心に残る結婚式の作り方 上質派編

weddingnote_title_3_PC.jpg
挙げたいのは、子どものころからあこがれていたラグジュアリーな空間での上質な結婚式。それなら一流のサービスと品格を備えたホテルウェディングを考えてみませんか?

そこで今回は、ホテル椿山荘東京で統括管理やプランニングに携わる渋谷美子さんにアドバイスをもらいました。利用者とスタッフの意見に常に耳を傾けている彼女だからこそ知る華やかさだけではないホテルだからできる上質結婚式とは?

今回お話を聞いたのは……渋谷美子さま(ホテル椿山荘東京 婚礼課長)

2人が安心して任せられるスタッフ選び

「想像してもらいたいのは、当日2人がいないときのゲストの様子。式の内容に気を配っていても前後の時間に不快な思いをさせてはいけません。2人が当日を安心して楽しむためには、自分たちが不在の時間を任せられる式場を選びましょう。椿山荘では、ウェディングスタッフだけでなく、ドアマンやフロントマンまで全スタッフがホテルならではのホスピタリティ研修を受けています。ゲストが常に心地よく過ごせるように、言葉遣いなど細かい部分にまで気を使っておもてなしをしています」。

さらに、準備段階でも両家の親族へのフォローについてアドバイスしてくれるなどの気配りと対応は、豊富な経験と知識をもつ一流のスタッフがそろうホテルだからこそ。

料理のおもてなしはゲスト1人ひとりに対応

「また、料理はゲストの満足度を左右するポイント。事前に全料理を試食できる式場だと納得してゲストにお出しできますよ」。たとえば椿山荘では全コース料理を事前に試食でき、その場でシェフに相談できる『シェフズテーブル』というサービスを行っています。
「ゲストそれぞれの状況に応じた料理を出すことも大切です。年配の方にはお肉のソースをあっさりしたものにアレンジしたり、場合によっては流動食のような形でお出ししたり。2人にゆかりのある素材を料理に盛り込んでもおもしろいですよね。料理でおもてなしの気持ちを表しましょう」。

料理以外でも遠方のゲストのために宿泊する部屋を用意したり、ベビーシッターを呼ぶことができたり、体調が悪くなった場合には常勤の医師がいるという点も見逃せません。

自分の家族と過ごす、最後の時間を大切に

さらに、新婦が気になるポイント、ブライズルームについてのアドバイス。「ただでさえ緊張する当日。あわただしい準備や自分の家族との最後の時間を過ごすブライズルームは、ゆっくりリラックスできる空間でなくてはいけません。椿山荘には広さ45平米で、2万坪の庭園が望める部屋を用意しています」。

また、ゲストの控え室もこだわったほうがよいのだとか。「友人と親族では、テンションが違うので部屋はちがうほうがいいでしょう。できれば、両家それぞれの親族が別に過ごせるよう3部屋あるといいですね」。

渋谷さんがとても心に残った結婚式とは?

今まで多くの式を見届けてきた渋谷さん。そんな彼女が印象に残っている式について聞くと。「庭園にある三重塔が改修された際に行った『平安婚儀』です。塔の前に婚礼舞台を作り、新婦は十二単を着て人前式を行いました。準備の段階で十二単を着付けるための資格保有者がスタッフの中にいること、彼ら自身も平安装束を着ようというこだわりに改めてスタッフのプロ意識の高さを感じました」。まさに、同ホテルのよさを凝縮した内容。

「企画力、実現力の高いスタッフと、演出力の高いロケーションや設備をフル活用できるのがホテルウェディングです。平安婚儀はホテルから提案したプランでしたが、新郎新婦の2人が望むことを形にしていけばオリジナルのプランはできあがります。どんなわがままも迷わず言ってみることから上質結婚式作りははじまりますよ」。

今回取材をしたのは……「ホテル椿山荘東京」

閑静な目白の森に佇む「ホテル椿山荘東京」。都内屈指と称えられる様々な花や樹木が四季の彩りを添える、広大な日本庭園が人気です。祝福の舞台となる披露宴会場は、専用のガーデンテラスつき邸宅風バンケットからシャンデリアが輝くクラシカルな会場、和装が映える本格料亭まで多彩にそろいます。

歴史あるホテルならではの行き届いたおもてなしと、洗練された最上級の空間でふたりが思い描いたスタイルのウエディングをオーダーメイド感覚でかなえます。

詳細・見学予約はこちらから

< 心に残る結婚式の作り方 こだわり派編  |  一覧へ戻る  |  エリア別観光スポットを紹介! 家族で楽しめるリゾートウエディング >