Part3　「ウエディングドレスコーディネート」のプロ編　曽田里花さま（ノバレーゼ）1/2

あこがれは否定せず、着たいドレスのイメージを大切に

「プリンセス・Ａライン・エンパイア・スレンダー・マーメイドなど、ひとことでウエディングドレスといってもさまざまな形があります」とドレスの基本形について教えてくれる曽田さん。

「しかし、最近はＡラインとマーメイドのミックスなどドレスのスタイルが多様化してきて、形の境目はあいまいになっています。そのため、体型や身長によって選択肢を狭める必要はありません。自分でこの形は似合わないだろうと決めつけるよりも、こんなドレスを着たいというポジティブで素直な想いが大切。最近の傾向として、個性を大切にしたいという新婦の方が増えていますが、身長や体型ではなく着たいドレスのイメージや挙げたい結婚式のイメージを大切に選んでいくことで、よくあるスタイルや誰かのマネではない自分らしく美しい新婦になれると思いますよ。」

会場の雰囲気、式の規模などを伝えよう

一方で、着たいドレスのイメージをうまく伝えられる自信がない人も多いはず。「"シュッとした""ふわっとした"などアバウトな言葉でいいんですよ。そのキーワードをもとに選んだドレスを試着して感想を伝えることで、一緒にイメージするドレスに近づけていけばいい。また、海外セレブのレッドカーペットの写真など、ブライダル以外でも好きな世界観をスクラップしておくとイメージを共有しやすいですよ」。

ほかにも曽田さんがドレス選びの際に必ず聞いていることがあるのだとか。「結婚式会場の広さや環境、ゲストの人数と顔ぶれ、式の時間帯、希望する式の雰囲気などを聞いています。新婦自身が動き回るかなどによってドレスの形は変わりますし、親族や年配の方がゲストに多い場合は、斬新なデザインは避けたほうがいいかもしれません。」。

アレンジで変化を持たせるお色直し術とは？

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