策、オンライン配信を併用して参加人数を減らして行うこと。
ご納得いただいたうえで、準備を進めていきました。

オンライン併用型結婚式、どのように創り上げたの?

配信サービスやプログラムを徹底的に吟味・検討した

オンライン結婚式

当日、現地にお越しいただいたのは35名、オンラインで参加いただいたのが20数名、さらに動画の視聴のみでの参加が25名ほど。
結婚式場側もオンライン中継の経験はなく、世間的にも事例が少ない中で、花嫁や結婚式場スタッフも手探りで形にしていったとのこと。

「オンライン併用型結婚式」を行うに至るまでの葛藤と、結婚式に込めた思いを聞かせてくれました。

オンライン結婚式のゲストの様子

本当のところをいうとオンラインという形ではなく、「普通の」結婚式がやりたかった、というのが本音です。
「ウイルスの感染拡大さえなかったら」と考え、イメージしていた結婚式を思い浮かべたりして、落ち込んだ時期もありました。

それでも、ゲストの安全は守りたい、コロナには負けないという強い気持ちもあって、「逆に誰もやったことのない式をやってみよう」という気持ちに切り替えて取り組みました。従来の形ではなく、一から自分たちの結婚式を作ろうと。

オンライン結婚式

オンライン配信については、ふたりとも目立ちたいという性格ではなく少し抵抗はあったのですが、併用という形で行うことに。
会場であるホテルへ相談を持ちかけた際、ホテル側としては結婚式のオンライン中継を行ったことはなく、経験値がないとのお話でした。
そんななかでも相談に乗ってくださり、とても感謝しています。打ち合わせにはプランナーさんだけでなく、映像制作会社の方にも同席いただき、相談しながら形にしていきました。

やりたいことや、理想のイメージを相談した結果、動画サービスとしては、YoutubeとZoomを併用することに。
Youtubeでは事前に作成した映像の配信や、会場の様子の中継。Zoomでは、ふたりのコミュニティごとにグループを分け、時間帯を分けて会話を楽しむといった形で使い分けました。

オンライン結婚式でのゲームの様子 オンライン結婚式でのゲームの様子

オンラインで参加されるゲストにも楽しんでほしい

オンライン配信については、中継を始めるタイミング、映像を流すタイミングなど、プログラムは練りに練りました。どうしても空気感が伝わりづらい部分はあると思うので、「中だるみしないか?」「楽しんでもらえるか?」と、気を配りました。
作ったムービーを流すにあたっても、会場で流している映像をカメラで撮影して配信するのではなく、データを事前にスタッフの方へお渡しし、直接流してもらう形にしたりと、こだわりましたね。

また、オンラインで参加されるゲストにも楽しんでいただきたい、という気持ちが強くあったため、オンラインゲストがメインのゲームを考案したりもしました。
ゲストが手基に用意した飲み物やおつまみを、私たち新郎新婦が予想するというものです。
当たったゲストの方には、賞品をプレゼントしました。

オンラインでご参加いただく方には、Youtubeを家でゆったりと見ているような、寛いだ気分で参加してほしかったです。小さな子どもがいらっしゃるご家庭もあるし、席を外したりしながら、ご都合の良いタイミングで見ていただけたらなと思っていました。

こだわったポイントは?

感染症対策やアイテムなど、自身で考えながら、手もかけたこと

オンライン結婚式

オンライン結婚式への取り組み方からも分かる通り、花嫁のこだわりっぷりには脱帽!

徹底した感染症対策はもちろん、ペーパーアイテムなどのグッズも含め、ここまでの世界観を創り上げられたのは、花嫁の努力によるものなのだと感じました。

席次表など手づくりの結婚式アイテム

感染症対策としてはエチケットボードも用意したのですが、ビニール手袋を使用して作成したりと気を遣いました。
また披露宴開演の際は、新郎だけでなく新婦からもご挨拶をさしあげました。この状況の中でお越しくださったゲストの方に思いを伝えたかったというのもありますし、感染症対策についても自身の言葉でお願いしたいという気持ちもありました。

手づくりの料理メニュー、テーブルナンバー

アイテムや動画など、いろいろと作りました。もともと、ゼロから何かを創り上げるということが好きなんです。席次表やメニュー表などのペーパーアイテム、プロフィールムービーなどこだわってつくりました。

新郎へのサプライズムービーにも時間をかけました。不在にしている間にこっそりとイラストを描き、ストップモーションでアニメーションに。
スタッフさんからもお褒めいただくなど、満足の仕上がりになりました。

挙式をしてみて、感じたことは?

"自分たちの形"を創り上げることで、後悔のない一日になる

アフターコロナでの新しい結婚式

挙式の数日前にお母さまが救急搬送されてしまうという状況の中、行われた結婚式。

新型コロナウイルスの影響をはじめとした逆境の中でも、みんなが笑顔で楽しめる素敵な一日になったのは、花嫁の決断や努力が実を結んだ結果なのだと感じさせられました。
徹底的に準備をしたからこそ、生まれた「成功」だったのではないかと思います。

オンラインで結婚式に参加されたお母さま

「ふたりの表情がとても良く見えた」

入院先から見ていた母は、「ふたりの表情がとても良く見えた」と喜んでいました。予定通り参列していたなら、親族席だと遠くて表情が見えなかったかもしれない、と。
予想もしなかった状況ではありましたが、オンラインだったからこそ見てもらえたという点は、良かったなと思います。

ただオンライン参加だったので、母とは写真が撮れず。そのことをホテルさんが気にかけてくださり、「後日宿泊をプレゼントしますので、ぜひチャペルで撮影されてください」とのこと。両親もすごく喜んでいて、ここで挙式をしてよかったなと心から思いました。

withコロナでの結婚式

ほかにも、オンラインで参加してくれたゲストが、手描きのメッセージを用意して映してくれていたのはうれしかったですね。仮装して参加している方もいらっしゃったり。
オンラインならではの盛り上げ方をしてくださったりして、それも楽しかったです。

また乾杯のご挨拶をオンライン参加の方にお願いしたのですが、通信状況が悪かったようでお声が飛んだり、映像が乱れたりタイムラグが発生してしまいました。本当であれば残念に思う所ではありますが、サイケデリックな色合いになってしまったり、それもおもしろかったです。
会場からもドッと笑いが起きました。後日、別の参列者の方にも「あれはおいしいシーンだったね」と笑いながら振り返ってもらえるようなワンシーンになりました。

オンラインで配信した動画は、配信終了後も見ることができるようになっていて、見返すことができるのも良い点です。
当日は気づかなかったようなゲストの方の表情なども映像に残っているので、こんなことやってたんだ!と後から楽しめています。

withコロナでの結婚式

次の花嫁さんへ

何かを諦めておこなう結婚式って、後悔になってしまうかもしれません。
でも逆に、"自分たちの新しい形"を考え、それをふたりで成し遂げる。それが自信にもなり、ふたりらしいスタートをきることができるんじゃないかと思います。
私は実際に、披露宴の終わりにふたりでお辞儀をしたとき、この結婚式を創り上げたこと、やり遂げたことへの充足感を、すごく感じました。
もう一度、「普通の結婚式」をやり直したいか?と聞かれると、そんなことはまったく思いませんし、まったく後悔はありません。

いま悩まれている方も、葛藤や不安も多くあると思います。けれどその中でも、ふたりで自分たちらしい結婚式を創ってやろう、という気持ちになってくださったらうれしいなと思います。

予想もしない状況の中で、それでも「ふたりらしい新しい形」を考え実行すること。
だからこそ、「後悔はない」と言い切れるほどの結婚式を実現できたのだと感じました。

事例がないなかでも、ゲストへの思いや、ふたりにとって大事なことを軸に突き詰めていくことで、本当に素敵な一日が生まれるのだと、改めて感じることのできたインタビューでした。

マイナビウエディングでは、感染症対策に取り組みながら安心・安全な結婚式を行うためのアイデアを募集しています。詳細は、「くふう婚」特設ページからご覧ください。ステキなアイデア、お待ちしております!

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