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【人気美容師AYAMARに聞く】結婚式に映えるヘアカラーの選び方&ヘアケアアイデア

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ドレスを決めたら、次はヘア&メイク。特にヘアスタイルは小物選びもあるので、ドレス選びのときにイメージは持っておきたいもの。
ヘアカラーは色落ちしてしまうから直前のほうがいいと思いがちですが、カラーによっては回数を重ねて理想の色を作っていくので、余裕をもって決めておくことが大切です。
髪色を決めるポイントを人気美容師・AYAMARさんに教えてもらいました。

■教えてくれた人

AYAMAR(柴田紋奈)さん
東京・表参道の美容室aloe代表。毛髪診断士。髪の悩みや美髪のためのアドバイスを発信しているYouTube「AYAMAR美ヘアチャンネル」は、登録者数112万人超え。ヘアケアブランド「kaminii(カミニー)」をプロデュース。著書に『1分ヘア革命―読むだけで髪の悩みが消える本―』(KADOKAWA)がある。
AYAMAR美ヘアチャンネル https://www.youtube.com/@ayamar_hair

タイトなまとめ髪や和装にはツヤ重視のブラウン

結婚式を控えたお客さまからは「髪がきれいに見えるようにしたい」というオーダーが多いですね。お仕事をされている方も多いので、普段から落ち着いた髪色ということもありますが、暗めのブラウンを選ばれるかたが主流です。

とくに、かっちりとした印象のローシニヨンにしたい、和装に似合うヘアにしたいという人は暗めのツヤカラーがオススメです。
ブラウンにほんの少しパープルを混ぜると、ツヤが増して見えますよ。ほんのり温かみがあるブラウンは肌なじみがよく、血色もよく見えるので写真映えもバッチリ。

品よく見えるダークカラー。ツヤがあることで重く見えない。(写真/AYAMARさん提供)

毛束を引き出すゆるっとしたまとめ髪には明るめベージュ

髪を波巻きにしてからまとめたり、編み込みを入れたり、毛束を細かく引き出したり。ラフなまとめ髪にするなら、明るめベージュ系がオススメです
毛流れもきれいに見えますし、抜け感が出てオシャレ。アップでもダウンスタイルでも、軽やかな印象になります。

髪を明るく染めるにはブリーチをすると透け感が出てきれいですが、髪が傷むのでケアをしっかりしないとパサついて見えてしまいます。
ブリーチはしたくないけれど明るく染めたい場合は、式直前のカラーリングの2~3回前から明るい色で染め、本番2~3日前に暗い色を入れるとブリーチしているような透け感のある色に仕上がります。

透け感のあるベージュはやわらかい雰囲気になる。屋外でも光に透けてきれい。(写真/AYAMARさん提供)

編みおろしには立体感が出るハイライトを仕込む

編み目の立体感が引き立つように細かくハイライトを入れるのがオススメです。
私はスジを均等にせず、あえてまばらに入れるようにしています。ランダムに入れることで、自然な仕上がりになります。イメージは外国人の自然な陰影。

迷ったらお色直しのカラードレスに合わせる

白は何色にも染まるように、どんな色でも受け入れてくれます。なかなかヘアカラーが決まらない人は、カラードレスの色を基準に決めるのも手
たとえば、ネイビーなど濃い色のドレスにはハイトーンのベージュ、パステル系なら暖色系のブラウン。ドレスの写真を担当の美容師さんに見せて相談すれば、肌とのなじみを考慮しながら似合う色を提案してくれますよ。

理想の色は本番に向けて“育てていく”

色落ちが心配で、カラーリングを式の直前にする人が多いのですが、できればドレスが決まった時点でどんな色にしたいかを考えて担当の美容師さんに相談をしておきましょう。
普段、ヘアサロンでカラーリングをしたとき、「思った色と違うな」「すぐに色が抜けてしまう」と感じることがあると思います。ヘアカラーは1回で色がバッチリ決まるものではなく、何回か色を入れていくことでイメージする色に近づきます。回数をかけて色を育てていくんです。
ブリーチをすれば、思い通りの色になるかというとそうでもないんです。1回で決まる場合もあれば、2~3回必要になることも。また、初めてブリーチする人は、頭皮がかぶれるリスクもあるので前もって試しておくと安心です。

カラー後の髪はていねいに扱いツヤをキープ

色落ちや髪の傷みを防ぐために、ヘアケアも忘れずに行ってください。
カラー後のヘアケアのポイントは……

① 洗浄力がマイルドなシャンプーを使いましょう
② お湯の温度は少しぬるめに感じる39℃前後に
③ ドライヤー前はアウトバストリートメント、ドライ後はオイルで保護
④ 寝るときはシルクのナイトキャップをかぶりましょう


ドレスやヘアアレンジに似合う髪色にすることも大切ですが、髪が傷んでパサついていては、見映えがイマイチになってしまいます。髪のコンディションも本番に向けて整えていきましょう。


取材・文/岩淵美樹

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