
「憧れの高級腕時計が気になるが、どのくらいもつんだろう?」と思う人もいるだろう。
実際、時計には寿命がある。アイテムによりけりだが、一生ものとして共に過ごすなら、どんなアイテムを選んで・どう付き合っていけばいいのかなどをご紹介する。
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腕時計の寿命は? 一生ものってホント?

一生ものと言われることもある腕時計だが、本当のところどのくらいの寿命なのか気になる人も多いのではないだろうか。
実際のところ、腕時計はその種類によって寿命が変わってくる。下記は、代表的な腕時計の寿命だ。
| クオーツ式 | 10年程度 |
| 機械式 | 数十年程度 |
| ソーラー式 | 10年程度 |
種類によって寿命が変わってくるが、どれも丁寧な使用・保管と、定期的なオーバーホールで寿命を伸ばすことができる。特に「機械式腕時計」は、数十年から長いものだと100年もつものなど、まさに“一生もの”だ。次項からは、各種類ごとに詳しく説明しよう。
クオーツ式の寿命は約10年

「クォーツ式腕時計」とは、電池を動力源として水晶(クォーツ)を振動させ、秒針やデジタル表示を正確に制御する時計のこと。現在では世界中で広く普及し、多くの時計がこのクォーツ式をとっている。
クォーツ腕時計の寿命は一般的に10年程度とされている。
主な要因は内部の電子回路の劣化が挙げられる。定期的なメンテナンスや電池交換で使用期間を延ばすこともできるが、電子回路の劣化の場合は修理費も高く、部品の生産終了などで交換ができない場合もあるため、買い替えるケースも多いだろう。
機械式の寿命は数十年

「機械式腕時計」とは、電池を使わずにゼンマイの力を利用して時を刻む伝統的な腕時計のこと。ゼンマイを巻くことで生じるエネルギーが歯車やテンプを動かし、一定のリズムで針を進める仕様だ。手巻き式と自動巻き式があり、後者は腕の動きでゼンマイを巻き上げる。
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機械式腕時計の寿命は、適切なメンテナンスを施せば数十年以上持つこともある。
ただし、10年程度経過すると部品の劣化がみられるため、定期的なオーバーホールは必須。適切な使用と保管方法、そして定期的なメンテナンス次第で、何十年も使い続けられるのが機械式腕時計の特徴である。そのため時計愛好者やコレクターの間では、一生モノとして世代を超えて受け継がれるケースも多い。
ソーラー式の寿命は約10年

「ソーラー式腕時計」とは、太陽光などを電力に変換して動作する腕時計のことで、文字盤の下に配置されたソーラーパネルが光を受けて発電し、充電式の二次電池に蓄える仕様。
ソーラー式時計の寿命は一般的に10年程度とされている。
電池がないため長持ちするイメージがあるが、蓄電されている二次電池や電子回路の劣化が寿命につながる。止まるまでのスパンが短くなってきたら、まずは電池交換の目安としよう。
腕時計の寿命を延ばすためのポイント

腕時計の寿命を延ばすには、5つのポイントがある。
●電池・動力切れのまま放置しない
●保管場所に注意する
●磁気や強い衝撃を避ける
●日々のお手入れを欠かさない
●オーバーホールなどの定期メンテナンスを行う
●保管場所に注意する
●磁気や強い衝撃を避ける
●日々のお手入れを欠かさない
●オーバーホールなどの定期メンテナンスを行う
●電池・動力切れのまま放置しない
電池式のクォーツ腕時計や充電式のソーラー腕時計は、動力切れになった状態で長期間放置すると内部部品の劣化や液漏れが発生しやすくなることも。特に電池の劣化がムーブメントや電子回路にダメージを与える場合があるため、速やかな電池交換が必要である。
機械式腕時計の場合も、長期間動力が途絶えることで劣化が早まるリスクがある。一生モノの腕時計を守るためには、定期的な動作確認が重要だろう。
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●保管場所に注意する
腕時計の寿命を延ばすためには保管場所の選定が重要である。高温、多湿、直射日光、強い磁気などを避けることで内部部品の劣化を防げる。
保管場所に防湿剤を設置したり、耐磁ケースを活用することで長期間良好なコンディションを維持できるだろう。
●磁気や強い衝撃、水を避ける
腕時計は磁気や強い衝撃を受けると精度が大きく損なわれる場合がある。特に機械式腕時計は磁気に弱く、強い磁気はムーブメント内部の金属部品を磁化させ精度不良や故障の原因となる。
衝撃や水に関しても、時計は緻密な設計ゆえ、部品が損傷・劣化することがある。
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●日々のお手入れを欠かさない
腕時計を長寿命化するには日々のお手入れが不可欠だ。表面の汚れや汗、水分はサビの原因になるため、柔らかい布で拭き取ることが望ましい。
クォーツ、機械式、ソーラーのいずれも、ベルトやバックル部分も清掃し、皮脂や埃が溜まらないように管理することが重要である。
●オーバーホールなどの定期メンテナンスを行う
腕時計の寿命を本格的に伸ばすためには、オーバーホールをはじめとする定期メンテナンスが不可欠である。機械式腕時計は3~5年ごとのオーバーホールで油分の補充や部品の清掃・調整を行うことで、精度と寿命が大きく向上する。
クォーツ腕時計やソーラー腕時計の場合も、電池交換の際にムーブメントの点検や内部洗浄などを実施することで長寿命化が図れるだろう。
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一生モノの腕時計と出会うためのポイント

一生モノとして長く愛用できる腕時計選びにはブランドとメンテナンス体制の確認が重要となる。
一生モノの腕時計を求めるなら、正規販売店での購入がおすすめ。正規販売店はブランド公認の技術と純正部品を備えており、保証やメンテナンス体制が充実している。購入後のオーバーホールや電池交換といった定期メンテナンスも専門スタッフが担当し、長期的な寿命維持に対応可能だ。
万が一故障した場合も純正パーツで修理できるため、高級時計の資産価値やブランド価値を保ちやすい。安心して一生モノの腕時計を選ぶことができるだろう。
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腕時計の寿命を理解し、長く大切に使おう
腕時計は適切なメンテナンスや保管場所、磁気対策によって一生モノとして長く愛用できる資産である。自分に合った腕時計を選び、その時計の価値を維持しながら、大切に使い続けてほしい。お気に入りの腕時計と末永く素敵な時間を重ねていこう。







