ゲストの心もあたたかくなる時間にしたい。荒天に襲われながらも、多幸感と家族の絆で満たされた結婚式がかなった!(Yuumiさん/アパレルブランド プレス #01)
2025/06/27 更新
人気アパレルブランド『poláura(ポローラ)』でプレスを担当しているYuumiさん。新卒で入社した前職の広告代理店での同期男性と2023年に入籍、式は24年8月にパレスホテル東京で挙げました。Yuumiさんの親族は北海道、旦那様の親族は関西から集まるという状況の中、結婚式前日は台風の影響で大荒れの天気! 「本当に気が気じゃなかったです」と振り返るYuumiさん。一体どんな結婚式になったのでしょう?
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皇居ランでいつも見ていた、あこがれのチャペルで結婚式を

Yuumiさん: はい。最初から挙げる前提でふたりで話していました。私が挙げたいと思っていた理由は、私の両親の意向が強かったことと、私自身も家族に改めて感謝の気持ちを伝える場を作りたいと思ったから。離れて暮らしていたのもあって、よけいにその思いは強くなりました。
今まで友人や親族などいろいろな結婚式に参加してきて、ゲストのほうも心があったかくなる経験が何度もあって、「いい日だったなぁ」って思えるような時間を過ごせていたんですね。自分のときも「そんな時間を作りたい」と自然に思えました。
Premium編集部:式場探しの条件はどんなものでした?
Yuumiさん:まず、ひとつめはアクセスの良さ。私の地元の北海道と彼の地元の大阪から東京にやってくるゲストが多かったので、東京駅付近がいいかなっていうふうに思っていました。
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そして、私の家族が中国系なので、中国語の対応ができるスタッフさんがいらっしゃることも欠かせなかったです。
あと、料理の美味しさに定評があるというところ。 せっかくゲストに来ていただくので、料理でしっかりとおもてなしができるところがよかったんです。
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Yuumiさん: 見学自体はパレスホテル東京ともう一ヶ所だけですね。式場をどこにするってなったときに。 最初に思い浮かんだのがパレスホテル東京でした。
同棲している頃に私たちは日本橋付近に住んでいて、皇居の周りを走るのが共通の趣味だったんです。そんな皇居ランのコースからパレスホテル東京が見えるんですよね。すごくステキなチャペルも見えて「すごいね〜」っていう話をまだプロポーズ前にふたりでよくしていたんです。だから、“チャペルといえばパレスホテル東京”みたいな感じがあって。ネットで調べてみたら、私たちが希望している式条件もクリアできるし。もう見学前からほぼほぼパレスホテル東京で心は決まっていた感じです。
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Premium編集部:十分に絞り込んでから見学に行かれたんですね。
Yuumiさん:私、とても優柔不断なので、いろいろ見てしまうとすっごく悩んでしまいそうでした。何を選んでも、あっちの方がやっぱり良かったんじゃないか? っていう気持ちが芽生えがちなんですよ。だから、自分が最初に“ここだ!”ってビビっときたところにしよう、と。今までの経験でも、そういう判断が結構正しかったりしたので。
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コンセプトは「ハッピー」。だから装花と料理には予算をかける

Yuumiさん:プランナーさんはもちろん、フローリストさんなどその結婚式に関わっているスタッフの方たちの“寄り添い力”がやっぱりすごいなぁっていうのは、ずっと感じていました。式準備の段階から関わってくださるスタッフの方々への信頼ができていたので、当日のオペレーションやゲストへの接客の面でも安心してお任せできると感じました。
Premium編集部:結婚式のコンセプトって、ふたりの中で何か考えていました?
Yuumiさん:とにかくみんなにハッピーな気持ちになってほしいっていう思いでした! 新郎新婦が主役という形ではあるんですけど、私たちふたりは「ゲストの皆さんのために結婚式を開きたい」という気持ちでいたので。とにかく楽しんでもらえるようにっていうのが一番のコンセプトでした。

Yuumiさん:会場の装花には、こだわりました。 頭の中にずっと「ハッピー」というコンセプトがあって、とにかく最高にハッピーな空間にしたかったので。それに、空間って写真に残るじゃないですか。永遠に残るところだから、そこは金額を抑えたりしないで、むしろどんどん盛っていく感じでやりました。
Premium編集部:どんなオーダーをされたんですか?
Yuumiさん:夫が好きな青系、そして私の好きなピンク系の両方のお花を使いつつ、まとまりがあって、かつ多幸感があるっていう感じで、すごく難しいオーダーだったと思うんですけど(笑)、フローリストさんが見事にかなえてくださいました! 夏って装花が難しい点があるって聞いていたのですが、私たちの希望に最大限寄り添ってくださった感じになって。お金がかかったのは確かなんですけど、全然後悔することはなく、むしろ本当にかけてよかったという気持ちです。
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Premium編集部:ほかにはどんな工夫を?
Yuumiさん:空間づくりのために生演奏を入れたり。料理も1つ1つのメニューにこだわりましたね。試食会でいろんなコースを試食したんですけど、その中で自分たちが本当に感動したものを選びぬいてゲストにも出したかったので。3つぐらい基本のプランがあったんですけど、メニューを入れ替えたりして、自分たちのオリジナルのコースを課金して作ったという感じです。
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やってよかった!「家族の絆を実感できるセレモニー」

Yuumiさん:そうなんです。結婚式の前日に、すごく大型の台風がやってきてしまって。前日は、「もう結婚式できないかも」「みんな来れないかもしれない」っていう不安でいっぱいで。ふたりの家族には予定よりも1日早く上京してもらったりして、本当にバタバタでした。
それが、いざ当日を迎えてみたら、ほぼ全員が無事にパレスホテル東京に集まることができていて(感動)。中には車で9時間くらいかけて駆けつけてくれた方もいました。チャペルのドアが開いてみんな顔を見た瞬間から、もうなんだか「よかったー」みたいな気持ちで。ひと晩ずっと心配してたぶん、ものすごく安心して、私はずっと笑っていましたね。挙式にしては笑いすぎかなって思うくらい、ずっと笑顔でいました(笑)。
もちろん台風でよかったとは言えないんですけど、そのことを通してより絆や幸せを感じられたところはありました。それも含めて、心に残るいい式だったなぁっていうような。
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Yuumiさん:チャペル入場の前にやった「紅差しの儀」(母親が花嫁の口紅を塗るセレモニー)が印象的でした。ずっと笑顔だった私が、唯一涙してしまった儀式です。和婚でよく見る演出だと思うんですけど、どうしてもやりたいと思って、結婚式の2週間くらい前にプランナーさんに相談して急遽組み込んでいただいたんです。
父とはバージンロードを歩くけど、母と2人でのセレモニーがない。だから、無理を言って入れてもらったんです。時間調整とかかなり難しかったと思いますが、プランナーさんがすごく丁寧に対応してくれて。「紅差しの儀」は気持ちが一番エモーショナルになった忘れられない時間です。
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Premium編集部:やはり家族の絆を感じる儀式は感動しますよね。
Yuumiさん:本当にそうですね。あと、挙式の中で「家族結びの儀」っていうパレスホテル東京独自のセレモニーも行ったんです。挙式のとき、私たちとそれぞれの親が前で並んで、ふたりがそれぞれの親たちから、ふたりの小さい頃の思い出の写真や贈る言葉などを詰めこんだアルバムを手渡されて。最後は感謝と「これからもよろしく」という気持ちでお互いにハグをする……というセレモニーです。
私たちはそれまで、プロポーズや両家顔合わせなどでも、どちらかというと自然体でカジュアルにやってきたんですけど、結婚式でのそのセレモニーで「家族になったんだ」っていう実感が一気に湧いてきて。新しいスタートに対してあらためて気持ちが引き締まるような、すごく意味のあるセレモニーでしたね。
Yuumiさんのインタビューは次回『「おそろいじゃない結婚指輪」「ドレスは気分で即決しない」本当に価値があるものを求めた自分らしい結婚準備』に続きます。
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