30代は自分の裁量で仕事を進められるようになったり、部下をマネジメントする立場についたりする人が増えてくる年代です。そうなると、自分の言動やファッションが気になります。腕時計もそのひとつ。社会人としてのエチケットやステータスとしてとらえ始めるのではないでしょうか。初めて購入する際には、高級腕時計が備える「格」を重視して選びたいもの。デザイン面では優美さや上品さが漂い、「最高のセルフプロデュース」をしてくれる一本と出会いたいですね。ビギナー向けに各ブランドの定番モデルを中心に、シンプルなデザインの時計をピックアップ。収入がUPする年代であることから、価格は100万円まで幅を持たせてご紹介します。
■タグ・ホイヤー／ホイヤー モナコ キャリバー11 クロノグラフ
タグ・ホイヤーを代表するモデルが「モナコ」。1969年に世界初となる角形ケース防水時計として発表され、「角形時計の名作」とも言われます。1970年公開の映画「栄光のル・マン」で、主演のスティーブ・マックイーンが着用したエピソードはあまりにも有名。「レーシング・スピリット」を感じられ、車好きな人なら親近感の沸く一本に。「キャリバー11」では、高級感あるブルーの文字盤と、レッドの指針のアクセントが魅力。ブラックの革製ベルトと合わせると、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
￥680,400（税込）～
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■オメガ／スピードマスター プロフェッショナル
1969年、人類が初めて月面着陸した際にNASAのクルーが着用していたエピソードを持つ「スピードマスター」。「シーマスター」と並び、オメガの代表モデルとして不動の地位を築きました。ストラップは、宇宙飛行士仕様のもの。人類が初めて月に降り立った当時の伝統が、デザインにも引き継がれています。ヘサライトクリスタルガラスを採用し、キズに強く、日々のハードワークに耐えるタフさも持ち合わせています。
￥ 572,400（税込）～
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■ベル ＆ ロス／BR V2-94 ブラック スティール
ベル ＆ ロスと言えばスクエアケースが定番ですが、「BR V2-94 ブラックスティール」は丸型のデザインで登場。同ブランドの特徴である非常に高い視認性をもつブラックの文字盤が、大人の雰囲気を醸し出します。スーツでもカジュアルでも、どんなシチュエーションにおいても見栄えのすること間違いなし。ベルトは、ポリッシュとサテンという異なる仕上げがなされており、光の当たり具合によって豊かな表情を演出します。
￥ 615,600（税込）～
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■ブライトリング／クロノマット JSP
「クロノマット」は、ブライトリングを代表するモデルのひとつ。1984年の登場以来、自動巻きクロノグラフとしての地位を確立しています。「クロノマット JSP」は、その名の通り日本に向けたスペシャル・エディションで、希少性の高さも魅力的。突起のある目盛りである「ライダータブ」が付いたベゼルが特徴で、インデックスには蛍光塗料が施されているため、昼夜を問わず最高の視認性を実現しています。44mmの大型ケースで、着用時の存在感も抜群。
￥ 896,400（税込）～
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■カンパノラ／ムーンフェイズ 結弦
ケースは36mmと、性別に関係なく身につけやすいミドルサイズ。文字盤には、「月の満ち欠け」をイメージ。漆と螺鈿（らでん）で星空を、月からの波動を放射状に描きました。月に描かれたヴィーナスの顔が、毎月入れ替わるユニークな仕様も興味深い。カンパノラの「ムーンフェイズ」コレクションの中では、20万円台と比較的購入しやすい価格も魅力。一度見たら忘れられないようなインパクトのある個性的な一本です。
￥ 291,600（税込）～
■グラスヒュッテ・オリジナル／セネタ・エクセレンス・パノラマデイト
グラスヒュッテ・オリジナルは、ドイツで生まれた高級腕時計ブランド。「セネタ・エクセレンス・パノラマデイト」は代表モデルで、3針というシンプルなデザインと端正なルックスが魅力です。上品なサンレイ装飾を施したダイヤルがエレガンスと高級感を演出します。ガルバニック仕上げの文字盤がスタイリッシュで洗練された美しさを表現。上質な時間を大切に考える男性にこそ、身に着けていただきたい。
￥ 1,231,200（税込）～
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■■まとめ■■
30代はビジネスシーンでは重要な役割を担い、ビッグプロジェクトを任されることもしばしば。責任とやりがいも増す時期でもあります。身に着けるだけで自信がつく、存在感が抜群の大きめのケースや、シンプルながらも上品さが漂うデザインなど、30代が意識する「品格」を重視した時計をラインナップしてみました。これまでの社会人生活で築き上げてきた実績と信頼に裏打ちされた30代の自分にふさわしい「最高の一本」を見つけてみてください。
