もう11年一緒にいる妻の料理が上手くなるなんて思ってもなかったし、僕が作ればいいやと思っていたけど、子どもができて生活が変わり、必然的に妻が台所に立つ時間が増えたおかげで美味しいご飯が食べられるようになりました。
キムチ鍋に大根が輪切りで入っていた時、豚汁にごぼうが輪切りで入っていた時、さけるチーズを輪切りにしていた時、驚きが隠せなかった。輪切りがそんなに好きなのか。せめてチーズは割くんだ! 割くんだジョー!!!! って僕の中の丹下段平が叫んでいた。
それでも毎日ご飯を作ってくれていた妻には大きな感謝をしています。
ここまで読んでくださった方の中にも自分の料理に自信を持てない方がいると思いますが、誰でも最初はできないものだと思うんですよね。
でも、料理が好きなら、不器用でも味覚音痴でも、いつか上手くなるんだと思いますってえらそうに言える立場でもないんですけど、そういう気持ちでいることを僕は料理長に教えてもらいました。
少しずつ妻の料理が美味しくなっていく過程を見てきた僕が描いた漫画なので、これを読んで少しでも自信を持って料理に励んでもらえればと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
【著者紹介】
吉本ユータヌキ
イラストと文章と背中をかいてる大阪人
http://horahareta.hatenablog.com/
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