プロポーズと婚約指輪のリアルインタビュー

プロポーズのこと、婚約指輪のこと——気になるけれど、意外と人には聞きにくい“みんなの本音”。
実際にもらった人、贈った人、これからを考えている人、そして結婚から10年経った人まで。
今回は、それぞれ違うステージにいる男女にインタビュー。リアルな声の中から、ふたりらしい選択のヒントを探ります。

01
HER STORY

実際どうだった?女性のリアルVOICE

憧れていたプロポーズ、その瞬間って実際どんな気持ち? ここ1〜2年でプロポーズされ、婚約指輪を選んだ3人の女性にインタビュー。
うれしかったことも、迷ったことも。リアルな体験談の中に、“自分らしい選び方”のヒントが見えてきました。

結婚2年目/R.Wさん
誕生日のホテルで受け取った、静かなサプライズ
――どんなプロポーズでしたか?
プロポーズは私の誕生日でした。ホテルの部屋でのサプライズプロポーズだったのですが、そのとき薔薇の花束をいただいて。 薔薇の中に私の好きなカスミソウも入っていて、自分の好みを覚えてくれていたことがとてもうれしかったですね。特別な演出というより、「ちゃんと見てくれている」という気持ちが伝わってきて感動しました。
プロポーズの1ヶ月後、ふたりで選んだ婚約指輪
――婚約指輪はどうされましたか?
指輪はプロポーズから1ヶ月ほど経ってから、彼と一緒に見に行きました。デザインにはこだわりがあったので自分が、ダイヤモンドは彼が選ぶ形で役割分担したんです。彼の予算の中でできるだけ品質の良いダイヤモンドを選びつつ、デザインを絞っていきました。

――ブランドはどのように決めましたか?
婚約指輪は アイプリモ で購入しました。大手だし、アフターサービスがしっかりしていたので安心かなと思って。ダイヤモンドが綺麗に見えるデザインがあったのもポイントでした。

――選ぶ際に、不安だったことはありますか?
ちょっと独特かもしれないですが、自分が気に入るダイヤモンドがあるかどうかは不安でした。 あとは、彼とデザインやダイヤモンドの好みが合わなかったらどうしようという懸念はありましたね。でも事前にほしいデザインはほぼ確定していたので、仮に彼から「違うデザインがいいんじゃない?」って言われたとしても、私の意見はぶれなかったとは思います(笑)。
意外に見落としがちなポイントも
――これから指輪探しをする人へ、アドバイスをお願いします
生活圏内に店舗があるかどうかと、アフターサービスを確認しておくことをおすすめします。 サイズ直しやクリーニングで意外と店舗に行く機会があるので、行きやすい場所にあるかどうかは思っていた以上に重要だと、購入後に実感しました。
私たちが選んだブランドはサービス自体はとても充実していて、品質や対応には満足しています。一方で、生活圏内に店舗がなかったため、少し足を運ぶハードルがあるという意味で「距離感は事前に見ておくとより安心だったかもしれない」という気づきがあった、という感覚です。
それでも婚約指輪そのものにはとても満足していて、毎日結婚指輪と重ね付けしているくらい気に入っています。
結婚1年目/S.Kさん
GWの海辺で迎えた、忘れられないプロポーズ
――プロポーズは、どんなシチュエーションでしたか?
プロポーズをしてもらったのは、GWに訪れた須磨の海辺。周りに人もいるロケーションでのサプライズは、すごく特別な思い出になりました。
そのときには、サイズ直しを終えたエンゲージリングも受け取りました。実際に指輪を身につけた瞬間、「本当に結婚するんだな」と実感が湧いたのを覚えています。
伝えたのはブランドの候補だけ。彼に託した婚約指輪探し
――婚約指輪は、どんなふうに選びましたか?
私からは、Tiffany、アイプリモ、ラザール ダイヤモンドの3ブランドを候補として伝えて、最終的にどれを選ぶかは彼にお任せしました。国内ブランドのデザインもすごく素敵で、その可愛さに惹かれて候補に入れていたんです。
結果的にもらったのは、Tiffanyです。婚約指輪は毎日着けるものではないからこそ、「せっかくなら一度は憧れたブランドを選ぶのもいいよね」と、彼も悩みながら決めてくれたみたいです。予算は彼に任せましたが、これから引っ越しや新生活でお金がかかるタイミングでもあったので、「高額なものじゃなくてもいいよ」とだけは事前に伝えていました。
理想があるなら、ちゃんと伝えておくことが大事
――婚約指輪選びで、不安なことはありましたか?
私はシンプルなデザインが好きで、婚約指輪は“王道の一粒ダイヤ”という理想のイメージがはっきりあったんです。だから、彼がお店で大きなダイヤやメレ付きの華やかなデザインを選んでしまったらどうしよう…という不安は少しありました。
でも購入前から「こういうのが憧れなんだよね」と写真を見せたり、好みのイメージをさりげなく伝え続けていたので、結果的には想像以上に好みにぴったりの一本を選んでくれました。実際に手元に指輪が来たときは、婚約指輪への憧れが強かったぶん、本当にうれしくて、結婚する実感が一気に湧いたのを覚えています。今も結婚式に招かれた日や実家への帰省、少し遠出をするときなど、特別な日に大切に使っています。

――これから選ぶ人にアドバイスはありますか?
これから選ぶ方に伝えたいのは、“こだわりがあるなら遠慮せず伝えておくこと”。
最近は婚約指輪を贈る経験そのものが身近じゃない男性も多いからこそ、女性側から「こういうのが好き」とアシストしてあげることで、ふたりらしい指輪選びにつながると思います。
結婚1年目/S.Nさん
完璧なシナリオじゃなくても、ふたりらしいプロポーズだった
――どんなプロポーズでしたか?
プロポーズは、私の誕生日の8月でした。お祝いで食事に連れて行ってくれて、そのあと彼は本当は港でプロポーズしようと思っていたみたいなんですが、その日は私が思った以上に疲れて、「もう家に帰りたい…」ってなってしまって(笑)。自宅に帰ったあと、家でプロポーズしてくれました。
そのとき彼が渡してくれたのは、一粒のダイヤモンド。atelier ST、 CAT のプロポーズプランで、あとから自分で指輪のデザインを選べるものでした。“ちゃんと考えて準備してくれていたんだ”ということが何よりうれしかったです。
“自分らしく着けられること”を大切に選んだ婚約指輪
――婚約指輪は、どのように選びましたか?
もともとatelier ST、 CATの“自分らしく、日常でも身につけられるジュエリー”というコンセプトが好きで、Instagramでもずっと見ていたんです。
私たちは高松市に住んでいて、ブランドの店舗は東京だったので実際に見に行くのは難しかったのですが、オンライン相談や郵送キットのサービスがあって、遠方でも安心して選ぶことができました。
選んだのは、ダイヤモンドが埋め込まれた、日常使いしやすいデザインです。もらったときは「絶対に婚約指輪が欲しい!」と伝えていたわけではなかったので、“何気なく話していたことをちゃんと覚えてくれていたんだ”ということがうれしかったですね。
婚約指輪は“特別なもの”ではなく、毎日のもの
――婚約指輪は、今どんなふうに身につけていますか?
婚約指輪は、ほぼ毎日着けています。朝起きたら自然と身につけるくらい、もう完全に日常の一部ですね。
結婚指輪は CRAFY で手作りしたのですが、エンゲージリングとの重ね付けを前提に、細めのデザインにしました。毎日着けられることを優先したのは、すごくよかったなと思っています。

――これから婚約指輪を選ぶ人へ、アドバイスをお願いします
もしふたりで選びに行くなら、ひとつのブランドだけで決めず、いろんなブランドを見てみるのもいいと思います。その中で、自分の好みがよりはっきりしてくることもあるので。
ただ、男性はかなり迷うと思うので、自分の希望はある程度きちんと伝えておいたほうがいいなとも感じます。ブランドなのか、デザインなのか、普段使いのしやすさなのか。“自分が何を一番大事にしたいのか”という優先順位を決めておくだけでも、後悔しない指輪選びにつながると思います。
02
HIS CHOICE

どう贈った?男性のリアルVOICE

「サプライズにする? 一緒に選ぶ?」 正解がないからこそ迷う、プロポーズと婚約指輪選び。
ここ数年で実際にプロポーズを経験した男性たちに、準備中の葛藤や決め手、そのときの本音を聞きました。

T.Oさん(27歳)
目隠しドライブの先に待っていた、3年記念日のチャペルプロポーズ
――どんなプロポーズを計画したんですか?
プロポーズをしたのは、付き合って3年の記念日。場所は長野のチャペルでした。
彼女が以前からプロポーズについて調べていたこともあって、「都内だと勘づかれるかも」と思い、あえて地方を選びました。長野は、初めて一緒に旅行した思い出の土地でもあります。
当日は「コンサートに行こう」と伝えて車に乗ってもらい、「場所は秘密」と言って助手席ではずっとアイマスク(笑)。到着まで、完全サプライズでした。

――プロポーズの場所はどうやって決めましたか?
「チャペルでプロポーズしたい」というのは最初から決めていました。花束や撮影付きのプロポーズプランがあったので、会場は アニヴェルセル長野 に決めました。
花束も、手紙も、下見まで。“絶対バレない”ためにやりきった準備
――準備はどんなふうに進めましたか?
基本的には全部ひとりで調べて計画しました。最初はネットで調べつつ、直前にプロポーズした友人の話も参考にしました。
実は下見のために、有給を取ってひとりで長野まで行ったこともあります。帰りにお土産を買いそうになって危なかったのは、今ではいい思い出ですね(笑)。

――「やってよかった」と思うことは?
一番よかったのは、大きな花束を最後までバレずに用意できたこと。そして、普段は書かない手紙を用意して、その場で読み上げたことです。彼女は緊張でほとんど聞けていなかったみたいですが(笑)、気持ちを言葉で伝えられたのは、よかったなと思います。
10店舗まわってたどり着いた、“彼女が本当にときめいた一本”
――婚約指輪はどうやって選びましたか?
婚約指輪は、プロポーズの9か月くらい前から検討していました。最初から「一緒に選ぼう」と決めていて、10店舗くらいふたりで見て回りました。選んだのは Boucheron の「キャトル クラシック ソリテール リング」。決め手は、“彼女が一番気に入ったかどうか”でした。

――これからプロポーズする人にアドバイスをお願いします。
サプライズにするなら、事前に理想を少しずつ聞いておくのが大事です。いきなり聞くとバレるので、普段の会話の中で小出しに探っていくくらいがちょうどいいですね。あと、当日は帰りの時間まで考えておくべきです(笑)。
K.Oさん(31歳)
“毎年帰ってきたくなる場所”になった、宮古島プロポーズ
――プロポーズは、どんなシチュエーションでしたか?
宮古島旅行のタイミングで、サプライズでプロポーズをしました。
相手は「旅行中にプロポーズされるとは思っていなかった」みたいで、かなり驚いていましたね。旅行そのものも思い出になったし、“ふたりにとって特別な場所”ができたのはすごくよかったと思っています。

――「やってよかった」と感じたことはありますか?
旅行先でプロポーズしたことで、結婚記念日などに「また行こう」と思える場所ができたことですね。ただプロポーズをするだけじゃなく、その後も思い出を重ねていけるのがいいなと思いました。
一粒ダイヤだけじゃない。彼女らしさで選んだ婚約指輪
――婚約指輪は、いつ頃から検討していましたか?
プロポーズの6か月くらい前から考え始めました。 交際記念日に入籍したいという気持ちがあったので、逆算しながら準備を進めていましたね。

――どんな婚約指輪を選びましたか?
バゲットダイヤとラウンドダイヤを組み合わせた、ハーフエタニティのデザインにしました。いわゆる“一粒ダイヤの婚約指輪”ではなく、結婚指輪と重ね付けしやすいデザインだったのも決め手でしたね。
実際に渡したあとも日常的に使ってくれていて、「このデザインにしてよかったな」と思っています。
“サイズどうやって知る?”から始まった、リアルな指輪準備事情
――購入前、不安だったことはありますか?
一番悩んだのは、指のサイズをどう把握するかと、「どんなリングが本当に好みなんだろう?」という部分でした。 SNSでかなり情報収集をしていたんですが、最終的には外出ついでに店舗へ立ち寄って、実際に見ながらサイズ感や好みを確認していきました。

――これからプロポーズする人にアドバイスをするとしたら?
意外と知られていないですが、“婚約指輪=一粒ダイヤ”じゃなくてもいい、ということですね。 最近は「普段も使いやすいものがいい」という人も多いので、エタニティリングみたいな選択肢もかなりアリだと思います。
あと、指のサイズによっては特注料金がかかることもあるので、そのあたりは早めに確認しておくと安心です(笑)。
H.Sさん(29歳)
“全部サプライズ”で届けた、旅館でのクリスマスプロポーズ
――プロポーズは、どんなシチュエーションでしたか?
プロポーズをしたのは、2021年12月のクリスマス。交際3年、同棲を始めて半年くらいのタイミングです。旅行先の旅館で、サプライズでプロポーズをしました。指輪の準備から当日の流れまで、全部ひとりで進めていたので、相手もかなり驚いていましたね。でも、そのぶんすごく喜んでくれたのが印象に残っています。

――今振り返って、「こうしてもよかったかも」と思うことはありますか?
もっと演出をしっかり考えてもよかったかな、とは思います。 たとえばバラの花束を用意したり、チャペルや夜景がきれいな場所を選んだり。そこまで計画できていたら、もっと記憶に残るプロポーズになっていたかもしれないですね。
「本当にこれでいい?」の連続だった、婚約指輪選び
――婚約指輪はいつ頃から考え始め、基準で選びましたか?
検討を始めたのは、プロポーズの4か月くらい前からです。 最初はブランドも全然わからなくて、とりあえず大型ショッピングモールに入っているお店を見に行きました。
選んだ基準としては、ダイヤの大きさや「相手が好きそうかどうか」。 予算は30〜40万円くらいで考えていました。記念になるものなので出し惜しみはしたくなかったですが、現実的に無理のない範囲も大事にしました。

――購入前、不安だったことはありますか?
「このブランドでいいのかな」とか、「このデザインって本当に似合うのかな」とか、決めること全部に悩みました。 SNSやネットでもかなり調べましたが、情報が多すぎて逆に迷うことも多かったですね。 最終的には、店舗で販売員さんと直接話したことで、かなり不安が解消されました。友人や先輩にリアルな話を聞けたのも大きかったです。
意味を知るほど、婚約指輪は特別になる
――これからプロポーズする人に伝えたいことは?
想像以上にブランドやデザインの種類が多いので、ちゃんと調べると「これだ」と思えるものに出会えると思います。 比較しながら見ていくことで、自分たちの価値観や好みに合った選択ができるはずです。
あと個人的には、“婚約指輪を渡す意味”を知っておくと、より特別なものとして感じられると思います。実際、自分も指輪を渡したことで「本当に結婚するんだな」と強く実感できましたし、今でも妻が結婚指輪と重ね付けしているのを見るとうれしくなりますね。
S.Kさん(33歳)
“いつ渡す?”に最後まで悩んだ、ふたりらしいプロポーズ
――プロポーズは、どんなシチュエーションでしたか?
もともとは、5月の交際4年記念日に食事をしたあと、そのまま婚約指輪を一緒に見に行ったのがスタートでした。 数店舗まわって、その日のうちに購入まで決定。ただ、その後「いつプロポーズするか」を決めきれず、気づけば2か月経っていました(笑)。
最終的には、2024年7月29日。“天赦日”“一粒万倍日”“母倉日”“大安”が重なる日を選んで、自宅でプロポーズしました。 食事のあとに帰宅して、手紙を読んでから想いを伝える形でしたね。

――実際にやってみて、「よかった」と思うことは?
自宅でのプロポーズは、もともとふたりで「落ち着いた場所がいいよね」と話していたので、自分たちらしい形にできたと思います。 お花や食事も、自分なりにかなりこだわって準備しました。
あと、やっぱり手紙を書いてよかったですね。普段あまり文字で気持ちを伝えることがないので、相手もすごく喜んでくれました。
“納得できる一本”を探して、ふたりで巡った婚約指輪選び
――婚約指輪は、どんなふうに選びましたか?
相手が気になっているブランドを聞いて、一緒に店舗を回りました。 最終的には接客がすごく丁寧だったTiffanyで購入。 閉店間際だったんですが、スタッフの方の接客が本当に良くて、「ここで買いたい」と自然に思えたんです。

――デザインや予算は、どう考えていましたか?
仕事中でも浮きすぎず、でも華やかさはちゃんとあるデザインを意識しました。予算は40〜50万円くらい。当時の平均より少し上くらいをイメージしていましたね。 実際に渡したときは、想像以上に喜んでくれて、「買ってよかったな」と素直に思いました。
“買って終わり”じゃない。プロポーズはタイミングまでが大事
――これからプロポーズする人にアドバイスをするとしたら?
まず、スケジュール感は絶対に考えたほうがいいです(笑)。 「とりあえず指輪を買えば、あとは何とかなるだろう」は本当に危険でした。
あと、婚約指輪との付き合い方って、人によって本当に違うんだなと思いました。毎日着ける人もいれば、記念日や特別なお出かけの日に楽しむ人もいるので、ふたりでイメージを共有しておくと、選び方もしやすくなる気がします。
03
BEFORE THE YES

理想は?結婚前女性の本音VOICE

“そろそろかも?”と結婚を意識し始めた女性たちは、プロポーズや婚約指輪にどんな理想を描いている?
期待、不安、憧れ、そしてちょっと現実的な本音まで。今だからこそ語れるリアルな気持ちをのぞいてみました。

“いつか”を少し意識し始めた今。思い描く理想のカタチとは
27歳のM.Hさんは、交際2年半になる同い年の彼とお付き合い中。友達みたいに気を遣わず話せて、一緒にいると自然と笑ってしまう…そんな心地よい関係を育んでいます。

――理想のプロポーズって、どんなイメージですか?
きっと人生で一度のことだと思うので、ちゃんと思い出に残るプロポーズがいいなと思っています。花束に加えて、普段はもらうことのない手紙まで一緒に渡してくれたら、かなりうれしいですね。
サプライズ自体は好きなんですが、フラッシュモブみたいに周りの注目を集めるような“大きすぎる演出”は少し苦手かも…。あと、完全に不意打ちよりは、事前に“そろそろかも?”みたいな匂わせがあるとうれしいです(笑)。

――婚約指輪については、どんなイメージを持っていますか?
婚約指輪は、やっぱり欲しいです。せっかくの人生の節目だからこそ、“婚約指輪をもらう”という特別な体験にはずっと憧れがあります。手元を見るたびに、そのときの気持ちを思い出せるような存在って素敵だなと思います。
彼から一度だけ「婚約指輪って欲しい?」と聞かれたことがあって、そのときにより現実味が湧きました。最近は腕時計やネックレスのように長く身に着けられるものも素敵だなと思うことはありますが、それとはまた別で、婚約指輪だからこその特別感はやっぱり欲しいですね。

――婚約指輪について調べたことはありますか? 理想の選び方は?
友人がもらった婚約指輪を見せてもらったのがきっかけで、気になって調べたことがあります。母の婚約指輪が Tiffany だったこともあって、実際に見てもやっぱり素敵だなと思いましたし、歴史があるブランドというところにも惹かれます。
私自身、手が結構ふっくらしていて似合うデザインが限られそうなので、もし選ぶなら実際に試着しながら、自分にしっくりくる一本を見つけたいと思っています。婚約指輪を普段使いするイメージはまだあまりなくて、着けるなら誕生日や記念日、ちょっと特別なお出かけの日に大切に身に着けたいですね。
“いらないと思っていたのに” 試着した瞬間、未来が少しリアルになった
28歳のR.Fさんは、1歳年下の彼と交際1年4か月。出会いは同じ会社の“同期”でした。「どちらかというと私がリードすることが多い」と話すRさんですが、彼も気になることはきちんと調べてくれる優しいタイプ。自然体でいながら、お互いの意見をちゃんと伝え合える関係です。

――結婚やプロポーズについて話すことはありますか?
最近は、結婚について話すことが増えました。彼のまわりでも入籍する友人が増えていて、そういう話を聞くたびに「私たちもそろそろかな」という空気になっていて。 この前、何気なく「プロポーズっていつ頃なんだろうね?」と聞いてみたら、彼から「実はこのタイミングかなって考えてるよ」と言われて、急に現実味が湧きました(笑)。
今のところ彼は、私の誕生日がある11月末くらいを考えているみたいです。入籍は付き合って2年の記念日かな…となんとなく話していて、そこから逆算すると、両家への挨拶や顔合わせのタイミングもそろそろ考えないとなって。幸せな話なんですけど、現実的なスケジュールまで含めて「いよいよなんだな」と感じています。

――理想のプロポーズはありますか?
花が好きなので、花束はずっともらってみたいなと思っていました。
プロポーズって人生の中でもすごく大きなイベントだから、日常の延長というより、“ちゃんと一区切りになるような時間”にしてもらえたらうれしいですね。ふたりきりで過ごせる場所とか、海辺みたいな少し非日常感のある場所にも憧れます。
サプライズ自体はすごくうれしいんですけど、ひとつだけ思うのは…せめてネイルがきれいな時がいい(笑)。写真にも残ると思うし、自分もちゃんときれいな状態でその瞬間を迎えたいなって。
あと私はかなり涙もろいので、人前で注目されるような演出より、ふたりだけの空間のほうが絶対にうれしいです。

――婚約指輪については、どんなイメージを持っていますか?
正直、少し前までは「婚約指輪はいらないかも」と思っていました。普段からキラキラしたジュエリーを身につけるタイプではないですし、“絶対に欲しいもの”という感覚はなかったんです。
でもこの前、結婚指輪を見るために MIKIMOTO (ミキモト) に行ったんです。そこでパールのエンゲージリングを試着させてもらった瞬間、「あ、これかも」と、思わずビビッときて。
パールなら冠婚葬祭でも身につけられるし、いつか子どもができたときに受け継いでいくこともできるかもしれない。そう考えたら、婚約指輪は“その瞬間のためのもの”じゃなくて、これから先の人生にも寄り添ってくれる存在なんだなって。だからこそ今は、“なくてもいい”と思っていた婚約指輪が、少しずつ“もらえたらうれしいもの”に変わってきている気がします。
急がなくてもわかっている。7年かけて育ててきた、ふたりの結婚のかたち
27歳のN.Iさんは、大学時代の軽音サークルで出会った彼と交際7年目。バンドを組んだり、好きなCDを貸し合ったりするなかで自然と距離が縮まり、気づけば人生の大半を一緒に過ごす存在に。結婚の話も少しずつ現実味を帯びる今、“待つ時間”さえふたりらしいものになっていました。

――結婚やプロポーズについて、パートナーと話すことはありますか?
これまで2回くらい話したことがあります。1年ほど前に、私から「そろそろどうかな?」って切り出したこともありました(笑)。私は今、仕事も落ち着いていてプライベートのことを考える余裕があるんですが、彼は最近転職したばかりで、かなり忙しい時期みたいで。「自分で仕事をちゃんと回せるようになるまで待ってほしい」と言われて、今はそのタイミングを見守っている感じです。

――理想のプロポーズって、どんなイメージですか?
やっぱり記念日とか、ちょっと特別な日に高級レストランでかっこよく…みたいなシチュエーションには憧れます(笑)。サプライズ自体はうれしいんですが、人前で注目されるような大きな演出はちょっと苦手かも。花束も素敵だなとは思うんですが、実は植物の管理があまり得意じゃなくて…。それより写真とか、ずっと形に残るものをもらえたらうれしいですね。

――婚約指輪については、どんなイメージを持っていますか?
婚約指輪は、やっぱり欲しいです。“幸せの象徴”みたいなイメージがあるので、ひとつは持っていたいなって思います。値段にはこだわりはなくて、自分たちらしいものがいちばん。最近気になっているのは、ポケモンのブライダルリング。好きなものを一緒に身につけられるって素敵だなと思うし、婚約指輪も特別な日だけじゃなく、毎日自然に着けられるものが理想ですね。
04
READY TO ASK

理想は?結婚前男性の本音VOICE

「そろそろプロポーズを考えている」——そんな男性たちは、何に悩み、何を大切にしている?
タイミング、予算、サプライズ、指輪選び…。まだ“その前”だからこそ聞けた、リアルな葛藤と本音を集めました。

“彼女にとって忘れられない日にしたい” 沖縄でのプロポーズを計画中
2年半付き合い、今年2月から同棲をスタートしたR.Mさん。お相手は1つ年上で、穏やかに将来を見据えながら関係を育んできました。今回は、これからプロポーズを迎える男性ならではのリアルな悩みや、婚約指輪への考えについて聞きました。

――今、どんなプロポーズを考えていますか?
9月の3年記念日に、沖縄でプロポーズをしようと思っています。海が見えるホテルで、景色のきれいな場所が理想ですね。
沖縄は、去年友達と2回行ってすごく居心地がよかったので、「今度は彼女と一緒に来たいな」と思ったのがきっかけでした。旅行自体も思い出になるし、その中で自然に特別な時間を作れたらいいなと思って。
当日は花束を用意して、ディナーのあとに手紙を渡したいと考えています。

――プロポーズ準備は、どんなふうに進めていますか?
最近、同い年くらいの友達が結婚し始めていて、実際に話を聞ける機会が増えたのは大きいです。
とはいえ、自分でもかなり調べています。ホテルや食事も、一人で比較しながら決めているところです。“人生で一回のこと”だと思うと、やっぱりちゃんと考えたいですね。

――婚約指輪については、どう考えていますか?
彼女が欲しいと思っているなら、ちゃんと贈りたいです。
実際には「結婚指輪と一緒でいいよ」って言いそうなタイプなんですが、それでも婚約指輪って特別な意味があるものだと思うので。
今は50万円くらいをイメージしながら、ブランドを調べ中です。「20代だとどのくらいの予算感が多いのか」とか、「みんなどんな理由で選んでるのか」みたいな、リアルな声をもっと知りたいなと思っています。

――婚約指輪は、どんなふうに身につけてほしいですか?
毎日ずっと着けてほしい、というよりは、記念日とか旅行とか、“特別な日”に着けてもらえたらうれしいですね。
ふと指輪を見たときに、「あの沖縄旅行、楽しかったね」とか、「あのとき緊張してたよね」って、プロポーズの日の思い出まで一緒によみがえるような存在になったら素敵だなと思います。
まだ準備中ではありますが、“彼女に喜んでもらいたい”という気持ちを大事にしながら、自分たちらしいプロポーズにしたいです。
思い出ごと、ぜんぶ詰め込みたい。クリスマスに仕掛けるプロポーズ計画
北海道で働く27歳のY.Mさんは、今年のクリスマスに、同い年の彼女へのプロポーズを計画中! ロマンチックな演出を重ねたい気持ちと、現実的な予算や価値観のバランスのあいだで揺れながら、少しずつその輪郭を具体化しています。

――今、どんなプロポーズを考えていますか?
ふたりともテーマパークが好きなので、提携ホテルでのプロポーズを考えています。 レストランで食事をして、そのあと部屋で花束や手紙を渡すような流れが理想ですね。景色が見える部屋にも憧れはありますが、予算的にどうしようかな…と悩み中です(笑)。
海外の海辺なども考えたことはありますが、仕事の都合で日程調整が難しく、今回はクリスマスにサプライズで行き先を伏せて連れていく形を想定しています。

――プロポーズ準備で悩んでいることはありますか?
昔から結婚は意識していて、イメージ自体は持っていました。 ただ具体的に考えるほど、理想と現実のバランスを取る難しさを感じるようになりました。
どこまで演出にこだわるか、どこにお金をかけるか。そのちょうどいいラインを探している感覚です。

――婚約指輪についてはどう考えていますか?
“絶対に指輪”という形にこだわっていたわけではなくて、選択肢はいろいろあるなと思っていました。 その中で、日常の中で自然に身につけられるものや、気持ちが伝わる形の方が自分たちらしいのではないかと考えていました。 彼女自身も実用性を大切にするタイプで、その感覚も近いのかなと思っています。
そうした流れの中で、婚約指輪とは別の形として、 Cartier の一粒ダイヤのネックレスを選びました。 日常の中でも無理なく身につけてもらえる方が、彼女にとっても自然で長く使ってもらえるかなと感じています。

――婚約指輪を考える中で、どんなことが判断のきっかけになりましたか?
「給料3ヶ月分」という言葉のイメージが先にあり、最初は少し構えてしまっていた部分はあります。 ただそれも含めて、どんな選択肢があるのかを知る中で、自分たちなりの基準を考えるきっかけになりました。
もしもう少し具体的な情報として、日常での使い方のイメージや、実際の価格帯の幅、ブランドごとの考え方の違いなどが見えていたら、また違った選択肢もあったかもしれないなとは思います。
結果として今はネックレスを選んでいますが、それは“消去法”というより、価値観に合う形を優先した結果に近いです。 象徴としての意味も理解しながら、ふたりにとって無理のない形でどう気持ちを表すかを考えているところです。
“いつか”のために、ちゃんと考えておきたい。理想のプロポーズと婚約指輪
仕事柄、ブライダルジュエリーに触れる機会の多い32歳のT.Iさん。 現在パートナーはいないものの、「いつかその日が来たとき、後悔のない選択をしたい」という想いから、理想のプロポーズや婚約指輪について自然と考えることが増えたそう。

――理想のプロポーズって、どんなイメージがありますか?
旅行先や夜景のきれいな場所みたいな、“非日常感”のあるシチュエーションには憧れます。 ただ、ドラマみたいな派手な演出というよりは、ちゃんと気持ちが伝わることが一番大事かなと思っています。
完全サプライズというより、「もしかして今日かな…?」くらいの空気感が理想ですね。

――婚約指輪については、どのように考えていますか?
職業柄というのもありますが、婚約指輪は絶対に贈りたいと思っています。 ただ、自分の好みを押し付けるというより、相手の価値観や“何をうれしいと思うか”を大事にしたいです。 毎日着けるかどうかも人それぞれだと思うので、「自然と着けたくなる一本」を一緒に選べたら理想ですね。

――どんな婚約指輪を贈りたいですか?
個人的には ラザール ダイヤモンド が好きなので、もし相手も気に入ってくれたら、その中から選びたいなと思っています。 長く使える、上品でシンプルなデザインに惹かれますね。 でも最終的にはブランド名だけじゃなく、「その人に似合うか」を一番大事にしたいです。

――プロポーズや婚約指輪について、不安や悩みはありますか?
一番難しいのは、「相手が本当に喜ぶ形って何だろう?」ということです。 サプライズに寄せたほうがいいのか、それとも一緒に考えたほうがいいのかは、たぶん相手によって違いますよね。
婚約指輪についても、どこまで事前に好みを聞くべきかは悩みます。 サイズ感や、普段使いしやすいデザインも気になりますし、実際につけた印象ってかなり大事だと思っています。
まだ本格的に婚約指輪を検討したことはないので、正直、知識はそこまで詳しくないです。 でも、一生に一度のものだからこそ、無理しすぎず、それでも納得できるものを選びたいという気持ちはあります。 実際にそのタイミングが来たら、既婚の友人にリアルな体験談を聞いたり、お店で相談しながら決めていきたいですね。
05
FOREVER AFTER

結婚10年後、婚約指輪のその後

10年以上たった今、婚約指輪はどうしてる? 今も身につけている人、特別な日にだけ選ぶ人、大切にしまっている人——。
時間が経った今だからこそ見えてくる、婚約指輪の新しい価値を聞きました。

“ときめき”で選んだ一本が、13年経った今も特別な存在
都内で働く会社員のK.Hさんは、結婚13年目・2児のママ。仕事と子育てを両立しながら、自分らしいおしゃれも楽しむセンス派として友人の間でも一目置かれる存在。そんな彼女に、13年経った今だからこそ感じる婚約指輪との付き合い方について聞きました。

――結婚13年目の今、婚約指輪はどんな存在ですか? 今も着けていますか?
婚約指輪は今もたまに着けています。特別な日のディナーや女子会ランチ、結婚式に招かれたときなど、少しおしゃれをしたい日に選ぶことが多いですね。頻度としては年に3〜5回くらい。普段は購入時の箱に入れて、アクセサリーケースで大切に保管しています。
婚約指輪はBoucheronの「ピヴォワンヌ」を選びました。華やかさがあって、見た瞬間にときめいたのを今でも覚えています。着けるたびに、その頃の気持ちまで思い出せる特別な存在ですね。

――当時と今で、婚約指輪に対する価値観は変わりましたか?
少し変わったと思います。
当時は“好きなデザインならずっと着けられる”と思っていたのですが、実際に生活が変わると、高さのあるデザインは日常使いしづらいな…と感じることもありました。今振り返ると、同じBoucheronでも「キャトル」のような、もう少し日常に馴染むデザインでもよかったかな、という気持ちは少しあります。
ただ、それでも後悔はありません。今でも着けると気持ちが上がりますし、“長く好きでいられるデザイン”を選んでよかったと思っています。結婚指輪はLouis Vuittonですが、重ね付けできるデザインにしたのも正解でした。

――これから婚約指輪を選ぶ人に、伝えたいことは?
婚約指輪って、結婚式の写真と同じくらい、その時の気持ちを思い出させてくれるものだと思います。特別な日に身に着けると、その日の装いまで少し特別に感じられますし、“あってよかった”と思う瞬間は今でもたくさんあります。将来、子どもに残せるかもしれない…という気持ちもありますね。
何にお金をかけるかは人それぞれですが、私にとって婚約指輪はすごくいい選択でした。これから選ぶ方には、相手の意見ももちろん大切にしながら、“自分がときめくか”“10年後も好きでいられそうか”という視点も、ぜひ大事にしてほしいです。

10年以上経った今だからわかる。婚約指輪が“形に残る”ということ
M.Hさんは、結婚17年目。6歳の女の子を育てながら、仕事もプライベートもアクティブに楽しむ、明るくコミュニケーション上手な女性です。結婚当時に選んだ婚約指輪は、今ではブランド名も思い出せないほど時間が経ったものの、その指輪に込められた意味は、年を重ねるほどに大きくなっていると話してくれました。

――結婚から10年以上経った今、婚約指輪はどんな存在ですか?
婚約指輪は、今もたまに身につけています。友人の結婚式や卒園式、入学式など、少しきちんとした装いをするイベントの日に選ぶことが多くて、頻度としては数年に一度くらいでしょうか。普段は日常使いしているアクセサリーと一緒にジュエリーケースに保管しています。
選んだのは、当時銀座にお店があったブランドのリング。今はもう撤退してしまってブランド名も思い出せないのですが、当時は洋服に引っかかったり、日常で扱いにくかったりするのが嫌で、ダイヤモンドが埋め込まれた、引っかかりの少ないデザインを選びました。

――当時と今で、婚約指輪に対する価値観は変わりましたか?
価値観は、正直かなり変わりました。若い頃は“もらった瞬間のうれしさ”が大きかったですが、今はジュエリーボックスを開けるたびに、「大事に考えてくれていたんだな」「ちゃんとけじめを形にしてくれたんだな」と、当時の気持ちまで思い出すようになりました。
だからこそ、“なくてもよかった”と思ったことは一度もありません。むしろ、思い出が形として残っていることの価値は、想像していた以上に大きかったなと感じています。クリーニングは一度しましたし、リフォームも少し気になっていますが、それもまた長く付き合ってきたからこその悩みかもしれません。

――これから婚約指輪を選ぶ方に、伝えたいことはありますか?
今振り返ると、ダイヤはもっと大きくてもよかったな、と思います(笑)。年齢を重ねると、大きめのダイヤのほうが不思議としっくりくるんですよね。それに、重ね付けや普段のコーディネートまで想像して選べたら、もっと活躍する場面が増えたかもしれません。
だからこれから選ぶ方には、“特別な日のため”だけじゃなく、“日常でも使いたくなるか”という視点もぜひ持ってほしいです。そして年を重ねるほど、“意味のあるもの”の価値はどんどん大きくなっていきます。婚約指輪は、きっとその代表みたいな存在。思い出は心に残るけれど、形に残る思い出は、想像以上に特別です。

“大切にされている”を、形にしてくれる。ストーリーごと選んだ婚約指輪
都内の企業で管理職として働きながら、2児の子育ても両立するK.Nさんは、結婚12年目。忙しい毎日の中でも、自分らしい装いや価値観を大切にする、しなやかな芯の強さが印象的な女性です。そんな彼女に、12年経った今だからこそ感じる婚約指輪との付き合い方、そして“選んでよかった一本”について話を聞きました。

――婚約指輪はどんなものを選びましたか? なぜそのブランドに?
婚約指輪は、Chaumet の「ジョゼフィーヌ」を選びました。
決め手になったのは、ナポレオンが最愛の妻ジョゼフィーヌへ贈った、というブランドのストーリーでした。“世界一強い男性に唯一選ばれた女性”という逸話にすごく惹かれて、こういう「意味を持つリングを身につけたい」と思ったんです。デザインだけじゃなく、背景まで含めて“自分が納得して選べる一本”に出会えた感覚がありました。

――結婚12年目の今も、婚約指輪は使っていますか?
今でも月に1回くらいの頻度でつけています。シンプルな服の日にアクセントとして合わせたり、友人と食事に行く日や、“今日はちょっと気分を上げたいな”という日に自然と手が伸びますね。
婚約指輪って、しまっておくものだと思われがちですが、私は“せっかくあるなら使いたい”派。ダイヤモンドって服を選ばないですし、ファッションリングとはまた違う、お守りみたいな安心感があるんですよね。着けるだけで少し背筋が伸びるような、そんな存在です。

――これから婚約指輪を選ぶ人へ、伝えたいことはありますか?
婚約指輪は、私は“絶対に欲しい”と思っていました。それは、“どれだけ大切に想ってくれているか”を感じられる、ひとつの証のような存在でもあったからです。奮発して選んでくれた、その特別感も含めて今でもうれしく思っています。
12年経った今でも、このリングに後悔はまったくありません。むしろ、子どもに「ナポレオンが唯一選んだ女性の話なんだよ」と伝えられるようなストーリーがあることも、選んでよかったと思える理由のひとつです。
これから選ぶなら、重ね付けが楽しめるシリーズだったり、年齢を重ねても好きでいられるもの、そして何より“見た瞬間にときめくか”は大事にしてほしいですね。ダイヤモンドって流行がないからこそ、心から好きと思える一本は、何年経ってもちゃんと自分の味方でいてくれると思います。