海外で人気の「ラスティックウエディング」 自然の中で温もりあふれるエコで大人な結婚式を
ガーデンウエディングをはじめとする、ナチュラルスタイルの結婚式が今人気です。そんなナチュラルなウエディングよりも、さらに自然派でエコな「ラスティックウエディング」が今、注目を集めているのをご存じですか？ Rustic（ラスティック）とは直訳すると「素朴な」とか「田舎風の」といった言葉だけれど、どんな結婚式？ まだまだ日本では聞きなれない、このウエディングスタイルについて詳しく紹介します！
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ラスティックウエディングとは？
「ラスティックウエディング」とは文字どおり、素朴かつエコで、飾り気のない、温もりあふれる結婚式のこと。美しい緑に囲まれた森や高原、たとえばアメリカなどでは農場で挙式をするなど、のどかなアウトドアが舞台のウエディングを総称して“ラスティックウエディング”と呼んでいます。いわゆる派手でゴージャスな結婚式とは打って変わって、自然のものを生かし、人の手を必要以上に加えない、エコで素朴なウエディング。新郎新婦もゲストもリラックスした雰囲気の中、温もりある結婚式が行えるのが魅力です。そんなラスティックウエディングを成功させるには、まずアイテム選びから。ここでは、ラスティックウエディングにぴったりのウエディングドレスやブーケ、エコな演出のアイデアをたくさん紹介します。≫ラスティックウエディングにぴったり！ お花いっぱいのウエディングケーキのデザインアイデア
ラスティックウエディングに合うドレスは、ナチュラルな生地＆デザインで
自然を舞台としたエコなラスティックウエディングだから、やっぱり素朴な雰囲気のウエディングドレスがぴったり。ナチュラルな風合いの生地や、ふわっとしたエアリーな生地のドレスがよくマッチし、太陽の光との相性もぴったりです。ウエディングドレスのデザインも、すとんとしたエンパイアドレス、スレンダータイプなどがおすすめ。生地もデザインも、あまりデコラティブなものではなく、シンプルでありながら、さりげなく個性の光るものを選ぶとステキですね。
（画像提供：旧軽井沢 キキョウ, キュリオ コレクション バイ ヒルトン(元:旧軽井沢ホテル)）
（画像提供：ルグラン軽井沢ホテル＆リゾート）
（画像提供：軽井沢プリンスホテル フォレスターナ軽井沢）
▼飛騨の“原っぱ”でピクニックウエディングを叶えたふたり。新婦のウエディングドレスは友人の手作りで、ナチュラルなブーケを合わせて。ラスティックウエディングならではのコーディネートが完成♪（オシャレ花嫁SNAPより）
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ブーケには素朴な花材を使うとラスティック感アップ
ラスティックウエディングの花嫁姿は、自然のものをとことん生かせる「ブーケ」が大きなカギに。使うお花は落ちついた色を選び、グリーンを多め、またはメインにするとよくマッチします。いわゆるお花だけでなく、ハーブや野生の草花、木の実などを入れてもラスティック感がぐんとアップ。せっかくだから、普通の結婚式ではなかなか見かけない果物や多肉植物などを使ったアレンジにチャレンジしてみるのもいいかも。>>ブーケの種類＆人気の花を解説【ウエディングドレスとの合わせ方ガイド付き】
ヘアはゆるっとやわらかな雰囲気に
ラスティックウエディングの定番ヘアスタイルは、やっぱりダウンスタイル。風になびかせたイメージで横に流してみたり、自然いっぱいの花かんむりや小花を髪の毛に巻きつけるのもステキです。ふわっとしたドレスを選びたいから、ヘアもゆるっとやわらかな雰囲気に、が鉄則。注意したいポイントとしては、自然すぎていつもと同じようにならないこと。さりげなさを大切にしつつも、どこかにウエディングの特別感を出したいものです。ヴィンテージ小物やカントリー調のアイテムで素朴に
ヴィンテージ感のあるものや、木などの自然素材でできたアイテムを取り入れると、ラスティックウエディングらしさが演出できます。例えばウエルカムボードはピカピカの素材ではなく、エイジング加工をした木材や、本当の古材を使ってみたり、装花はきらびやかなアレンジではなく、ぽってりとしたガラス瓶にお花を入れて吊るしてみたり……。無造作に、というのが実はとてもセンスを要求されることなのですが、先輩たちのステキな写真を参考に、がんばってみる価値アリです。>>ラスティックウエディングにぴったりのガーランドを飾ってオシャレ＆かわいい結婚式に！
見た目だけじゃない、温もりある料理にゲストも満足
料理もラスティックな演出にこだわってみたいもの。特に結婚式の象徴となるウエディングケーキは、クリームで覆わないネイキッドケーキにしたり、小さなカップケーキを並べたりしてもステキ。ケーキをシンプルにする分、草花をあしらってラスティック感を演出するのもいいですね。料理も、かっちりしたコース料理ではなく、ビュッフェスタイルにしてみるとリラックスした雰囲気に。地元の食材やオーガニックの食材を生かすのも、ラスティックウエディングの概念にマッチします。>>ラスティックウエディングにかかせない！「ネイキッドケーキ」のオシャレなデザインアイデア集
>>オーガニック素材やフェアトレードの製品を使った人にも環境にも優しい「エシカルウエディング」
ラスティックウエディングらしいテーブルコーディネート例
テーブルコーディネートは、やっぱり草花をふんだんに使ったスタイルがラスティックウエディングらしくてステキ。あえてテーブルクロスなしで、木製テーブルをむき出しにして使ってみたり、草や花だけでなく、小ぶりの木を立ててみたり……。会場によって、できることはそれぞれですが、相談してみると、プランナーさんもいいアイデアを持っているかもしれません。>>海外のトレンド先取り！ オシャレな装花＆テーブルコーディネート・デコレーション集
日本でもできる！ ラスティックウエディングにオススメの会場
どうすれば日本でもラスティックウエディングができるの？ という方のために、ラスティックウエディングにぴったりのオススメ会場をご紹介！ 自然に囲まれたロケーションの良さだけでなく、自然を生かした演出アイデアも豊富な会場が、どんどん増えてきているので、ぜひチェックしてみてくださいね。星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳（甲信越）
自然とデザインが調和する非日常空間で、神聖なるセレモニー＆アットホームパーティ
≫この会場の詳細を見る
Le chic unjour（ラシック アンジュール）（東京）
都会の真ん中でもラスティックウェディングをかなえたい！というあなたにぴったり。
≫この会場の詳細を見る
キャメロットヒルズ（大宮）
光の祝福が注ぐ大聖堂、四季折々に輝きを増す庭園。すべての理想がここに集う、庭園付き英国邸宅
≫この会場の詳細を見る
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まとめ・ラスティックウエディングで心温まる結婚式を
つい先ごろ、緑に囲まれた英国・ウィンザー城で行われた、ヘンリー王子とメーガン夫人によるロイヤルウエディング。この結婚式のテーマは「エコ」でした。自然を活かし、素朴かつエコな挙式スタイルのラスティックウエディングは今後ますます注目が集まること間違いナシ。日本でこの挙式スタイルと取り入れるなら、梅雨どきや真夏をはじめ、台風の時期や真冬など屋外で過ごしづらい時期を避けて挙式会場選びをすすめるのがオススメ。高原リゾートなどを舞台にした、自然でエコなラスティックウエディングは、家族や親しい友人を中心とした少人数挙式にぴったり！ 温もりあふれるおもてなしで、ゲストの印象にも残るステキなウエディングを。＜ ウエディングスタイル辞典トップへ戻る
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