コラボ1|【VOL.1】ランジェリー・クリエイター イェガー千代乃アン|ウエディングアーティスト
「ブライダルインナーを単に身体を補正するアイテムとして身につけるのはもったいない!」。そんな編集部内の声から立ち上がった「ドレスとランジェリーによるコラボレーション企画」。その中心となるのが一人ひとりにあったデザインで世界にひとつだけのランジェリーを完成させるランジェリー・クリエイターの千代乃さん。多くのセレブリティも憧れる「レフェ・クチュール」のドレスにぴたりとマッチする"魅せる"ブライダルインナーがいよいよ完成です!
見せて着るドレスアップ・ビスチェ
憧れの一日にふさわしいロマンティックで気品あるデザインで多くの花嫁を魅了する「レフェ・クチュール」のドレス。そのなかから千代乃さんが最初に手をとったのは上下がセパレートになったスカートタイプのドレスでした。
「チュールを何層も重ねたこのドレス。ボリュームはあるのに軽やかな雰囲気はファッション感度の高い花嫁さんからとくに人気の高いデザインです」と話すのは「レフェ・クチュール」のエグゼクティブアドバイザーを務める兼島裕美さん。
千代乃さんは、まず自分自身がそのドレスを試着し、着心地を確認してみることに。
「歩くたびにチュールのスカートがドラマティックに揺れて、ロマンティックな雰囲気を全身から醸し出すことができる魅力的な一着です!」とすっかりお気に入り。
そして、浮かんだのがビスチェタイプのランジェリーをドレスのトップスとして仕立てるという大胆なアイデア。個性を感じさせるオリジナルのコーディネートが完成する予感です。
バストの形をより美しく見せるランジェリーならではのデザインをそのまま生かして、ドレスのトップスとして着用。
胸もとからウエストまでが一体化したビスチェならボリュームあるスカートで歩いても下にずり落ちる心配がありません。ドレスの高級感とリンクさせるため、素材はシルクを贅沢に使用。後ろは透ける素材で軽やかにし、サムシングブルーのリボンとカップの裏地でアクセント。
素材やデザインも完全オリジナル。例えば、アクセントカラーをビスチェに使い、スカートにはその色とリンクする花モチーフやレースをあしらうことも。ストラップレスが不安な人はチェーンやレース、ホルターネックをプラスしたり、お色直しでスカートだけ変えるなどアレンジを自由に楽しむことができる。
オートクチュールのドレスとランジェリーによるお洒落を極めた今回のコラボレーション企画、いかがですか?
ドレスからインスピレーションを受けて、唯一無二のランジェリーをデザイン。そしてどうコーディネートしていくか。そのメイキングシーンを特別にご紹介!
最高級の品質と技術で仕立てられたオートクチュールのドレスを提案する「レフェ クチュール」。デザイナー・松村ひとみ氏が、フランスやイタリアのアトリエで創り上げるドレスは、エレガントでロマンティックな上質感が特徴。顧客には女優やモデルをはじめ多くのセレブが名前を連ねる。
「レフェ・クチュール」
東京都渋谷区恵比寿西1-22-5
TEL03-3780-0577
http://www.lesfees.co.jp
イェガー千代乃アン/東京生まれ。幼少期はロンドンやニューヨークで過ごす。ビスポークによるランジェリー制作にこだわり、2012年には英国デ・モントフォート大学でファッション・ボディウェアの修士号取得。着る人個人の体型、ライフスタイルや好みに合わせた緻密な制作過程と「粋」を感じるハイセンスなデザインが多くの女性たちを魅了している。また、パリで毎年開催される見本市をサポートする「コンセプト・パリ」を日本で紹介している。
兼島裕美/Sai Coordination代表。美容関連の仕事を経てウエディング業界に携わる。2006年から3年間「フォーシス アンド カンパニー」取締役副社長を務める。09年「レフェクチュール」エグゼクティブアドバイザーに就任。その一方、婚礼司会、ウエディングコーディネーター、ドレスアドバイザーなど幅広く活躍。